ロールモデル講演会/FD講演会を開催しました<講師:田間泰子氏《大阪府立大学教授》/12月1日(金)>

 12月1日(日)、岐阜大学男女共同参画推進室において、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(連携型)」の一環として、ロールモデル講演会を開催しました。講師に大阪府立大学の田間泰子教授を迎え、「『ずっと、いたい』と思える大学づくり―女性研究者の活躍支援はみんなのチャンス―」という演題で行われた本講演会には、岐阜大学及び連携機関から教職員や研究者ら36名が参加しました。

 最初に、自身の女性研究者としてのキャリアについてお話があり、聴講者は「たまたま」「まさか」の連続の人生の中でレジリエンス(回復力)を高め成長し、「人」との出会いを大切にし、自らの意思と行動でキャリアを掴んでこられた講師の人生ストーリーに傾聴していました。

 続いて、「女性研究者支援事業の取り組み」について、講師が大阪府立大学で取り組みを開始した当時のエピソードを交えて紹介があった。そこには他部局と合同でイベントを開催したり、コーディネーターと一緒に各部局をまわって要望を聞いたりするなど、大学内で着実に信頼関係を築きあげる中で事業に取り組んできた歴史があった。  

 最後に、「大学評価と教員業績評価」について、評価する側とされる側の信頼関係が重要であると説明があった。

 参加者からは、「講師の歩んできた道のりに勇気づけられた」「他大学での取り組みを具体的に説明してもらい、とてもわかりやすかった」との声が寄せられました。

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