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●地域資料・情報センターとは

 2002年度・03年度の文部科学省特別事業費,および岐阜大学の学長裁量経費により設置されました。
県内の自治体の保有する各種行政情報等を収集・整理することを通じて、学内における研究活動に資するのみならず、広く自治体関係者・住民の皆さまに
利用しえる地域に関する情報センターとして機能の整備を進めています。
 このセンターの活動をより広範にかつ多面的に展開するために、付属図書館・教育学部附属郷土博物館との連携を図っています。

●事業の内容

  1. 岐阜県内の市町村(合併前の時点から)から収集した総合計画・各部門計画・統計資料等と、センター経費によって購入した自治体史・岐阜県関係文献等
    約1300点をデータベース化し、インターネット上で公開して学内外からの検索サービスを開始しています。( 詳しくは、資料検索へ)
  2. 教育学部郷土博物館が保管している古文書等を長期的に保存・活用していくために、資料を解読し、目録をとった上で、中性紙の封筒に入れ、
    さらに長期保管に耐え得る整理用の箱に収める整理・保存作業を05年度からを進めています。
  3. 継続的な自治体行政学・まちづくり・県内資料・統計などの収集と合わせて,(社)地域問題研究所(名古屋)より大量の地域計画,自治体調査,
    統計などの寄贈を受けて、順次,整理とデータベースへの入力作業を進めています。
  4. (長良川河口堰建設反対運動の資料として、
    • 訴訟の原告団の中心人物であられた故・村瀬惣一さんのご家族より、運動や裁判資料に関わる資料をご提供いただきました。
    • 長良川河口堰差止訴訟の第一次裁判の弁護人を勤められた小出良煕弁護士より訴訟資料を寄贈いただきました。
    • 淡水魚の研究者で環境保護の立場より河口堰建設反対運動に取り組まれた川那部浩哉先生(前滋賀県立琵琶湖博物館館長)より、1990年代を中心とした
      資料を寄贈いただきました。
    • 反対運動に係わられた水崎節文先生の資料等も寄贈いただきました

これらの整理作業を進め、順次公開していく予定です。