1031
・百万遍(通称)へ。古書展である。別の友人と落ち合い、元同僚に挨拶をし、知人を見かける。1時間あさって「何にもないね」。と、某店が後から出して来た和本(≒屑)の山でちょっと珍しいものを発見。紙の塊としか見えないものを丁寧にめくっていくと『万海節用字福蔵』の内題が。これに『新改/明光大雑書千穐暦』や往来を合冊したもの。刊記はないし、不体裁だし、虫も入っている。で、内題を見せながら友人に意見を求めると「素晴らしい! 買いです。いらないなら、貰っておきます」。それならば。同じ山から友人が『増続字海節用大湊』を発見。既蔵とかで恵んでもらう。こちらも傷み本で刊記欠。「年代略記」は享保11年で終わるので初版か。ただし、12年以降、元文三年までは旧蔵者が補っているので、一見、新しいものかと思った。はずみがついて既蔵ながら刊記が少々異なるもの2冊も買う。お調子者ですから。
・ついで第二の目的地、京都大学総合博物館へ。はじめ図書館の付随施設のように思っていたのですが、大間違い。独立した博物館でした。敷地は京都大だけれど、入り口は東山通りから。入場券の自動券売機や、自動もぎりゲートもありました。で、お目当ては特別展「学びの世界──中国文化と日本──」。壮観。陽明文庫・清家文庫・富士川文庫等々から宋本・五山版・抄物・訓点資料が約100点展示されてます。やっぱり訓点資料を実見できたのが嬉しかった。『蘇悉地羯羅経(西墓点最古)』『蘇悉地羯羅経略疏(第五群点最古)』『大智度論』『瑜伽師地論』。白点の淡いことに感動(?)。あ、ミュージアムショップ(あるんです!)に行くの、忘れてました。便のよい関西の方だけでなく、徳島の学会帰りの東日本の方々にもおすすめします。
・帰岐。古本屋の目録あり。節用集、一冊注文。
・デジカメの充電器(アダプタ)を靴で踏みつける。プラグの部分がめりこみました(涙)。新調するのも癪なので代用品をさがしたら、最近とんと出番のないZipのアダプターが使えそう。
・というわけで、忙しかった10月のしめくくりらしく、いろんなことがあった日でした、とさ。
1030
・つくづく快晴。いや、わずかに雲はあるのだが、空の青さがするどい。気持ち悪いほど青いのである。う、うう。本当に気持ち悪くなってきた。上を向いて歩きすぎ、平衡感覚がちょっとそこなわれたらしい。
・8月末日締め切りの論文(その1)、再校あり。このペースだと年内刊行か。
・生協へ電話。コープイン京都、今日宿泊分の予約。無事確保。
・会議を17時に終えてダッシュ(本当に走った)。クルマもODカット、ATはパワーモード・オン! で、ブイブイ言わせながら(本当に言ってた)、脱兎のごとく帰宅。岐阜駅へ向かい1815の新快速にすべりこむ。2012京都着で宿へ。友人と落ち合い、ワイン飲み放題の店へ。
・10月は、本当にドタバタと忙しかった。しかも最後の最後まで。京都行というのも冷静に考えれば気持ちが萎えるところ。26・27日に行って来たばかりなのに。それはそれとして、学生たちとの旅行で、歩いたりして体を使ったせいか、体調がよいような気がする。
1029
・e国宝というサイトがあることを知ったけれど、これ、誰がやってるのでしょう? 文化庁? 役に立ちそうなのだけれど。どなたか、御教示いただければ幸いです。
・ここの最後に「©2002, Tokyo National Museum」とあった。それにしても各国語を表示してくれるのはよいのだが、時にわずらわしいこともある。ホームページで言語を選択する形式の方がよいかな。もちろん、各国語でどういう表現になるかがわかって面白くもあるのですが。
1028
・毎年、3年生が行くこの旅行、なぜ紅葉を待たないのかというと、奈良国立博物館の正倉院展が眼目だからである。今年は3日目午前に(会期中は月曜も開館)。今年は派手さがなかったためか、空いていた部類。もちろん、月曜の午前という事情もある。
・午後、チャーターしたバスで南下し、今井町を徘徊。15年ぶりだろうか。環濠集落と言ってしまうけれど、その昔は完全な自治の町。700軒中500軒が古い町並みのたたずまいを守っている。以前にはなかった町並み交流センターも出来ていた。3日目は全員同じ場所を巡るが、実際には第3グループと徘徊。
・バスをチャーターしたおかげか、疲れはほとんどない。幹事3名の労を多としたい。
1027
・朝食前に散歩。宿付近に復元本陣と古い家並みあり。町並み探訪家(?)としては、逃すわけにはいかない。
・午前、第2グループと東福寺。泉湧寺も予定していたが、思ったより遠かったので断念。一路、奈良へ。
・午後、宿に荷物を置き、平城宮跡(朱雀門・東院庭園)・法華寺・海龍王寺と散策。平城宮跡は復元と思っていて避けてきたが、復元庭園などはなかなかのものだった。なお、復元東院庭園はマピオンの地図だと宇奈多理〜の真南。よく歩いた。
