ベンチャー精神

 

某ベンチャー取締役の石井さんとの会話での発見。


ベンチャーの人は銀行等(ってどこでしょうね。投資会社?)を回ってお金を借りてくるのが主なお仕事の1つである。会社を立ち上げて軌道に乗せるのがベンチャーのミッションであって、つまりはベンチャーである間は常に軌道には乗っていないということになる。もちろん利益は「まだ」出ていない、という状況が常態である。利益が上がってこない中、体制を整えて軌道に乗せるにはお金がいる。そこで銀行へ行って「貸して下さい」ということになる。 ある意味夢を売るお仕事である(実際には借りてくるのではあるが、そのへんの区別がどうにもあいまいな感じである)。


その用立てるべき「資金」であるが、石井さんは「引っ張る」という動詞を合わせてくるのがなかなか味わい深いのであった。


銀行に大きな借金があると、「ウチにはそれだけの信用がある」とさらに別口から借りることを考える。資金にちょっと余裕が出てくれば、借りたお金を返すのではなくて、経営が上向いてきたのだから「もっと借りられるのではないか」と考える。

というのがベンチャー精神というものらしい。それくらいでないと貸した方も納得しない(安定経営を求めている訳ではないので)というのは素人ながら理解できなくはないが、私生活でもそのままのノリでいるとこれは絵に描いたような「破滅型」である。起業家の人達はどう折り合いをつけているのやら。



2010. 9.25



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