植松研究室では機械や構造物を構成する材料の"疲労(Fatigue)"に関する
研究を行っています.
疲労とは,1回では破壊を引き起こさない外力でも繰り返し作用することに
よって材料が損傷を受け,最終的に破壊(疲労破壊)に至る現象です.
破壊事例のほとんどが疲労によるものであるといわれています.実際これまで
古くは車軸から,近年では航空機や自動車に及ぶ様々な部材や構造物で疲労
破壊が生じています.一旦重要な機械・構造物が疲労破壊を生ずると多大な経
済的かつ人的被害を被ります.したがって,それらがその機能を全うできるよう
に設計,または稼働中の安全性・信頼性を管理・維持しなければなりません.こ
れは”ものづくり”が根幹である機械工学を学ぶ者の使命と考えられます.材料の
疲労に関する研究はこうしたことに直接貢献するものであり,機械工学における
最も基礎的かつ重要な分野です.
最終更新日:2024/4/26
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平成26年度JKA研究成果
詳細(PDFファイル; 1.21MB)
平成25年度JKA研究成果
詳細(PDFファイル; 0.62MB) 概要(PDFファイル; 1.55MB)
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