研究

ものづくり技術の総合研究拠点として,新素材,加工技術および生産システムの分野の研究を推進すべく,これら3つの研究部門を設けています.また,各部門は複数の研究室により構成されており,互いに連携をして様々な研究に取り組んでいます.

部門

素形材研究部門
材料性能向上技術と成形に適した素形材の研究開発を行う
【キーワード】各種複合材料,軽金属,高分子材料,リサイクル,材料強度
複合材料研究室軽量高強度金属材料研究室表面機能材料研究室
加工技術研究部門
ものづくり基盤技術の研究開発を行う
【キーワード】塑性加工,鋳造,射出成形,切削加工,CAE
固相成形技術研究室液相成形技術研究室CAE技術研究室
生産システム研究部門
次世代生産システムの研究開発を行う
【キーワード】ロボット,生産システム,IoT,3Dプリンター
IoT活用技術研究室ロボット活用技術研究室3Dプリンター活用技術研究室

研究内容(研究紹介)

動力伝達要素の新規製造技術の開発
【地元企業との協同開発例】

鉄鋼材料や樹脂材料など様々な工業材料に対応できる,動力伝達要素の新規製造技術の開発に成功しました.

熱間鍛造シミュレータの開発
【高精度熱間鍛造シミュレーションのための材料物性測定技術】

空中に擬似的に材料を上昇させて金型と非接触で加熱し,均熱後に熱間円柱圧縮試験および熱間リング圧縮試験を行う新しいコンセプトの試験機を開発しました.

連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料のハイサイクル成形技術の開発
【革新的新構造材料等研究開発事業(ISMA) による協同開発例】

射出成形技術とプレス成形技術を組み合わせることにより,連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料成形のハイサイクル化に成功しました.

カーボンファイバー(CF)のオゾンマイクロバブル(OMB)による
表面処理技術の開発

微細泡の持つ気体溶解性や消滅時の圧壊力などを利用し、CFあるいは樹脂の表面改質を行っています。CFRPの界面せん断強度の向上が可能となります。