機器一覧
粘弾性測定装置(Viscoelasticity Measuring Instrument)
TA Instruments Q800KG (動的粘弾性測定装置(DMA))
設置場所:機器分析室3
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装置の概要 DMAは固体材料の粘弾性特性を測定する一般的な測定装置である。材料の弾性と粘性の両方の性質は2つの正弦波(入力と出力)間の位相差で正弦波の歪(応力)と正弦波の応力(歪)を課して調べることができる。位相角は純粋な粘性材料では0º、純粋な弾性材料は90º。動的粘弾性材料では変形の割合に応じて0 ~ 90ºの間の位相角を示す。粘弾性パラメータは、変形の振幅、周波数、時間、温度の関数として測定され、各々の重要な測定例が示される。 非接触式で、応力を正確にコントロールするリニアドライブテクノロジーや低摩擦であるエアベアリング等の最先端技術を搭載している。歪は感度と分解能の高いオプティカルエンコーダテクノロジーを使って測定する。Q800 KG は一段と高い性能を有し、特に複合材料のような固い材料に最適である。 |
TA Instruments AR-G2 KG (レオメーター)
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装置の概要 ストレスレオメーターは応力(ストレス)を制御して主に液体サンプルの粘弾性特性を測定する装置である。米国ティー・エイ・インスツルメント社製 AR-G2 KGは、幅広いトルク範囲、優れた歪分解能、広範囲な周波数等の特徴を持ち、低粘度溶液、溶融ポリマー、固体、反応物質等、その応用は広く多種多様な粘弾性測定に対応できる。AR-G2 KGは超低ナノトルクコントロールを可能にする磁気浮上方式ベアリングテクノロジーを世界で初めて採用したレオメーターである。ドラッグカップモーター、スマートスワップジオメトリ、イーサネットコミュニケーション等色々な特徴がある。数々の点で改良されたAR-G2 KGの性能は突出しており、最も先端を行くストレスレオメーターといえる。 |