・コンパ。宿の目の前の飲み屋で。カラオケ屋が飲み屋を始めましたという体の店。不思議な感覚。盛り上がること、この上なし。
1026
・講座の旅行で京都・奈良へ。今年は私が引率(というか、ついて行くだけ)担当。快速・新快速の連携で京都へ。
・午後は、第1グループと嵯峨野めぐり。5年ぶりかな。いやいや、祇王寺−清涼寺のラインが北限だったから10年ぶりくらいかな。雨が一番心配だったが、少雨。旅程が急遽変更になった関係で宿は草津。
1025
・久しぶりに古本屋の目録で節用集を1本注文。あと2本欲しいものがあったが、幸い友人の手に落ちていた。めでたし、めでたし。
・名鉄パレ神宮で古書展。和本は獲物なし。築島裕『古代日本語発掘』、カバーが迫力満点。図書館だとカバーは取っちゃいますから、インパクトが伝わりにくいのでは。都道府県・市町村などの図書館だとカバーもつけて所蔵することが多くなりましたが。尾崎久弥『草双紙選』(改造文庫)、あまり聞いたことがない合巻が一三篇も翻刻。
1024
・掲示板、宣伝目的の記事4件を削除。忙しいのに変なことをやってもらっては困る。ただ、メールアドレスだけでなく、電話・FAX番号まで出ていた。また、「好坪(好評のつもりらしい)」なる用字もあった。誰かの記事をOCRでとって流した…… つまりは嫌がらせなのかもしれない。で、だまって削除するだけにする。
・イベント「津軽弁の日」のテープを聞いていて、収穫は一杯あるが一つだけ御紹介。歌謡曲などを歌っていて歌詞を覚えていない部分に来たとき、どう歌うか。全国的には「ララ〜、フフ〜ン」とかハミングになりそう。ところが、津軽では「なんだずか、かんだ〜ず〜か〜」とか、何でもいいからともかく言語化するのが特徴的だ、という指摘があった。お隣の下北地方では、そういう現象はないという。これ、ちょっと興味深い。
1023
・午後一杯会議。いえ、17時には終わりましたが。
・それにしても、なんで用事ってまとまって来るのか?
・アラスカの巨大鳥の続報、接したし。
・津軽弁の日。
1022
・アラスカ州で目撃の巨大鳥のニュース、なぜか興味引かれます。
・紀要の初校、提出。
1021
・午後、附属中学校で研究集会。
・5枚の原稿の初校、修正して投函。
1020
・風邪引いたかな? 葛根湯を飲んでおく。
・科研費の申請書書き。明日が締め切りなので、今日が山場。
・しっかし、なんで用事ってまとまって来るかねぇ。
・申請書、23時にコピーも終了。やれやれ。私の場合、こんなに時間がかかるのは word との格闘が原因。もう少し何とかならないものか。秀丸でも書けるくらいに簡素化するとか。いやいや、オンラインがいいね。対話形式でラジオボタンとかテキストボックスとかがあるHPを作ってですね。紙も節約できるし、事務方をわずらわせなくて済む。うん、そうそう。それがいい!
1019
・午前中から午後6時まで拘束(もちろん、時間的に、ですよ)。ぐったり。
・それはそれとしても、最近、寝つきがいい。ここ何年かなかったことで、この延長でナルコレプシーにならないか心配なほど。とまれ、うれしいかぎり。禁煙の効用なのか、木炭+竹炭枕のおかげかは定かではないが。
1018
・1年生の概論で「音声の出し方」。といえば、共鳴担当の発音器官をフルートにたとえる時間。ついでに一節吹いてしまう。タクタキシビリ(元グルジア国文化相)のソナタと、ドップラーのハンガリア田園幻想曲の出だしをちょっとだけ。今年は拍手がきました (^o^)v 。「おー、拍手が出たのは初めてです。記念して、これで授業終わっちゃいましょう!」と軽口もでる。
・が、しかし。ちょっと可愛くないな。来年は「チューリップ」とか「メダカの学校」にしよう。
1017
・紀要の初校来る。
1016
・会議3っつ。昼飯を食いそびれそう。
・食いそびれた。でも、3っつめの会議はいつになく早く終了。めでたしめでたし。
1015
・今日気づいたのですが、京都の通称「百万遍」とは別に「百万遍町」があるのね。
1014
・9月末締め切りの原稿(5枚)の初校来る。科研費の申請書も本格的に書かねば。
・思い出した。12日に使った会議室、音響がすばらしかった。発表者の声をマイクで拾って拡大すると、普通なら、高音がキンキンしたり、低音(あたり)がボコボコしたり、息使いが妙に耳についたり、なにがしか嫌味がある。が、今回は、そうしたものが一切感じられなかった。機械の存在を意識しないで済む分、話に集中できる。
