岐阜大学男女共同参画推進室

7月26日（火），特別公開講演「男女共同参画の実現をめざして−スウェーデンの実践例から学ぶ−」を男女共同参画推進室とネットワーク大学コンソーシアム岐阜との共催でおこないました。主会場の岐阜大学全学共通教育棟多目的ホールの他，２つのサテライト会場にも中継され、教職員・学生・行政関係者・一般市民ら約60人が参加しました。

講演では，ネットワーク大学コンソーシアム岐阜の「少子社会を考える」の講師でもある関西学院大学人間福祉学部教授のエルスマリー・アンベッケン氏がスウェーデンの男女平等社会への取り組みを取り上げながら「平等であることと平等に機会を与えられていることの違い」「量的平等と質的平等」などについて述べられました。続いて参加者から質問を募り，それに対してアンベッケン氏からお答えを頂きました。

講演後、コメンテーターとして小林月子教授（岐阜大学教育学部）が少子化の進む我が国における男女平等社会の課題などについてコメントされました。

参加者がスウェーデンの状況を知ることで、日本の男女共同参画の現状や課題について考える契機となった講演会になりました。