2015/08/05
岐阜大学が申請機関である取り組みが、平成27年度科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型)」に「選定」されたとの通知が、文部科学省科学技術・学術政策局長よりありました。
「この事業は、複数の機関(3機関程度)が連携して、研究者のライフイベント及びワーク・ライフ・バランスに配慮した研究環境の改善やそれに向けた機関内の意識改革、女性研究者の裾野拡大、女性研究者の研究力の向上及び上位職への積極登用に有効な部局横断的に共同して行う取組などを行う大学等を支援するものです。」(文部科学省報道発表)
岐阜薬科大学・岐阜女子大学・アピ株式会社が共同実施機関である本事業(2015年度〜2020年度)は、多様な設置主体(国立・市立・私立・民間企業)の各機関の特長を活かし、地域の要請に応える独創的な「連携型共同研究」を支援することによって、岐阜県全体としての企業と大学の総合的研究力向上を目指しています。
とくに、企業インターンシップ制度の構築、人財バンク共同利用等によって、女性研究者(技術者)の地元企業への就職支援、女性研究者が上位職や学位取得にチャレンジする環境整備、休業期間中の応援・スキルアップと復職支援、さらには専門分野間の交流や転換が期待できる 「研究者の地域循環型育成」を創造するものです。
地元企業が期待する人材育成と女性研究者のキャリア形成によって、岐阜県の地域創生リーダーとして、女性研究者が活躍する地域社会を実現することを目標としています。
科学技術人材育成費補助金を得ての本事業が順調に進捗し、大いなる成果を挙げることができますよう、皆様のご支援ご協力、どうぞよろしくお願いします。