この時期は、行事が多くて、気忙しい。逆に、こういう時になると、他の作業がしたくなる。それで、前から完成させたかった10年前のパリ滞在記を、デジタル化して残しておこうという「プロジェクト」(大袈裟!)を仕上げることにした。
前の駅伝見学の時にも思い出したが、こういう単身生活をしていると、昔の思い出がいろいろ蘇ってくるのは、年のせいか?それもあるかもしれないが、状況が似ているせいもあるのだろう。
それで一応、文章だけのデジタル化は出来上がったので、ここにリンクしたい。
写真等はまた来年度にデジタル化して、リンクして理解しやすい滞在記にしたいと思っている。
なお、この滞在は、1990年9月から1991年3月までの半年間で、日本学術振興会の特定国派遣プロジェクトに採用されて、忙しい実験実習機器センターという医学部の共同利用施設の仕事を他の人に押し付けて(!)留学してしまったものだが(せめて半年の最短にして影響を最小に止めたつもりだが…)、詳細をまとめておきたかった。パリに留学を予定している人にもあるいは役に立つこともあるかも知れない。今まで時間がとれず、完成できなかった。
ただし、研究の面はさておいて、それ以外の雑多なこと(これが意外と記憶に残る)を中心にしてある。日記、というか、実際は1週間ごとの記録だったので週録というべきだが、それからの抜粋を入力してHTML化した。
もし、そのころ同じフランスに行かれた方が居られれば、思い出を共有できるかも知れないと思う。
(2001.2.12)