「自分の一生をかけてやりたいこと」をみつけるために
教授・科長・総合診療部 部長

森田 浩之   

高知医科大学(1984年卒業) 医学博士(1992年取得)

私が考える総合内科の最大の魅力は、バラエティに富む多くの疾患を経験することができる点です。経験を積んでいくことで、より難しい診断や、専門領域以外の疾患に対して的確に診断を下すことができるようになり、実力をつけるにはとてもいい環境だと感じています。

私の基本的なスケジュールは、午前は朝8時からの病棟カンファレンスから始まって、外来診療を行い、火曜日午後からは病棟回診を行っています。 他にも週に1度の医局会や説明会、2週間に1度の臨床実習学生のガイダンスと症例カンファレンス、総合診療専攻医とのWEBカンファレンスをしています。 また、研究テーマとして「動脈硬化」「眼振」「脂肪細胞」「不明熱」「ステロイド誘発性糖尿病」などです。 医師が働き易い環境をつくることも大切にしており、女性医師に対しては、時短勤務や当直、夜間呼び出しへの配慮をしたり、関連病院に勤務している医師に対しては、専門医取得のプランニング、勤務希望を聞く機会を設けているので、安心して働くことができます。

医学生・研修医において大切なのは、「自分の一生をかけて、やりたいこと」をみつけることだと思っています。 自分でみつけることができれば良いですが、見つかるまではそれぞれの診療科で学ぶべきテーマをしっかり決めて、目的をもってローテートするといいでしょう。 内科・膠原病・リウマチ・総合診療・家庭医の専門医を取得することができますので、是非、総合内科の病院見学にお越しください。