Laboratory of Forest Ecology
■西伊豆海岸■

 西伊豆は海岸が険しい為、海岸沿いに常緑広葉樹林も良く残っているが、目にとまったのは、天然性のビャクシン林とクロマツ林であった。ガイドブックによると、大瀬崎のビャクシン群落は、ビャクシンの北限で、国の天然記念物に指定されているらしい。針葉樹は、このような水環境の悪い海岸沿い(塩水はマングローブなどの塩生植物を除いて利用できない)の場所や、尾根、あるいは亜高山帯で、優占していることが多い。

ビャクシンは、庭に植えられるカイヅカイブキの原種と言われる。ちなみにビャクシンの仲間は、ナシの赤星病を媒介する為、ナシの産地には植えられない。

出現樹種(観察記録にもとづく)
(まったく未完)

ビャクシン群落 ガイドブックによると、大瀬崎のビャクシン群落は、ビャクシンの北限で、国の天然記念物に指定されているらしい。針葉樹は、このような水環境の悪い海岸沿い(塩水はマングローブなどの塩生植物を除いて利用できない)の場所や、尾根、あるいは亜高山帯で、優占していることが多い。
看板
シルエット

これは白浜で撮った写真 白浜近くのビャクシン
クロマツ この下の2枚の写真は、堂ヶ島付近のクロマツ林。クロマツは本来は砂浜ではなく、海岸の土壌の浅い岩の上に成立するものなのだろう。
クロマツ

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