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本学部の社会学の教授であられた 山崎仁朗(きみあき)先生が本年の1月8日志半ばにして、ご逝去されました。

 それにともない、先生の研究室には、先生が今まで携わってみえた研究の書籍や資料が大量に残されました。
先生が共同研究されたものや、後を託されたものはその方々に引き継いで頂きました。

 今回、それ以外の残された書籍や資料を、当センターにて、保管することとなりました。その目録をネットでPDFにて公開させていただきます。
先生の残された資料は、フィールドワークの原資料、聴き取りのメモ、参加された審議会等の資料等大変幅の広ものです。
 先生の学生時代から今に到るまでのフィールドワークの記録、関わられたまちづくりの記録、その参考資料等は、先生が、精力的にされた研究の数々を目の当たりにすることになります。

それを地域・テーマごとにまとめて目録作業を行いましたが、もう少し時系列にも気を配る必要があったと反省しています。

 大学の地域学実習をはじめとする聴き取り調査の原本等、個人情報の観点からすれば、非公開というものになるのかもしれませんが、その多くは、毎年発刊される地域学実習報告書というものに反映されています。
けれど又別の視点を持って、地域を見たい時、先生が集められた原資料はきっと役立つものであろうと思います。

調査研究をするに当って、綿密に集められた資料の数々…、大洞団地で言えば計画の段階からの新聞記事、モノレール計画の発案から頓挫するまで、愛知万博の海上の森の自然保護の問題などは、よく収集されたものであると思います。

又書籍についても、研究のフィールドを日本各地に求めてみえた関係で、北は北海道から南は沖縄までのもの、又岐阜のものについては、このような本を良く探し出されたと思われる様な本もありました。