- インスリンやグルカゴンについては、さらに詳しく勉強する予定だけど、この章にでてく
る程度の内容は、押さえておきましょう。
【ポイント】
(1)副腎の髄質と皮質の解剖学的な位置関係は、カテコラミンの合成を考えるとどのようなメリットがあるか?
- ノルアドレナリンで合成が停止する交感神経終末との違いはどこにある?
- 下垂体切除後に、アドレナリンの合成が低下することとつながるか?
(2)クロム親和性細胞、あるいはクロム親和性顆粒とは、どういうもの?
(3)ちょっと応用編
- αメチルパラチロシンという薬物は、カテコラミンの合成阻害剤だけれど、どんな様式で阻害するかわかる?
- この薬剤を使って、交感神経終末のノルエピネフリンの代謝回転速度を測ろうとしたとき、どのような手順の実験を考えますか?
(分泌後のノルエピネフリンの運命を考えてみて下さい)
(4)アドレナリンやグルカゴンの肝糖代謝に対する作用について、細胞内情報伝達系を含めてまとめておいて。
(5)テキスト464ページの「骨格筋にはグルコース-6-ホスファターゼがないので、ブドウ糖の変わりに乳酸が作られる」という記述を論理的に説明できるか?
(6)脂肪細胞のアドレナリン作動性受容体のサブタイプと特徴は?
(7)タンパク食で、インスリンとグルカゴンが同時に分泌される意義は?
(8)Cペプチドって何?
どんな診断的な意義を持つ?
(9)インスリンの糖代謝を促進する作用について、まとめてみて下さい。
- そのうち詳しくポイントを挙げるけど、今回はこのテキストレベルでよし。
(10)インスリン分泌のメカニズムを説明しよう?
- グルコース刺激とアミノ酸刺激ではどこが違う?
- インスリン分泌を促すスルフォニルウレア(SU)剤の作用機序は?
(11)追加:インスリン製剤について調べてみよう
- どんなタイプがある??
- ノボリンR注40、ノボリンN注100 のRとかNとかは何を意味する?
数字は?
10R、20R、30R、40R、50Rという記載は
- 皮下注するときの問題点は?
- インスリン製剤の投与により、低血糖が発生すると、振戦、動悸等が発生するがなぜか?
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