2012/12/21
平成24年12月17日(月)に第3回メンター講習会を開催し、教員や事務職員など12名が参加しました。
講習の前半では、第2回の講習会の振返りとして、コーチングスキルに必要な「傾聴のスキル」、「質問のスキル」、「承認のスキル」のポイントについてテキストを用いて講習を受けました。講習の後半では、それぞれの参加者が相談者役、メンター役、観察者役となり、実際に場面を演じるロールプレイングによる実践を行いました。ロールプレイングでは、「実態を把握し整理するための質問」、「理由を考えさせる質問」、「自発性を引き出す質問」、「選択を助ける質問」といった質問を意識し、メンター役の参加者は工夫しながら質問を投げかけていました。
さらに講習会の終盤では、@GOAL(目標の明確化)、AREALITY(現状把握)、BRESOURCE(資源の発見)、COPTIONS(選択肢の創造)、DWILL(意志の確認、計画の策定)を意識して目標達成の行動案を策定する、GROWモデルについて学びました。GROWモデルではGOALとREALITYの把握が重要なため、ロールプレイングではこの点を中心としてメンターからの質問が投げかけられていました。
講習会参加者からは、「学びが多く非常に良かった。自分が足りない部分が明確になった。」、「グループワークで、自分の足りないところに気づくことができた。」といった声が寄せられ、今回の講習会がメンターとして必要なスキルの習得につながったようです。