当センターは、平成15年に、それまで主に関連する部局の研究設備として設置されていた施設が統合され、全学的な研究支援が可能な研究基盤センターとして設置されました。現在、ゲノム研究分野・嫌気性菌研究分野・動物実験分野・機器分析分野・放射性同位元素(RI)実験分野の5分野と抗酸化研究部門(平成25年設置・寄付研究部門)から構成されています。
各分野においては、研究上関連する法令や指針を遵守した運営のもと、機器・設備の共同利用の高効率化ときめ細かい管理により、より利用しやすく、安定性の高い研究・教育基盤の提供に努めています。所属教員は支援業務を担うとともに自らも研究を行い、共同研究の展開、研究の場での情報交換・利用者へのアンケートをふまえて研究者の視点で研究支援におけるニーズをとらえ、多面的な支援業務に役立てています。また、地域に貢献する大学として、岐阜薬科大学や岐阜県家畜保健衛生所・食品科学研究所など地方自治体の研究施設にも支援を広げつつあります。今後も研究基盤・研究資源を通じた学内・地域の研究の活性化、連携強化に貢献できるセンターとして努力して参りますので、ご理解とご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
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