私どもの研究室(流域管理学研究室・水資源環境学研究室)は岐阜高等農林学校にまでさかのぼる歴史を持ち,幾多の優秀な人材を世に送り出してきたと自負しております.しかし,岐阜大学応用生物科学部(農学部)では,旧来の大学組織のように代々の教授が研究室を引き継いでいくという小講座制が崩壊し,代わりに各教員が少人数の学生を集めて研究指導を行うという個人研究グループ制というべきものに移行しつつあります.その結果,これまでの綿々と引き継がれてきた研究室という概念は薄くなり,OB・OGとの交流も極めて限られるようになってしまいました.実際に,私(平松)も平成14年に着任いたしましたが,板垣教授以前の先生方とはほとんど面識もなく,着任以前のOB・OGの方ともわずかながらの交流しかありません.
平成20年3月には板垣教授が定年を迎え,一層,OB・OGとの人間関係が希薄になるのではないかと危惧をしておりましたところ,板垣先生と数名のOB・OGより正式なOB・OG組織を結成しようとのご提案がありました.また,若手OBの矢田氏より,その名を「若鮎会」としたいとのご提案がありました.
現状や私の力量などを鑑みて,大したことはとてもできませんが,年に数回(新歓,忘年会,追い出し)のコンパや年に2回ある大ゼミにご参加いただき,OB・OG,学部生,大学院生,教員の交流を図ることを目標として,ここに「若鮎会」を発足させたいと存じます.
若鮎会は流域管理学研究室/水資源環境学研究室あるいはその前身の研究室・講座のOB・OGおよび学生と教員によって構成されますが,参加の是非は全くの任意とし,大ゼミやコンパなどの連絡を行うために連絡先をお知らせいただくことを参加資格とさせていただきます.なお,若鮎会では,会報発行,会費の徴収,総会といった組織然としたことは一切いたしませんことを申し添えておきます.
ご参加いただけるOB・OGの方はまでご連絡下さい.
(連絡期限などは一切ありません.)
(文責平松,平成20年2月26日)