
強度の非線形特性を数多く含む油圧システムに対応できるよう,不感帯要素,飽和要素など,各種の代表的な非線形要素をあらかじめ登録しました.
Fig.3にそのライブラリを示します.
非線形ならびに無駄時間要素以外の関数要素(線形要素)は,すべて伝達関数によってその数学モデルを与えます.Fig.4に伝達関数の一例を示します.また,Fig.6はその伝達関数の設定画面を示します.
シミュレーションに関わる油圧システムに固有の問題点として管路要素に対する対処法の困難さがあります.
管路要素の数学モデルとしては,比定常粘性モデルを採用してはじめて高精度の解を得ることができますが,BDSPではこの点の対処がなされています.Fig.5に管路要素の設定画面を示します.この画面で管路に関する各種のパラメータを入力します.
管路要素については,剛体壁の管路のみならず,粘弾性壁の管路要素についてもシミュレーションを行うことが出来ます.
BDSPの紹介 PARTU
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