ABOUT US

当研究グループは、2023年10月に九州大学から岐阜大学に移籍しました。今後ともよろしくお願いします。
生命の基本単位である細胞が細胞としての「かたち」を維持するためには、外界と細胞内あるいは細胞内の小器官 (オルガネラ)を区画化する膜構造が必要となります。膜構造は単純ではありません。生体膜は数万種類の膜脂質で構成されており、しかも細胞内の存在する場所でその組成が大きく異なることが知られています。なぜ、こんなに種類が必要なのでしょうか?
膜脂質の構造多様性を含む生体膜の複雑な秩序は、様々な遺伝子によって調節維持されています。そこで当研究室では、生体膜脂質の超多様性と細胞の多機能性獲得の連関性を、分子遺伝学的アプローチにおいて大きな利点を持つ出芽酵母を用いて調べることで、「生体膜脂質の構造多様性の生理学的意義」を追求する研究を行なっています。特に、「スフィンクスの謎」とも例えられる謎多き膜脂質、スフィンゴ脂質に着目した研究をおこなっています。
キーワード:脂質生化学、酵母分子遺伝学、生体膜、スフィンゴ脂質、セラミド
研究室の紹介動画はこちら↓↓↓
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NEWS & TOPICS
2025.11
岐阜大学応用生物ホームカミングデー2025で谷が講演を行いました
2025.10
学部3年生3名がメンバーに加わりました
2025.09
D1の杉原さん、M1の須藤君がGlyco-Core Symposium 2025 (名古屋)で発表しました
2025.09
D1の杉原さん、M1の長嶋君、須藤君が酵母遺伝学フォーラム (千葉)で発表しました
2025.08
樋口君 (2024年度卒)とD1の杉原さんが共筆頭著者の論文がFEBS Open Bioに掲載されました (岐阜大学プレスリリース)
2025.06
谷が第67回 日本脂質生化学会 (東京)で発表をしました
2025.05
D1の杉原さん、M1の長嶋君が第89回日本生化学会中部支部例会 (名古屋市立大学)で発表しました
2025.04
九州大学の伊東 信 先生、石橋 洋平 先生との共同研究成果が、PLOS Pathogensに掲載されました (九州大学プレスリリース)
2025.04
「細胞」に総説「複合スフィンゴ脂質の量的、構造的破綻から細胞を救済する機構」が掲載されました
2025.04
杉原さん、須藤君が研究室メンバーに加わりました
2025.04
2025年度がスタートしました。研究室名が「環境微生物工学研究室 ゲノム微生物学分野」から「
微生物化学研究室 分子微生物学分野」に変わりました。今後ともよろしくお願いします
2025.04
松崎さん (2023年度卒、九大)が筆頭著者の論文がFEBS Journalに掲載されました
2025.03
共同研究先のM2の杉原さんと谷が日本農芸化学会 2025年度大会 (札幌)で発表しました
2024.11
International Journal of Molecular Sciences (Special issue: Advances in Sphingolipids)に総説が掲載されました
2024.11
M2の樋口君、山内君と谷が第97回日本生化学会大会 (横浜)で発表しました
2024.10
「細胞」に総説「スフィンゴ脂質の代謝異常リスクに対する生存戦略」が掲載されました
2024.10
応用生物科学部主催の令和6年度 中学生のための体験化学講座「あなたも科学者!」で、「細胞の中のオルガネラを見てみよう」という講座を開催しました
2024.10
学部3年生3名がメンバーに加わりました
2024.09
谷が第17回 セラミド研究会学術集会 (順天堂大学)で発表をしました
2024.09
M2の樋口君、山内君が酵母遺伝学フォーラム (香川)で発表しました。樋口君がポスター発表賞を受賞しました
2024.08
日本生化学会が発行する学術雑誌「生化学」の特集「頑強な不思議脂質セラミドを考える」に酵母のスフィンゴ脂質に関する総説「真核微生物におけるセラミドと環境適応の連関性」が掲載されました。また同号に当研究室の紹介記事 (北から南から) が掲載されました
2024.08
岐阜大学 応用生物科学部 応用生命化学科 (2025年4月より始動)のweb オープンキャンパスが公開されました。当研究室も紹介動画を公開しているのでぜひご覧ください
2024.07
