生体信号(脳波・眼電・筋電・心電・皮膚電位)の計測分析

生理状態を可視化するための基礎から応用まで

このような学問です

人の思考・認知により変化する脳波、目が動きにより生じる眼電、筋肉の動きにより生じる筋電、ストレス状態により変化が生じる心電・皮膚電位、計測法から分析法まで理解・体験できます。

社会での応用先はこのような分野です

近年、消費者の生理学的な反応を定量的に分析して製品開発や販売促進につなげるニューロマーケティングや、特定作業/運動に対する生理的な分析により作業/運動の問題点を明らかにし、その改善につなげるニューロコンサルティングが注目されています。

このような講義内容です

本科目では、脳波・眼電・筋電・心電・皮膚電位の電子回路レベルの構成から計測方法、実験システムの構築方法(3DVR感覚提示装置や運動計測装置の装置との連動)、分析方法、生理的指標の見方まで、網羅的に説明します。

講義方法に特徴があります

生体信号計測は様々なノウハウの塊とも言えますので、計測デモを通してそのノウハウを把握できるメリットと、これまでの研究を通し作成した回路・プログラムなど提供できますので、講義後はそれらをテンプレートとして活用することも可能です。

所属 : 工学部機械工学科 知能機械コース
講師 : 准教授 松下 光次郎

岐阜大学工学部准教授。スマート生産(IoT・無人搬送車・3DAR作業支援)や福祉ロボット(脳波・筋電・眼電・心電インターフェース)の研究に従事。研究方針として、現場を訪問しニーズを把握した上で、ソフト・ハードを合理的に組み合わせたシステムを提案・試作し、現場人と共に試行錯誤を繰り返すことを重視しております。

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