解体新書(岐阜大学地域科学部)
1. 研究の内容を教えてください。
01 日本語の起源に関する研究
02 日本語・英語の統語現象に関する比較研究
03 アイルランド語の移動現象に関する研究
04 日本語の格助詞(が・の・を・に)の分布に関する研究
05 日本語の主格・属格交替の起源に関する研究
06 韓国語の格助詞の分布に関する研究
07 モンゴル語の格助詞の分布に関する研究
08 ベンガル語の格の分布に関する研究
09 中国語の属格の分布に関する研究
10 日本語古語と中国語古語の属格の分布に関する比較研究
11 スペイン語の疑問文の主語・動詞倒置現象に関する研究
12 セラヤリーズ語の補文標識交替現象に関する研究
13 ウルドゥ語の格の分布に関する研究
14 プイ語の格の分布に関する研究
15 チベット語の話題助詞の分布に関する研究
16 ピジ語の格の分布に関する研究
17 ナシ語の格の分布に関する研究
18 カザフ語の格の分布に関する研究
19 満州語の格の分布に関する研究
20 アゼリ語の格の分布に関する研究
21 ウズベク語の格の分布に関する研究
22 ウイグル語の格の分布に関する研究
23 シベ語の格の分布に関する研究
24 日本語・英語の格の脳内処理のNeuroimaging研究
25 最小英語テスト(The
Minimal English Test (MET))に関する研究
26 ジュニア最小英語テスト(The
junior Minimal English Test (jMET))に関する研究
27 日本人英語学習者の音素認識に関する研究
28 日本人英語学習者の疑問文形成・関係節形成に関する研究
29 アジア人英語学習者の疑問文形成・関係節形成に関する研究
30 最小日本語テスト(The
Minimal Japanese Test (MJT))に関する研究
31 最小韓国語テスト(The
Minimal Korean Test (MKT))に関する研究
32 最小中国語テスト(The
Minimal Chinese Test (MCT))に関する研究
33 最小ドイツ語テスト(The
Minimal German Test (MGT))に関する研究
34 最小フランス語テスト(The
Minimal French Test (MFT))に関する研究
35 オンライン版最小英語テスト(The Online
Version of the Minimal English Test (MET Online))に関する研究
36 小学生版最小英語テスト(The elementary
Minimal English Test (eMET))に関する研究
2. 専門セミナー入るにあたって、学生に前もって読んでおいてもらいたい本、または、受けておいてもらいたい授業はありますか?
本
01
プラトン「メノン」藤沢令夫(翻訳)(1994) 岩波書店, 東京.
02
デカルト「方法序説」谷川多佳子(翻訳)(1997) 岩波書店, 東京.
03 Chomsky, Noam (1988) Language and Problems of Knowledge, MIT Press, Cambridge, MA.
授業
01 言語学(1年次前期・木曜1時限)
02 言語学A(1年次後期・木曜3時限)
03 言語学B(2年次前期・月曜5時限)
3. セミナー生に望むこと、身につけてほしいことは何ですか?
01 目の前の言語現象が、どのような問題提起をするかを見抜く力を養うこと。
02 鵜呑みは厳禁。デカルトに従い、当然と思われることも一旦疑ってみること。
03 論文の書き方・フォーマットを早い段階から修得すること。
04 論文を要約する能力を身につけること。
05 英語・日本語で、口頭発表する能力を養うこと。
4. 専門セミナーに所属する学生の方は、現在どのような研究をしていますか?
01 小学生版最小英語テストの開発
02 日本手話・中国手話の比較調査
03 日米の大学入試問題(国語・英語)の比較調査
04 共通テスト英語版最小英語テストの開発
05 オンライン版最小英語テストの英語能力予測に関する調査
06 最小フランス語テストに関する調査
5. 過去の専門セミナー生の卒業論文はどのようなものがありましたか?