M2の樋口君、山内君がGlyco-Core Symposium 2024 (名古屋)で発表しました
2024.07
川口君 (2023年度卒、九大)が筆頭著者の論文が、Biochem Biophys Repに掲載されました
2024.06
谷が第66回 日本脂質生化学会 (静岡)で発表をしました
2024.03
科研費 基盤研究(B)に採択されました
2024.02
名古屋大学の饗場 浩文 先生との共同研究成果が、Mol Genet Genomicsに掲載されました
2023.11
M2の川口君、松崎さん、山縣さん、M1の樋口君、山内君 (九大)が第96回日本生化学会大会 (福岡)で発表しました
2023.10
学部3年生3名 (岐大)がメンバーに加わりました
2023.10
谷が九州大学から岐阜大学に異動しました
河野君 (2022年度卒)が筆頭著者の論文が、FEBS Journalに掲載されました (2023年9月)
蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム (宮崎)に参加しました。松崎さんがポスター発表賞を受賞しました (2023年9月)
M2の川口君、松崎さん、山縣さん、M1の樋口君、山内君 (九大)が酵母遺伝学フォーラム (新潟)で発表しました 山縣さんがポスター発表賞を受賞しました (2023年8月)
福田さん (2022年度卒、九大)が筆頭著者の論文が、Scientific reportsに掲載されました (2023年7月)
M2の川口君、M1の樋口君、山内君 (九大)が令和5年度日本生化学会九州支部例会 (長崎)で発表しました (2023年6月)
谷が第65回 日本脂質生化学会 (熊本)で発表をしました (2023年6月)
科研費 挑戦的研究(萌芽)に採択されました (2023年6月)
谷が分担執筆を担当した「微生物を活用した有用物質の製造技術」がシーエムシー出版から出版されました (2023年5月)
ホームページを開設しました。(2023年4月)
水谷糖質科学振興財団 研究助成に採択されました (2023年2月)
M2の河野君と福田さん (九大)が日本生化学会大会 (名古屋)で発表しました。河野君が若手優秀賞を受賞しました (2022年11月)。
M1の川口君、松崎さん、山縣さん (九大)がYeast Workshop (高知)で発表しました (2022年11月)
M2の河野君 (九大)がセラミド研究会 (札幌)で発表しました (2022年10月)
古賀さん (2021年度卒、九大)が筆頭著者の論文が、Mol Biol Cellに掲載されました (2022年10月)
M2の河野君、福田さんとM1の松崎さん (九大)が酵母遺伝学フォーラム (沖縄)で発表しました (2022年9月)
M1の松崎さん、山縣さん (九大)が令和5年度日本生化学会九州支部例会 (オンライン)で発表しました (2022年6月)
高山君 (2021年度卒、九大)が筆頭著者の論文が、BBRCに掲載されました (2022年3月)
M2の高山君が日本農芸化学会2022年度大会 (オンライン)で発表しました (2022年3月)
Medical Science Digestに総説が掲載されました (2022年1月)
大隅基礎科学創成財団より酵母コンソーシアムフェローの称号が谷に授与されました (2021年12月)
大隅基礎科学創成財団 研究助成(第5期)に採択されました (2021年12月)
M2の古賀さん、高山君、M1の河野君、福田さん (九大)がYeast Workshop (オンライン)で発表しました (2021年11月)
M2の古賀さん、M1の河野君、福田さん (九大)が日本生化学会大会 (オンライン)で発表しました (2021年11月)
谷が第14回セラミド研究会 (ハイブリッド)で発表をしました (2021年10月)。
M2の古賀さん、高山君、M1の河野君、福田さん (九大)が酵母遺伝学フォーラム (オンライン)で発表しました。 古賀さんが優秀発表賞を受賞しました (2021年9月)
瓜田君 (2020年度卒)が筆頭著者の論文が、FEBS Journalに掲載されました (2021年8月)
香川大学の田淵 光昭 先生との共同研究成果が、FEBS Journalに掲載されました (2021年8月)
M1の河野君、福田さん (九大)が令和2年度日本生化学会九州支部例会 (オンライン)で発表しました 河野君が優秀発表賞を受賞しました (2021年6月)
科研費 基盤研究(B)に採択されました (2021年4月)