名前 | 渡邊 智一(Tomokazu Watanabe) |
研究テーマ | VACSによるセル生産の部品配置 |
研究内容 |
近年、生産現場は、少品種大量生産から多品種少量生産へと移り変わってきている。これは、消費者ニーズが多様化し、製品にも個性が求められるようになってきたためである。そのため、多品種にわたる製品を、効率よく生産していくことが重要となっている。 現代のニーズに適した形の生産方法として、多品種少量生産が考えられる。その代表的なものの1つに、セル生産方式がある。セル生産方式は、作業者1人が多工程を受け持ち、時には最初から最後までを1人で行うといった組み立てを行う生産方式である。 セル生産方式によって、効率のよい生産を行うため、本研究では、遺伝的アルゴリズム(GA)とヴァーチャル生産システムを統合したセル生産シミュレーションシステムであるVACS (Virtual Assembly Cell-production System)を提案する。VACSは、より良い部品の配置の探索を行い、その結果をヴァーチャル生産システムに引渡し、仮想生産を行うシステムである。
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