岐阜大学 Guコンポジット研究センター

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概要・組織

概要

Guコンポジット研究センター(Gu Composites Center、略称GCC)は、ものづくり分野研究拠点として、分子の集合体から機械と技術の複合体までマルチスケール複合材料を研究します。物質化学、生命科学、機械工学から医学に至る複合領域を網羅可能な研究体制により、テーラードマテリアル&デザインによる少量多品種のものづくりを確立し、航空機、自動車などの軽量部材にとどまらず、人体と関わる複合材料の開発を進めます。

平成24年に設置された岐阜大学複合材料研究センター、平成28年に設置された次世代金型技術研究センターとの統合を経て、新たに物質に強い複合材料研究センターとして、平成30年4月に設置されました。素材の開発力を基礎として複合材料の産業利用を加速するため、45名(2024.04現在)の学内スタッフにより、有機、無機、金属、そして高分子物質の開発から、成形加工、リサイクルから材料の人体影響までをカバーする複合領域の組織体制をとり、研究開発を行います。

センター長メッセージ

センター長 仲井 朝美(教授)

「人のための、人にやさしいものづくりで、ものづくりの未来を変える」

GCCは、ものづくり分野の研究拠点として、分子の集合体から繊維と樹脂の複合体まで、マルチスケールに複合材料を研究します。物質化学、生命化学、機械工学から医学に至る複合領域からなる研究体制により、テーラードマテリアル&テーラードデザインによる少量多品種のものづくりを確立し、航空機、自動車などの軽量部材にとどまらず、人と関わる複合材料の開発を進めます。

複合材料は、軽量化によりコストと燃料の節約につながるという持続可能性を提案してきましたが、もはや軽量化だけでは十分ではありません。脱炭素化に向けて新たなイノベーションを創出する必要もあります。今後は「Cradle to Cradle〜ゆりかごからゆりかごへ」を基本理念として、サステナブル資源からの高品質な複合材料の創成、廃棄物を出さない複合材料の資源循環モデルの構築、さらにこれらを実現するためのものづくり技術の開発を目指します。

令和2年度より、東海国立大学機構に属す岐阜大学高等研究院Guコンポジット研究センターとなったことに伴い、インクルーシブでサステナブルな社会をリードする複合材料拠点であることを目指し、新たな材料創成と、それらを世に出すための高度な製造技術の開発を支援できるものづくり環境を提供します。

組織

組織(2023.04.01~)

GCCの活動

施設

Guコンポジット研究センター

 

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