TOP>飛山濃水>瑞龍寺山ハイキングツアーⅡ

 


この瑞龍寺山(水道山)に上った時、それは金華山よりはるかに低い位置ではありますが、濃尾平野を見渡すことのできる、素晴らしい見晴でした。
南に目をやれば、天気が少し悪いのですが、それでも名古屋駅のタワーが確認できます。
遥か西には伊吹山系が終わり、養老山系が始まる場所 関ヶ原が望め、こちら側の人間はあそこを突破すれば都があると考えたでしょうし、西から琵琶湖と山の間の道を通って、関ヶ原を越えた時、そこに広がる濃尾平野の大きさにはきっと目をみはったことと思います。
織田信長が金華山から京を目指した気分、それよりもはるか以前にここから豊かな国ができていったこと等、その景色をみれば何となく納得させられるものがありました。
まだ史跡としての認知は低く、説明する看板等も恒久的なものではなく(来年度にはできるそうです)、よく来る方も、そんな場所とは知らず、座るのにちょうどよいからここでお弁当を食べたとか、そんな話も出て来ました。戦国時代だけではない岐阜のまち、そんなことをもっと知りたいと思うようになりました。


そこから、ちょっと急な山道を下ると梅林公園にたどりつきます。
岐阜の方なら御存知の公園でしょうけれど、白梅・紅梅が早咲き・遅咲きと時期をずらして咲いています。
一斉に満開になるわけではないのですが、その分長い期間梅を楽しむことができます。
昼食は近くの「卯の里」というウサギの暖簾のかわいいお店でいただきました。梅の期間中は予約しないと食事はとれないそうで、値段に比して、品数も多くて、一工夫手を加えられたお料理はとてもおいしかったです。
満腹になって、冷えた体も温まって、少しだけ午後の日差しの戻った梅林公園を散策しました。

今回は、梅林公園梅まつり実行委員会の主催で行われました。この梅まつりも地元の方々の並々ならぬご尽力で今年もこの週末(3月15日16日)に行われます。
山麓の瑞龍寺は普段は臨済宗妙心寺派の禅道場として公開されていないのですが、この二日間は一般公開があるそうです。
この週末は天気もまずまずのようです。出かけてみたいと思います。

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