クスノキ(C. camphora)楠,楠木
クスノキ科(Lauraceae) クスノキ属(Cinnamomum)
常緑広葉樹 高木 両性花
【分布】アジアの暖温帯域。東海以西の西南日本に広く見られるが,自生ではなく有用樹種として持ち込まれたものが一部半野生化したものと考えられている。
【葉】単葉全縁 互生 葉脈は典型的な3行脈で分岐基部にダニ室の膨らみが目立つ。
【その他】クスノキ科一般に精油成分による強い香りをもつことが多く,クスノキからは樟脳(=カンフル。カンフル注射,カンフル剤などのもと)を採取する。同属に香料のシナモン(ニッキ)を取るカシアや,セイロンシナモンをとるセイロンニッケイなどがある(植田 邦彦)。
所在
【本部エリア】正門バスロータリー北側 > 樹木No.29