Laboratory of Forest Ecology
■森林災害■
山火事 山火事
 山火事は一般には春に多い。乾燥しているときは要注意。私が岐阜大学にいる間に百々峰では2回、岐阜市西部で1回起きている。野火が自然現象(火山、雷など)の地域は山火事後にしか発芽しない種子を持つ種類もある。左の写真は、2001年のもの。 2002年4月5日の岐阜市芥見を発生源とする大火災は、岐阜気象台の観測によると、最小湿度が6%で、1950年12月に観測を始めて以来、岐阜で最も小さいと記録された日であった。金華山から焼け跡をみることもできる。この煙の様子は衛星写真にも記録されている(高知大学HP)
松枯れ 松枯れ
 松枯れはマツノザイセンチュウを主な原因とする枯死である。ただ、酸性雨などの要因も複合しているとの意見も多い。近年でもまだ、病害発生地域が奥山へ広がっている。
雪害

雪害
 2002年の新年そうそうに発生した岐阜県八幡町での雪害。飛騨と美濃の境にあたる地域で多く発生した。多量の雪が短い期間に降ったため、発生したと考えられる。間伐の遅れた林で発生しやすい。

地滑り 地滑り
 1999年9月15日の岐阜県北部の豪雨により、地滑りが発生した。まさにきれいにという言葉が申し訳ないほど、見事にすべってしまっている。
土壌浸食 土壌浸食と土石流
 同じく1999年9月の豪雨による谷の浸食。六厩調査地の横の谷は、いつも小川のような流れであったが、豪雨により深く浸食された。また左は調査地内での土石流の様子。
土石流

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