2013サマスクチューター感想文 応用生物科学部2年 T. C.
サマスクチューターをやろうか、このようなサマスクの制度が岐阜大学にあることを知ったときは正直、悩みました。勉強や私生活との両立や、チューター業務など大変なことが多い。しかしチューター経験者から、やりがいと楽しさは大きいという話を聞き、新しいことに挑戦しよう、国際的な交流や観点も持ちたいと思い今回初めてチューターをやることに決めました。
結論からいえば、あのときやると決めてほんとによかったです。今までにない経験ができ、新鮮で貴重な日々をすごすことができました。外国人と交流する機会がほとんどなかった私にとって、サマスク生と共同生活するというのはほんとに未知の世界でした。最初は言葉の壁もあるし、接し方もわからないことに不安でした。学外研初日、サマスク生とチューターの何人かがスウェーデンのカードゲームで遊んでいたのですが、私がホールにはいっていくと、カードゲーム一緒にやる?といってルールを説明しながら遊んでくれてとても嬉しく、そしてほっとしたのを覚えています。
はじめこそサマスク生はわからない日本語が多くて、言いたいことをお互いうまく伝えられずに、長い時間かかって理解することも多かったですが、いつのまにか上達していて、サマスク終了時には私が友達に喋る感覚で話しかけても会話ができるようになっていました。なかには、方言までしゃべれるようになっていたり、だじゃれも盛り込んで会話していたりほんとに驚きでした。
サマスク生のみんなと一緒にいて、日本は好き?と訊くまでもないくらい、みんなの日本への愛がつたわってきました。浴衣を嬉しそうに着ていたり、漫画を大量買いしたり、名所巡りにでかけたり・・・日本はずっとあこがれで、ずっと行きたくて勉強してようやく夢が叶ったんだとはなしてくれた子もいて、それをきいたときはほんとに嬉しかったです。日本を愛してくれている人がたくさんいることを知って誇りに思いました。それから、そんな日本でもっと思い出をつくってほしい、一緒に思い出をつくりたいと強く思いました。パーティーや、日常をとおして、私自身、多くの友達や思い出をつくれて、ほんとによかったです。
また、日本で当たり前だと思うことが外国ではそうではないというギャップも多々あり、自分の視野をひろげるのにもいい経験になりました。今まで以上に国際的な方向に興味がわきました。
それから、チューター経験者、チューターの仲間にはほんとに感謝です。わからないことも大変なことも多かったけど、みんなのおかげでがんばれたし、楽しかったです。そして、いつもサマスクどう?困ったことない?と気にかけてくださった先生方に感謝です。サマスク生のみんなにも、友達になれて、楽しく濃い2ヶ月をともにしてくれたこと、感謝です。ほんとにありがとうございました。