講演会・交流会「学生時代のこれが決め手!先輩から学ぼう!」を開催(2023年11月4日)

2023年11月4日(土)、「ぎふ理系女子はばたき応援プロジェクト」の取組の一環として、講演会・交流会「学生時代のこれが決め手!先輩から学ぼう!」を開催しました。
当日は、対面会場(岐阜大学)およびオンラインによるハイブリッド形式にて開催し、中高生やその保護者、教員、大学生など73名が参加しました。

第1部の講演会では、エンジニア、研究者、経営者、教育者として活躍する5名の方々がご自身の進路選択の経験や現在の仕事(研究)の内容、やりがい、若い世代へのメッセージなどについて熱く語りました。
株式会社デンソー川口 智美 氏は、学生時代の興味や得意な教科、海外での研究生活、現在取り組んでいる開発などについて紹介したほか、文系/理系を問わず仲間とコミュニケーションをとることの大切さについて語りました。
岐阜大学工学部高井 千加 准教授は、ご自身の研究対象である「粉」が私たちの日常生活にどのように役立っているのか、また研究者になるまでの道のりについて写真やイラストを用いながらわかりやすく話してくださいました。
岐阜大学応用生物科学部山本 朱美 教授は、高校時代に読んだ新聞記事が進路選択のきっかけになったことや大学進学から大学教員に至るまでの進路選択のご経験、経済動物の飼料に関する研究内容などについて説明しました。
株式会社光機械製作所西岡 慶子 代表取締役社長は、少子高齢化や産業構造の変化、日本の競争力などについてデータを示しながら説明したうえで、女性や若手、外国人、文系/理系など多様な人材が活躍できる自社の取り組みについて紹介しました。
最後に、岐阜大学工学部植松 美彦 学部長が登壇し、工学部で学ぶことができる多岐にわたる分野の紹介や女性エンジニアに対する企業の期待などについて熱く語りました。


第2部の交流会では、参加者が5グループに分かれて(オンライン参加者はオンライン上にて)5名の登壇者を囲んで交流会を開催しました。交流会では、リラックスした雰囲気のなかで、参加者が学生時代の過ごし方進路の選び方などを登壇者に直接質問することができました。交流会の最後には、各グループで話し合った内容を参加者全体で共有しました。

参加者アンケートでは、「大学卒業後のキャリアについて具体的に聴くことができた」「中学校や高校で研究者や企業の方のお話を聴く機会を設けたいと思った」「登壇者のお話がどれも面白かった。学校に持ち帰って生徒に伝えてあげたい!と思える言葉がたくさんあった」「力をもらいました」などの感想が寄せられました。

講演会

講演会

参加者との交流会

2024年01月31日