研究活動

　地球環境を守りつつ、未来のエネルギー創造するための研究開発を実施しています。学生一人一人に最先端の研究テーマを与え、研究室のビジョンを達成するために日夜研究活動を行っています。研究のテーマは与えますが、大きなビジョンに向かって、自身のアイディアを研究に活かせるようにしています。4年生の時期は、先輩と協力しながら、研究の背景や実験スキルを学び、マスターになったら、自由な発想のもと、更なる研究の高みを目指します。

　研究は、実験が中心となりますが、一部シミュレーターを利用した解析も行なっています。

　他の研究室とはかなり毛色は異なりますが、研究室ではエネルギー創造と言う ”どでかい” テーマに挑戦し、研究を通じてそれ経験することができるようにしています。

　卒業した多くの学生は、自動車関連（トヨタ自動車、三菱自動車など）、エネルギー関連（中部電力、トーエネックなど）や重工関連（三菱重工など）、インフラ系の会社に就職しています。博士を修了した学生は、現在大学で教鞭を取っています。

研究室見学は、随時受付中ですので、気軽に訪ねてください。

ゼミ

　週一回のゼミを実施しています。ゼミでは主に研究成果の発表を実施し、研究成果について深く議論を行います。研究成果の議論だけではなく、研究開発の考え方、データの整理方法、ひとを納得させることのできるプレゼン方法について１年鑑を通して学びます。留学生や海外からの研究者が多いことから、英語でのコミュニケーションやプレゼンスキルが身につきます。

　研究活動を通して、挑戦することの重要性と自身で考える力を学んでもらいたいと思っています。

学会発表

　修士以上の学生は、少なくとも年１回の学会発表ができるように準備してもらっています。発表を行う学会は、化学工学会、機械学会、エネルギー学会、伝熱学会、廃棄物資源循環学会などです。学会は部門や部会、分科会などに別れており、沢山の発表会やシンポジウムが開催されていますので、研究―テーマにあった発表会にて発表を行います。

　研究室の学生には、多くの研究者や学生の前でで研究成果を発表するという貴重な経験してもらいたいと思っています。発表後の達成感と地方のお酒は格別です。

学外活動

　研究室の既定行事ではありませんが、年間をとおして学外での実験や企業見学、セミナー参加などを行っています。学会とは異なり少人数での企画が多いので、企業や他大学の学生と交流する経験と新しいアイディアや情報を取り入れるチャンスを得ることができます。

飲み会

　研究室では、新歓コンパ、夏のコンパ、忘年会，追い出しコンパの年4回の飲み会を行っています。ちょっと考え方が古いかもしれませんが、私の経験上、同じ釜の飯を食べた研究室の中間は生涯の友となります。留学生が多いので、卒業した学生は今でも海外の仲間と交流をしているようです。