Year |
Name |
Title |
2023 |
[1]
TM |
Correlations
Between the Scores on the MET 60/kMET and the Scores on the English Section
of the Common Test 2021/the TOEIC IP |
[2]
HN |
A
Study on the elementary Minimal English Test (eMET) |
|
[3]
KT |
Correlations
Between the Scores on the Two Versions of the MET Online and the Scores on
the English Section of the Common Test 2021/the TOEIC IP |
|
[4]
TT |
Towards
Minimizing the MET |
|
2022 |
[1]
YO |
A
Study on the Correlation Between the Scores on the kMET and the Scores on the
TOEIC IP |
2021 |
[1]
MN |
Object
in Japanese |
2020 |
[1]
AN |
The
Center Test Versions of the Minimal English Test: The MET CT 2008 and the MET
CT 2009 |
[2]
HS |
The
Center Test Versions of the Minimal English Test: The MET CT 2010 and the MET
CT 2011 |
|
2019 |
[1] MN |
Intransitive
Verbs with Accusative Object and the Nominative/Genitive Alternation in
Japanese |
2018 |
[1] CH |
On
the Distribution of the Particle Suo
in Modern Chinese |
[2] NM |
The
Center Test Versions of the Minimal English Test: A Study of Correlations
Between Their Scores and the Scores on the TOEIC ITP |
|
2017 |
[1] YG |
The
Syntax of Zhi in Old
Chinese |
2015 |
[1] SC |
A
Study of Acquisition of English Interrogatives by Korean High School ESL
Learners |
2013 |
[1]
MK |
Wh-Interrogatives
in Modern German |
[2]
AN |
Multiple
Wh-Interrogatives in Modern Malay |
|
[3] ST |
A
Comparative Study of Multiple Wh-Interrogatives in Modern Japanese and Modern
Mongolian |
|
2011 |
[1] NT |
On
the Accusative Case in the History of the Japanese Language |
[2] JY |
On
the Nature of the junior Minimal English Test (jMET) |
|
2010 |
[1] YS |
Properties
of Desirative Verbs in Asian Languages |
2009 |
[1] KT |
The
Nominative/Genitive Alternation in Multiple Nominative Constructions in
Modern Japanese: A Statistical Analysis |
2008 |
[1] KI |
An
ANOVA-Based Analysis of the Nominative/Accusative Alternation in Modern
Japanese |
[2] HK |
On
the Distribution of Ni "To" and E "To" in
Modern Japanese: An ANOVA Analysis |
|
[3] TS |
On
the Distribution of Polite Forms in Modern Japanese |
|
[4] KT |
A
Comparative Study of the Nominative/Genitive Alternation in Modern Japanese
and Modern Korean: An ANOVA-Based Analysis |
|
2007 |
[1] YM |
On
the Two Formulations of the Empty Category Principle: Lasnik and Saito's
(1992) and Rizzi's (1990) |
2005 |
[1] SN |
Reflexives
in English and Japanese |
2004 |
[1] TM |
The
Historical Development of Conditions on Transformations |
6. 今年度、もしくは過去のセミナー生の就職先を教えてください。
01 官公庁
02 企業
7. セミナーの開講予定時間を教えてください。
火曜日 4・5時限
8. 今年度のセミナーのスケジュールを教えてください。
2年後期 中級言語学を統語論を中心に学ぶ。
3年前期 卒論のために、有意義な問題提起をする言語現象を観察する。
3年後期 卒論のテーマを決定する。
4年前期 卒論の執筆。
4年後期 卒論の完成。
9. 一番大切にしているものは何ですか?
学生の皆さんの成長
10. これからセミナーを選択する学生にアドバイスをお願いします。
私が定義する「哲学」を心に持って。
哲学:分からないことがあった時に、分かりたいなと思う気持ち。
11. 他に何かあれば自由にお書きください。
01 「牧さん」と呼んでいただければ、一番ありがたいです。
02 このセミナーでは、勉強以外はしません。食事会・懇親会・合宿・ゼミ旅行などはありません。
03 卒業論文は、英語で執筆していただいています。