夏目金之助(漱石)『トリストラム、シヤンデー』(1897年)


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●このテキストについて

初出:『江湖文学』第4号(江湖文学社、1897[明治30]年3月5日発行)

底本:夏目金之助『漱石全集 第十三巻[英文学研究]』(岩波書店、1995年)61-77ページ

電子テキスト入力:内田勝(uchida.masaru.m7@f.gifu-u.ac.jp

テキスト公開:2002年12月4日
注釈版公開:2003年1月8日
注釈版最終更新日:2009年12月15日[1918年版『漱石全集』へのリンク追加]

このページは、ウェブサイト『電脳空間のローレンス・スターン』(http://www1.gifu-u.ac.jp/~masaru/Sterne-J.html)の一部です。

なお、国立国会図書館近代デジタルライブラリーのサイトでは、『漱石全集 第10巻 初期の文章及詩歌俳句』(漱石全集刊行会、1918[大正7]年)に収録された「トリストラム・シヤンデー」を画像ファイルで読むことができます。

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●表記・画像について

*本文中のルビについては、底本に従いました。ただし底本では『漱石全集』編集部による現代仮名遣いのルビを〔 〕に入れて原文のルビと区別していますが、この電子テキストでは区別していません。「洋袴」に「ヅボン」とルビが振られているところ、「靄」に「モヤ」とルビが振られているところ、および「角」に「カド」とルビが振られているところだけが、漱石の原文のルビです。

*本文中の/\は、二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)を表わしています。

*本文中の※は、底本では次のような漢字(JIS外字)が使われています。
愚僧の頭は※[穴/(瓜+瓜)]みて候、

第3水準1-89-53
蝶※[金+交]の毀れたるを顧みず、

[注釈]

第3水準1-93-13
※[女+尾]々叙し来つて 

[注釈]

第3水準1-15-81

*本文中の日本語の斜体字は、底本では傍点「ヽ」によって強調されている語句を表わしています。一回だけ使われている白丸傍点「○」については、強調された語句を斜体字にするとともに語句の後に「゜」を付けて表わしました。なお、英語の斜体字は底本でも斜体字です。

*本文中に挿入された曲線の画像は底本のものではなく、スターンの『トリストラム・シャンディ』初版に挿入された曲線の画像をもとに、おそらく漱石自身が描いたと思われる底本の画像に合わせてスターン版にはない数字を書き入れるなど、私(内田)が若干の変更を加えたものです。もとのスターン版の画像は、私が管理するウェブサイト『Tristram Shandy Online』から取りました。なお、国立国会図書館近代デジタルライブラリーのサイトでは、『漱石全集 第10巻 初期の文章及詩歌俳句』(漱石全集刊行会、1918[大正7]年)に収録された曲線の画像を見ることができます。

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●注釈について

注釈は私(内田)が各種辞典・事典を参考にして付けました。ご意見は uchida.masaru.m7@f.gifu-u.ac.jp までお寄せください。なお、事典類以外で参考にしたのは次の文献です。

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