油圧アクティブサスペンションのディジタル制御について

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概要

写真1(63Kb)に本研究で使用したベンチシステムを示す.

Fig.2 アクティブサスペンションシステム

現在実用化されているアクティブサスペンションの多くは, 圧力比例弁とガスばねを併用した油圧シリンダを組み合わせ たシステムにより構成されている.圧力比例弁は応答性能 に優れる反面,構造が複雑であるため価格が高価であること, また油の汚染にも弱いなどの欠点を持つ.一方,オンオフ2 値で作動する電磁弁は構造が単純であることに基づく頑強性, 保守管理の容易さ,油の汚染に強い,低価格などの点で優れ ている.そこで,本研究ではアクティブサスペンションの高 信頼性化,低価格化を目的とし,圧力比例弁に代えて高速オ ンオフ電磁弁を用いたアクティブサスペンションシステムを 構成し,その制御方法および制御性能についての検討をおこ なう.


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