株式会社大塚製薬工場およびイーエヌ大塚製薬株式会社の両社より、日本脂質栄養学会へ大塚賞(学術賞および研究助成)を寄贈したいとの申し出があり、このほど理事会の議を経て、これを設定することが決定いたしました。以下に学術賞と研究助成につき、その目的および応募方法等を記載しましたので、本学会会員の方はふるって推薦(自薦・他薦を問わず)、あるいは応募して下さるようお願い致します。なお、大塚賞(学術賞)は非会員のみが対象ですが、大塚賞(研究助成)、並びに、本学会のランズ賞は会員を対象としております。
1.学術賞
(1)目的:優秀な臨床的脂質栄養学の研究者に対し本学会への参加を促し、学会の更なる活性化を図る。
(2)内容:国内の研究者による脂質栄養に関する優秀な臨床研究論文(英語も可)1題を選考する。ただし、当学会会員以外の者による論文を対象とする。国内在住(外国人でも可)の研究者で、大会に参加し受賞式と受賞講演ができることを条件とする。対象論文は一年以上遡っても可とする。
(3)選考方法:会長、大会長および会長の指名した若干名の審査委員から構成される選考会議で選考する。後日、理事会の承認を受ける。
(4)学会大会時の表彰・講演:受賞者は大会で受賞講演を行う。
(5)賞品等:賞状、楯(又はメダル)および副賞10万円を贈呈する。
(6)応募方法:様式は自由であるが、審査対象論文5部および推薦文を付け、5月31日までに学会事務局へ郵送のこと。
2.研究助成
(1)目的:脂質栄養に関する基礎及び臨床研究の推進を図る。
(2)内容:会員の中から、基礎及び臨床に関し重要と思われる研究計画を各1つ選定し、研究助成を行なう。受賞者は、当該研究がまとまった時点で本学会大会にて研究発表する。論文発表は本学会誌「脂質栄養学」以外でも可とするが、その際は他誌に掲載された旨を「脂質栄養学」で紹介する。また、論文の末尾に日本脂質栄養学会の大塚賞による助成を受けた旨を記載する。
(3)選考方法:選考は、学術賞と同様に行う。
(4)学会大会時の表彰:学術賞と併せ、受賞者を表彰する。
(5)賞品等:賞状と目録(基礎、臨床 各20万円)を贈呈する。
(6)応募方法:様式は自由であるが、研究計画書をA4二枚以内にまとめて、5部を5月31日までに学会事務局へ郵送のこと。