・これ、意外に大切なことなんだろうね。声が聞こえればよい、話がわかりさえすればよい、という意見もあるだろう。でも、知らず知らずのうちに、ゆがんだ音を修正したり、ひずんだ部分をさっ引いて内容だけを受け取ろうとしている。頭は、そうした労力を強いられる分、内容の考察・検討がおろそかになる。いや、そんなことはない、という人もいるだろう。もちろん、大筋はそうだろう。が、その先、ちょっとした思いつきが出るか出ないか、きめの細かい検討ができるかどうか、心遣いが発揮できるかどうか、というところまで考えれば、ね。
1013
・岐阜県美術館でルドン展。デビューのエッチング集からして飛んでたんですね。これが西暦で表示されるとそうかという気になるが、明治11年と換算するとスゴイなと思う。常設展の方に、ルドンが学んだ版画家ブレダンの作品もあった。精緻極まりないエッチング技術。ことに諧調表現のなめらかさ、つまりは白から黒までの段階の豊富さにはため息をつくしかない。
・昼飯はなぜかうどんが食べたかったが、久しぶりに水に浮かぶ合掌造りの山菜料理屋にて(岐阜市内)。
・充電日記らしい内容だね。嵐の前の静けさ、という気もしますが。
1012
・ぱるる岐阜で研究会。会場は新しくて立派。お集まりいただいたのは、東は栃木、西は広島から。懇親会も15名出席でこちらも盛会。
1010
・香りも弱々しくなってきたので、せめて写真にでも撮っておこうと。
1009
・ふと、「あんつことだにぃ」とか、「そさねばまねなぁ」とか、つぶやいていたりする。
・初校、返送。
1008
・実は、「津軽弁の日」第6〜9回分のテープを買ってしまった(通販)。
1007
・国会図書館の近代デジタルライブラリーが始まっていたのでしたね。お知らせいただいた方、ありがとうございます。試用したところ、Windows95+IE5.5は推奨環境ではないのですが、どうということもなく使えました。ただし、IEを流用しているタブタイプのブラウザではだめでした。
・初校、三読了。
1006
・ん? これが関西? そういえば「近畿」と「関西」は違うという話を聞きますね。
・ついでですが、クイズ番組にこんな問題は出ないものでしょうか。「次の市町名のうち、三重県内にないのはどれでしょう。1・那智勝浦町、2・紀伊長島町・3・熊野市」。正解は1。
・(上質の)ネチケットって、なかなか身につかないものだね。自省もこめて。
1005
・みなさま、御教示を。ムシワライ(虫笑い)という言葉があります。
@赤ちゃんが寝ているときに、ふと笑顔になること。
A生後間もない赤ちゃんが、起きているときにふと笑いかけること。
のどちらかの意味で使うようです(@の方が多いか)。いまのところ、福井・富山・新潟・秋田・青森で使う(使った)との情報を得ています。ただ、宮部みゆきの小説にも出てくるので、あるいは、もう少し使用範囲は広いかもしれませんし、若い世代のあいだにも、伝聞・学習によって復活しているかもしれません。
・そこで、「知っている」「聞いたことがある」「母が使っていた」「島根県でも言う」などなど、情報がありましたら、芳名帳にお書き込みください。あるいは、メールでもけっこうです。よろしくお願いします。
1004
・後期開始。声、枯らしてしまった。
・日暮れ時、散歩するのが楽しいこのごろ。キャンパス内に、適度な間隔で金木犀が植えられているからである。芳香を便りにぶらぶらする。
1003
・教育実習の授業参観に。中学校の2年生で、教材は三浦哲郎「盆土産」。「順接の接続助詞スケがあるから、青森県といっても東半分の地方だね。下北地方……三八上北地方……」などと指導(?)。
・ん? 「三八上北」で思い出した。「津軽弁の日」は今月だね。津軽弁にまつわる俳句・川柳・作文を募集し、審査結果を公開するテレビ番組もある。以前、第5回の模様を収録したテープ(市販)を聞いたことがあって、そこで出て来たのが「三八上北(→散髪髪切った)地方」。これはジョークだけれど、第5回の分は、涙と笑いと感動の大傑作もあった。
・「津軽弁の日」については、「日本テレビ」→「おもいッきりテレビ」→「きょうは何の日」→「2000年バックナンバー」→「10月23日」と選択してください(直接リンクすればまいねんだど)。
・初校、再読了。
1002
・1・2・4年生のガイダンス。今年から会場で教務厚生委員が成績表を学生に渡すことになった(格の説明の例文みたい)。カロリーの消費にはなるんだろう。
・金木犀、香る! 急に寒くなったので、あたたかめな今日まで待っていたのだろうか。
1001
・10月になってしまった。むぅ…… などといきなり言っては10月に失礼か。
・第3・第4週が、妙に忙しいことを教えられた。ほんとだ。科研費の学内締め切りも、21日あたりだったのではないか。末日締め切りの原稿を早々に仕上げる、などという野心は抱かない方がよいか。
・初校、一読了。