生 理 学 自 主 学 習


第10回

体液・血液

ホルモン総論





体液については始めに、体液の量と組成の調節を理解しましょう。

中心になるのは、

  • p.433(旧版、p.394)のバゾプレッシンのところ
  • p.459(旧版、p.417)の鉱質コルチコイド
  • p.475(旧版、p.433)のカルシウムとリンの代謝

というところになろうかと思います。

これに先立ち、せっかくですから内分泌系(32章)は全部読みましょう。
・・・ということで、この回は体液のセクションでありながら、
     内分泌総論のポイントを挙げました・・・・

ホルモン総論
【ポイント】
(1)一般概念を理解できたか?

  • 図32-1の言葉の定義
  • 神経分泌
  • ホルモン作用の特異性はどこで生まれる?
  • 極微量で作用を発揮する基盤は?



(2)構造上のホルモンの分類、その特徴について。



(3)作用発現に至る分子機構
    ※以下の項目を意識して読む。

  • 受容体
  • 細胞内情報伝達系
    ・リン酸化がなぜ酵素の機能調節につながる?
    ・酵素の一般的な性質や調節様式を復習してくる。
  • ダウンレギュレーション
    ・どうして必要?
      └→生理的な意義があることを知ろう。
       (過剰な薬物投与が効きを悪くする可能性があることも)



(4)フィードバック調節について




「はじめに」
に書いておきましたが、テキストは文永堂の「獣医生理学」を前提にしています。項目に沿ってグループ(あるいは個人)で学習をしたまとめや解決できない疑問点を、みんなで討論できる掲示板を作成してもらいました。

もう少し、整備して最終的な形にしたいと思っています。とりあえず、仮オープンということで始めます。

完全にオープンにすると、単純な疑問点を討議しづらくなると思うので、掲示板はセミクローズドな運用をしようと思っています。希望する個人・グループは是非メールで連絡を下さい。パスワードを返送します。メールは、yshimizu@cc.gifu-u.ac.jpまで。

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