安田セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位分) |
授業テーマ |
病態診断の精度を上げるために獣医臨床で使う検査指標を評価する |
授業概要 |
医学分野で既に臨床診断に使われている様々な血液生化学指標が、獣医臨床でも同様な診断価値を有するとは限らない。動物毎に個別の検証が必要である。近年新たに獣医臨床に応用されてきた血液生化学指標について、動物種別にどのような病態の診断に用いられているかを講義し、臨床研究の一助とすることを目標として授業を行います。 |
授業方法 |
配布資料を利用してメールによりディスカッションを行います。 |
成績評価 |
受講の状況から評価します。 |
居在家セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位分) |
授業テーマ |
牛の分娩後の生殖機能制御 |
授業概要 |
ウシの分娩後の卵巣機能や子宮修復に及ぼす要因とその制御法についての臨床繁殖学的な立場から理解できることを目標として授業を行います |
授業方法 |
関連資料を配布してメール等によりディスカッションを行います。 |
成績評価 |
レポートにより評価します。 |
佐藤繁セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位分) |
授業テーマ |
乳牛における周産期疾病の発生要因、病態および防除 |
授業概要 |
乳牛の周産期疾病、特に分娩前後にみられる乳熱などの低カルシウム(Ca)血症関連疾病およびケトーシスや脂肪肝などの負のエネルギーバランス(NEB)関連疾病の発生要因、病態および防除について解説します。このことから、乳牛の周産期における低Ca血症およびNEBの発生機序と防除対策の重要性を理解することを目標として授業を行います。 |
授業方法 |
関連資料を配布してメール等によりディスカッションを行います。 |
成績評価 |
レポートにより評価します。
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佐藤れセミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位分) |
授業テーマ |
動物の炎症性疾患の病態生理とその治療に関する研究 |
授業概要 |
本セミナーでは、免疫不全症に伴う慢性炎症のメカニズムについて、生体内における好中球機能ならびにリンパ球機能変動の観点から免疫学的に学ぶとともに、実際の臨床例における分析結果についても考察します。そして免疫不全症と慢性炎症という2重の障害をコントロールするための免疫調整剤について学び、実際の臨床応用についても理解を深めることを目的に授業を実施します。 |
授業方法 |
テーマについて、これまで発表してきた論文と実際の臨床例を用いて解説するとともに、これからの研究展望に関して国際学会などの資料をもとに説明します。資料はメールで送付し、メール上でのディスカッションも行えるようにし
ます。 |
成績評価 |
受講の状況から評価します。 |
山岸セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位分) |
授業テーマ |
牛の低カルシウム血症などの原因、病態、予防法 |
授業概要 |
分娩前後の乳牛では生理的に血中Ca濃度が低下しやすいが、その程度が著しい場合に起立不能を主徴とする産褥麻痺(parturient paresis)を発症する。また、臨床症状を伴わなくとも低Ca血症が潜在すると第四胃変位などの周産期疾病も発生しやすい。本授業では、乳牛の低Ca血症に関する最近の研究成果について学習することを目的とする。 |
授業方法 |
各自が乳牛の低Ca血症に関する最近の研究論文を検索し、その研究に関して プレゼンテーション形式などで解説してもらい、ディスカッションを行う。岩手大学以外の大学院生の場合には、電話かメールで行う。 |
成績評価 |
解説ならびにディスカッションの状況から評価します。 |
宇塚セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位) |
授業テーマ |
伴侶動物医療における外科分野に関する特別講義 |
授業概要 |
日々進化する伴侶動物医療において、外科的な診断・処置法について、とくに麻酔や断層撮影に関しての造詣を深めることを目標として授業を行います。具体的には、各種麻酔薬の生体に対するさまざまな影響や、外科的疾患、とくに神経学的疾患に対する断層撮影の活用法についての授業を行う予定です。 |
授業方法 |
配布資料をもとにして、メールを活用して議論を深めていきます。 |
成績評価 |
受講状況を基本として、最終的にはレポートの内容によって評価します。 |
大澤セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位) |
授業テーマ |
動物の繁殖障害の病態解明と生殖機能の人為的調節 |
授業概要 |
ウシの分娩後における長期不受胎の要因のうち、特に無発情および早期胚死滅について、その原因、治療ならびに予防法に関する国内外における最新の研究動向を紹介しながら解説します。また、生産者と消費者双方の利益に寄与する繁殖管理の方法や生殖機能の人為的調節のあり方を受講生と議論します。各受講生が臨床現場における繁殖障害の現状と問題点を正確に把握し、その解決のために必要な方策を体系的に整理できることを到達目標として授業を行います。 |
授業方法 |
配付資料を利用してメールによりディスカッションを行います。 |
成績評価 |
レポートにより評価します。 |
岡田啓セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位) |
授業テーマ |
牛の生産獣医療の基礎と応用 |
授業概要 |
牛の生産獣医療学は、食の安全、動物福祉、畜産と環境、そして農家の生き残りにかかわる分野です。その基礎となる牛の栄養プロファイルを中心に反芻獣生理学を臨床面から整理し直し、それを基礎に、代謝病を中心とした疾病発生予防と動物福祉を配慮した生産性向上の方策を探ります。 |
授業方法 |
前期と後期に2回、開講します。 |
成績評価 |
レポートにより評価します。 |
大石セミナー |
授業科目
(単位数) |
臨床獣医学特論UあるいはV(2単位) |
授業テーマ |
犬の腎性貧血の病態解析 |
授業概要 |
腎不全において問題となる貧血は、尿毒症症候群の一部をなす直接的QOL悪化原因となっています。このような腎性貧血は単一の病因ルートによるのではなく、腎不全の複雑な病態と関連してその発現程度や進行状況に変動性がみられます。このセミナーでは、エリスロポエチン産生性の問題、赤血球寿命の問題、および出血・失血の問題について行われてきている研究について学び、腎性貧血病態への理解を深めることを目標とします。 |
授業方法 |
e-Learning システムにより授業を行います。 |
成績評価 |
レポートをもとに評価します。 |