出張

 

学会参加や共同研究の打合せ等々の理由で出張をする。オンラインでの打合せもあるが、直接会って話した方が仕事がスムーズに行くことが多い(オンラインまだ使いこなせていないのかも)。海外出張なら年に0〜2回、国内なら2〜10回程度の頻度である。誰得か知らないが出張時の習慣を紹介してみる。


1)ホテル

定宿を決めておくとかなり落ち着く。札幌、横浜、神戸では泊まる宿は決めている。ホテルの雰囲気がどうとかいうよりも「泊まったことのあるホテル」というのが重要。無駄に緊張せずに済むのがよい。


2)パジャマ

ホテルで寝るのは苦手である。昔は夜の会合が終わってホテルの部屋へ戻り、なんとなくぼーっとしているといつのまにか午前3時!ということも珍しくなかった。当然翌日は寝不足である。「飲み会+寝不足」が3日くらい続くと(出張ではよくある)ぐったりしてしまう。

最近の習慣では、部屋に戻る>>即シャワー>>持参のパジャマに着替える、ですぐに寝られる。馴染みのパジャマは安心感があり効果的。 薄手のかさばらないものがよい。


3)コーヒーセット

初めてインドのアッサム州へ出張した際に、電気湯沸かしと個別包装のコーヒー(一回分づつ挽いた豆がペーパーに入っている)を持参して毎朝使っていたが、かなり具合がよかった。ちなみに湯沸かしはインドでは歯磨きに使う必需品である。

その後どこへ行くにも コーヒーセット一式(挽いたコーヒー豆、計量スプーン、フィルターペーパー、ペーパーホルダー、コップ)を持って行くようになった。湯沸かしは海外僻地へ行く時以外は不要。

コーヒーセットは山・釣り用のものを流用している。 コップはホテルにあることも多いが、置いてあるものが気分的に合わないこともあるので気に入ったものを持参している。 気が向いたら茶こしと台湾の高級烏龍茶も持って行くが、街中のホテルなら中国茶は合わない(のでいらない)。


旅行中のストレスは見慣れないものへの警戒心から来るので馴染みの物品を持ち込めばストレス軽減である。当然荷物が増える。若いときはモノに束縛されるという状況はカッコ悪いので避けていたが、中高年の今はそんなことより「疲れない」ことを重視するようになってしまった。

大きな旅行荷物は、シガラミの多い不自由な人生を示唆してしまう。ティムオブライエンの「本当の戦争の話をしよう(文春文庫)」という小説に荷物についての章がある。兵士ひとりひとりの携行品を紹介しているのだが、、、何かの比喩にしか見えない。世の中何事にも代償というものが生じるが、受け入れている代償の重さを通じて固執している行為の重要性、もしくは本人の価値観が測られる、という話(で合ってるのかな?)。


2022.9.23


1出張中は昼食夕食の際に野菜を食べる機会はほとんどない。なので、朝食は高くてもホテルで食べ、1日分の野菜を摂取するようにしている。(ホントに誰に対して書いているのかわからなくなってしまった。まるで備忘録。)




バックナンバー

日本語メニュー
日本語トップページ
研究業績
メンバー
行事予定
学会発表
Journal Club
担当講義
外部資金・研究
プロジェクト
Journal Site link
selected articles
guide of reporter genes
書評始めました
tea time
研究設備
植物分子生理学特別セミナー
解析サーバー
受賞
研究紹介
大学院入学
希望者情報
実験五則
shan_ben_yan_jiu_shi.html
research_j.html
application.html
publication.html
member.html
grant.html
labsetup.html
server.html
award.html
schedule_current.html
meeting.html
seminar.html
Journal_Club.html
Journal_link.html
lecture.html
selected_article.html
reporter_guide.html
books_intro.html
tea_time_0.html
Experiment.html

Highly Cited Researchers of Gifu University

top30.html
国際細胞共生
学会
ISE.html
有名人研究者
思い出話
tea_time_67.html