Laboratory of Forest Ecology
■尾瀬ヶ原■

尾瀬ヶ原の広さは広大だ。富士見峠から竜宮十字路を経て山ノ鼻、鳩待峠へのルートで見た景色は天気も良く最高だった。尾瀬ヶ原の群馬県側のすべては東京電力のもので、木道を見ると東京電力の刻印が打ってある。
 燧ヶ岳は非常にきれいな垂直分布を眺めることができる山である。最下部はブナ帯で、中間はオオシラビソを中心とする亜高山帯で、さらに上部はハイマツ帯へと移行していく。一方、至仏山も垂直分布を見ることができるが、高度が、燧ヶ岳とは異なっているのが特徴で、ずいぶんと低い高度からハイマツが出現する。蛇紋岩の岩塊斜面の影響と言われている。湿地の植物より山の植生帯のほうが気になって仕方がない。

出現樹種(観察記録にもとづく)
(まったく未完)


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