静的型付き関数型プログラミング言語
プログラミングの本質に迫る関数型パラダイムを習得する
このような学問です
関数型プログラミング言語はHaskell や OCaml に代表される近年爆発的に普及しているプログラミング言語の一派で、信頼性や簡潔さなどの性質を備えているほか、特有のプログラミングスタイルにより保守性の高いソフトウェアを構築するテクニックが生まれています。
社会での応用先はこのような分野です
関数型言語の特徴はJavaやC#等の他のプログラミング言語に取り入れられたりF#, Scala, Swift, Kotlin や Rust 等の新しい言語にも強い影響を与えています。これらの言語は主に産業界が主導して開発されています。
このような講義内容です
OCaml言語やHaskell言語を題材に、関数型プログラミングの基礎としてリストや高階関数、代数的データ型を用いたプログラミングを習得します。さらに、型クラス、モナド等を用いたドメイン特化言語のテクニックにより,高い再利用性・モジュール性を持つソフトウェア構築技法を習得します。題材としてWebアプリケーション等を取り上げます。
講義方法に特徴があります
他のプログラミング言語の知識を前提として、演習を通して高度なプログラミング技術を体得します。
所属 : 工学部電気電子・情報工学科 情報コース
講師 : 助教 今井 敬吾
プログラミング言語理論を専門とし、様々なプログラミングパラダイムの産業応用に興味を持つ。著書にScala実践プログラミング (秀和システム)、型システム入門(オーム社、共訳)がある。