岐阜大学に赴任して26年になります.地盤環境問題の解決に役立つ環境地盤工学の体系化に取り組んでいます.海抜ゼロメートルから標高3000メートルまで,あらゆる環境条件が提供される岐阜を舞台に,環境地盤工学プロトコルとなる岐阜モデルがどのようになるのか,私と一緒に考えませんか.
毎年9月第2土曜日(環境の日)の午前中,海津市のソーラーアークにて,親子環境塾を開催しております.小学4年生〜6年生を対象に,「土のやくわり」を,「トンプソン実験」を通じてみんなで考えています.
岐阜大学を冠にする我が国ただ一つのNPO法人を応用生物科学部高見澤,岩橋,鈴木教授とともに主催しています.大学発の環境修復技術の普及が目的ですが,汚染対策のプロを養成するための講習会と資格認定も行っています.
県内唯一D類型として残る糸貫川の河川環境類型見直し作業に取り組みました.農業用水利権の3%(毎秒1.1立方メートル)が水源の典型的都市型河川です.合併浄化槽敷設,工場排水高度処理システム導入によって,C類型基準値(BOD75%値の5mg/L以下)を達成できる見通しになりました.2012清流国体開催に間に合いました.
学部3年生を引率して現場見学を実施しました.国土交通省岐阜国道事務所の方々には大変お世話になりました.就職活動に突入する前の3年生諸君には,建設現場の厳しさ,楽しさ,いろいろ肌で体験でき,進路を考える上で良い機会になったと思います.
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