何かのノミネート

 

ある日突然このホームページのアクセスが急増した。私には心当たりは全くない。心配になったので見当をつけてGoogleで検索していたところ、妙なサイトを発見した。


数ヶ月前「あなたは***賞にノミネートされました」というメールが届いた。聞いたことのないバイオ系の企業からである。一見非常に怪しいが、1)私はナイジェリアの王族だが100億ドルを一時避難させて欲しい、ということではなく、2) おめでとう!ロト当選です!、というのでも、3) 学位売ります、というのでもない。###が%%%%%!(失礼)という話でももちろんない。本当に賞を頂けるというのであれば私にとってはありがたい話なのである1。一見怪しいが、そこはそれ、「虎穴に入らずんば」とか、、、いまどきの表現でいうなら、そう「リスクを冒せ」というではないか2。リスク冒すべし!


結局私は求められるままに自身のプロフィールなどをいそいそと5分で書いて返送した。当選者3は翌週(!)ハイデラバードで行われるHUGO(非常に権威あるヒトゲノムの国際プロジェクト)のミーティングで発表する、というこれまた怪しげな返事が来たが、その後先方からの連絡は途絶えた。忘れていたがそういう事件(?)があった。


見つけたサイトに載っているのはその時に送ったやっつけメールであった。なんとな(讃岐弁)。


ちなみに、hpのアクセスが急増したのは光合成するウミウシについての論文が最近PNASに掲載され、ウェブでその論文を紹介された方が私のhpをリンクして下さったのが原因であった。アクセスは一週間程度でおさまり、今は再び平和な凪状態である。光合成するウミウシの研究に興味のある方はこのページのヘッダーにあるメニューのpublication - Japanese articleから関連のpdfを選び御笑覧して頂ければ幸いである。



1: 漱石系というよりは太宰系なのであった。だってにんげんだもの、、、

2:  こういう奴が一番に騙されるのである。

3: メールには受賞者と書いてあった。が、ヨコシマな心で見るとついこのように読んでしまうのであった。



2008.12.14


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