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徳山ダム


当日立ち寄った「徳山会館」の方が、是非行くといいとすすめて下さったのは、徳山会館から車で行けば十分もかからない場所でした。林道のゲートのような扉が半分だけ開いており、小さな落石もあるような道でしたが、途中に滝があり、ここ数日の雨のせいか、飛沫をあげて勢いよく流れ落ちる様は、一服の清涼剤のようでした。

さらに進んで行きついたのは、かつての上開田(かみかいでん)地区を見下ろす場所でした。すぐ脇に六社神社の跡地が残っていました。 「又違った景色が見えますよ」と徳山会館の方がおっしゃられた意味がよく分かりました。 揖斐川の川筋ではなく、支流の西谷川の上流にあった戸入(とにゅう)・門入(かどにゅう)地区が見渡せたことと、すぐ近くの山が、開墾されたようになって不思議だったのですが、徳山ダム管理所のパンフレットで、この場所はコア山といってダムの堤体を作るときにダムの中心部に使う粘土を採取した場所なのだとわかりました。現在は元の山の姿に戻すように、ススキの種をまくなどしているとのことでした。

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