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岐阜大学 工学部 電気電子・情報工学科 電気電子コース 凝縮電子物性講座  岐阜大学大学院 自然科学技術研究科 エネルギー工学専攻 電気エネルギー領域


AMSEC - Advanced Materials Science and Technology
at Extreme Conditions -

研究内容research

概要

高圧力を加えることで物質の性質は変化します.例えば,常圧では絶縁体であっても高圧力下では金属や超伝導体に変わることがあります.さらに,100 GPaを超えるような超高圧力下において室温に近い転移温度を持つ超伝導体(高密度水素化物超伝導体)が見つかっています.当研究室では高圧力下における新奇電子物性の発現を目指すとともに,物性発現の起源を明らかにするために高圧力下の物質の構造を調べています.

【直近の研究】
 ・分子性水素化物−水素化合物の高圧合成と構造に関する研究
 ・金属硫化物の高圧力下における導電性と構造に関する研究


分子性水素化物−水素化合物の高圧合成と構造に関する研究

Research_01


新しい高密度水素化物の合成を目指して,非金属元素の水素化物(分子性水素化物)に着目した研究を進めています.最近は分子性水素化物と水素の混合物から,高圧力下で分子性水素化物−水素化合物を合成し,その結晶構造を粉末X線回折実験により,明らかにしています.また,高圧ラマン散乱分光測定により,化合物中の分子性水素化物の状態を調べています.
この分子性水素化物−水素化合物に超高圧力を加えることで,新奇高密度水素化物(超伝導体)の合成を目指しています.

図:臭化水素−水素化合物の構造
 ※VESTAで描画 J. Appl. Cryst., 44, 1272 (2011).


金属硫化物の高圧力下における導電性と構造に関する研究

Research_02


金属硫化物の中でも2次元的な電子構造を持つ物質に着目し,その高圧力下における導電性について調べています.特に,高圧力下における超伝導の可能性について調べています.現在対象としているのは,遷移金属元素の硫化物です.これらの硫化物の中には,常圧下とは異なる結晶構造へ変化し,その結果,導電性が変化する物質があります.

図:金属硫化物の1つである硫化銅(II)の結晶構造
 ※VESTAで描画 J. Appl. Cryst., 44, 1272 (2011).


information

岐阜大学 工学部
電気電子・情報工学科
電気電子コース
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