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『小公子』挿絵館


 若松賤子訳『小公子』では挿絵がなくて、少しさびしいと思いました。

そこで、原作の "Little Lord Fauntleroy"の挿絵を載せてみました。

 架蔵の Frederic Warne and Co.社(ロンドン)1893年版が底本です。

原画は、アメリカ版を採用したバージニア大学のものと同じですが、

トリミングの仕方が微妙に違ったりしていて、それなりに楽しめます。

 以下に表示される画像をクリックすると拡大画像が見られます。

巻頭の挿絵
Chapter 1  「サヤウカ、そんなら、これがフォントルロイ殿で御座るか」
 若松訳の第一回下。右の紳士はセドリックの祖父から使わされた弁護士ハビシャム。
Chapter 2 挿絵1 ハ氏「フオントルロイ殿、大でかしで有つた」
 第二回下。駆けっこ。
Chapter 2 挿絵2k 「おぢさん、こゝらの明箱へ、侯爵なんかの腰はかけさせないとおつしやたネイ?」
「ソウトモ\/、こゝらへ腰でも掛やうもんなら、ひどいめに逢はせてやるは」
「おぢさん、そういふけれども、此箱の上へ腰かけてゐるのが侯爵だよ!」
第2回上。親友のホッブスさんと。
Chapter 2 挿絵3 「僕も先にはヒヨツトスルト大統領になるかも知れないと思ていましたがね、
侯爵ナンカになるナンテ知らなかつたんです」
第三回上。ハビシャム氏と。
Chapter 3 挿絵1 「ダッテ僕はイギリスへ行つて華族になんだもの」
 第四回上。リュウマチのリンゴ売りおばさんと。
Chapter 3 挿絵2 「昨日の儲で之を買つたんだ。おまへエライ人のとこへ行つたら持つて歩くが好い。‥‥‥ソラ、ハンケチだぞ。」

 第四回下。船上の別れ。
Chapter 3 挿絵3
Chapter 4 挿絵1
Chapter 4 挿絵2
Chapter 5 挿絵1
Chapter 5 挿絵2
Chapter 5 挿絵3
Chapter 6
Chapter 7 挿絵1
Chapter 7 挿絵2
Chapter 8
Chapter 9
Chapter 10 挿絵1
Chapter 10 挿絵2
Chapter 11
Chapter 12 挿絵1
Chapter 12 挿絵2
Chapter 15 挿絵1
Chapter 15 挿絵2