10月31日に行われた原教授の出前講義の実践編として、「環境DNAから生物を推定しよう」というテーマで講座を開催しました。
講座には岐山高校の2年生80名が参加しました。
生徒のみなさんは、Pythonというプログラミング言語を使って、環境DNAをもとに生物を推定するミニ実験にチャレンジしました。また、DNAがRNAに転写される流れを確認したり、コドン同士の違いを「ハミング距離」という方法で比べたり、バラバラのDNAの断片から生物を特定する仕組みを学習しました。さらに、プログラムを動かすだけでなく、数字を変えて結果がどう変わるかを試したり、「なぜこうなるのか?」と考えたりしながら、データサイエンスの視点を体験しました。
講座後には、「生物の授業で習ったことをプログラミングで理解できておもしろかった」「DNAやアミノ酸の並びを少し変えるだけで結果が変わるのことがその場ですぐに分かってすごい」といった感想があり、楽しみながら学ぶ様子が見られました。
実施内容
「高校でプログラミング演習講座 ~環境DNAから生物を推定しよう~」
開 催 日:2025年11月7日
開 催 場 所:岐阜県立岐山高等学校
参 加 者:2年理数科(2クラス80名)
講 師:
岐阜大学工学部電気電子・ 情報工学科情報コース 教授 原 武史
岐阜大学工学部電気電子・ 情報工学科情報コース 助教 角田 有
岐阜大学工学部 非常勤講師 村山 聡江(株式会社タノキバ)
岐阜大学工学部 キッズプログラミング研究会

