研究内容

研究の基本スタンス

材料-構造、実験-数値解析のシームレス化

先端的補修材料(超高強度ひずみ硬化型モルタル)の開発と実用化

超高強度ひずみ硬化型モルタルを開発し,補修材料としての展開を行っています。

材料の優位性

(1) 高引張強度、高靭性

(2) ひび割れ分散性

(3) 高い物質移動抵抗性

10%塩水に28日間浸漬した後の塩化物イオン侵入状況

UHP-SHCC
普通コンクリート
(W/C = 56%)

壁高欄の表面保護

港湾構造物の表面保護

【施工事例】港湾構造物の表面保護

早期復旧工法の開発

補修後載荷時の荷重-変位関係
(UHP-SHCC)

材料開発~設計~施工
~維持管理支援数値解析手法の開発

短繊維を離散化した数値解析により、充填解析から硬化後の破壊解析、耐久性解析手法 の開発を行っています。

短繊維を離散化した構造解析への接続

製造~施工~維持管理までを考慮したライフスパンシミュレーションの開発

橋梁のモニタリング手法の構築
(FRPセンサ)

橋梁等におけるひび割れ開閉の履歴を残すひび割れセンサを開発し,維持管理に貢献します。

ひび割れ幅と反応状況

PC構造物への適用

荷重作用時
(ひび割れ開口)

除荷時
(ひび割れ閉口)

地震時の損傷履歴の評価への応用

ひび割れの自己治癒

ひび割れの自己治癒による物質移動抵抗性の回復について研究しています。

閉塞したひび割れの例

ひび割れの閉塞(電子顕微鏡)