2002年1〜12月
289 Re: 「無音」のピアノ曲 コメント数:  0件
  佐藤 2002/12/26 (木) 17:00
岩平君、こんにちは! 御無沙汰してます。

> >そういえば、似たような現代曲があったね。
> について、何だったかなあ、ということを思い出しました。ジョン・ケージの「4'33"」という曲ですね。

おお! そうでした、そうでした。最近、固有名詞が記憶からどんどん脱落していきます。でも、それが指し示す内容は覚えている。固有名詞だけ覚えている、という状態の方が記憶の負担量が少ないはずなのですが。不思議なことですね。
そういえば、この間、同じ学年の男子学生と1階でばったり会いましたよ。あ、名前が出て来ない……

288 「無音」のピアノ曲 コメント数:  1件
  岩平   | gampei@carrot.ocn.ne.jp 2002/12/24 (火) 12:01
佐藤先生、ご無沙汰しております。平成8年に岐大を卒業した岩平です。
今、県内の中学校で教員をしております。
「充電日記」より
>そういえば、似たような現代曲があったね。
について、何だったかなあ、ということを思い出しました。
ジョン・ケージの「4'33"」という曲ですね。この曲が入ったCDも発売されているそうですが、あまり聞いてみたいとは思いません。
では。

287 Re^2: 70000 GET コメント数:  0件
  水野 亜美 2002/12/21 (土) 01:54
> 了解しました。どんな形で触れられているか、検索してみます。

ありがとうございます。気長に、楽しみに待っています。

286 Re: 70000 GET コメント数:  1件
  佐藤 2002/12/20 (金) 18:23
切り番ゲット、おめでとうございます\(^o^)/

言葉について、言葉を考えることについて楽しんでいただければ幸いですので、やっぱり、お楽しみ系サイトを目指しているので(実態はともかく、志だけは (^_^;)、ぜんぜん構いませんよ!

> 「国語学史の旅」で富士谷成章さんは、取り上げていただけないのでしょうか。

了解しました。どんな形で触れられているか、検索してみます。切り番ゲッター特典にするのもいいですね。「リクエストにお答えして新コンテンツ作成。発案者名を永久に明記」とか!

285 70000 GET コメント数:  2件
  水野 亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/12/19 (木) 21:36
すいません。こんな真面目なHPに不謹慎かしら。
しかも、下に小さく+13000と書いてあるし。
でもキリ番に当たることなんてめったにないもので、つい、うれしくて...。
書き込みついでになんですが、
「国語学史の旅」で富士谷成章さんは、取り上げていただけないのでしょうか。

284 Re: 無断リンクのおわび コメント数:  0件
  佐藤   |  2002/11/18 (月) 21:05
盆栽区さん、ようこそ!

> その際、岐阜大学内のページにリンクするには許可がいるとは知らずに、こちらの「『小公子』の部屋」に無断でリンクをはってしまいました。

いえいえ、よいのですよ。私としては。あ、大学として、どこかにそういうことが書いてあるかもしれませんが、お気になさいませんように。「リンクをしてはいかん!」という事態はナンセンスなことと思っていますし。もちろん、著作権者の名前も記さずにフレームで取り込み、あたかも自作のように装うなど、悪質なものは論外ですけれど。

283 無断リンクのおわび コメント数:  1件
  盆栽区 2002/11/17 (日) 13:26
初めまして、盆栽区と申します。
「青空文庫」の掲示板「みずたまり」に、若松賤子訳『小公子』の話題がでてきたので、こちらの「『小公子』の部屋」のページを紹介しようと「みずたまり」に書き込みをしました。
その際、岐阜大学内のページにリンクするには許可がいるとは知らずに、こちらの「『小公子』の部屋」に無断でリンクをはってしまいました。
その後「みずたまり」にリンクを切る書き込みをして、リンクを切っていただきました。
匿名で失礼だと思いますが、ご迷惑をかけまして申し訳ありません。お詫びいたします。

282 Re^3: ムシワライ コメント数:  0件
  佐藤 2002/11/01 (金) 22:39
> 十勝地方の出身なのですが、母に聞いたところ、1961年、私を出産した時に(場所は苫小牧市)、新生児室の前で誰かが言っていたのを聞いて覚えたそうです。

お小さいころから聞き知っていた、というのではないのですね。でも、本からの知識ではなく、実際にムシワライが使われていた現場を経験したというのは貴重ですね。

281 Re^2: ムシワライ コメント数:  1件
  水野 亜美 2002/10/28 (月) 22:44
>お母さまは、やはり、北海道のご出身ですか?

十勝地方の出身なのですが、母に聞いたところ、1961年、私を出産した時に(場所は苫小牧市)、新生児室の前で誰かが言っていたのを聞いて覚えたそうです。

280 Re: ムシワライ コメント数:  2件
  佐藤 2002/10/28 (月) 21:09
> 実家の母(1938年生)が使っているのを聞いたことがあります。

貴重な情報、ありがとうございました。ちょっと、つらいお話とも存じ、お察しいたします。お母さまは、やはり、北海道のご出身ですか? 私の母は津軽出身ですが、聞いたらノータイムでムシワライが出て来て、少々びっくりしました。

279 Re: 日本語発掘 コメント数:  0件
  佐藤 2002/10/28 (月) 21:06
>『古代日本語発掘』ですが、帯の文句もすごかったと記憶します。

貴重な情報、ありがとうございます! 帯までは付いてなかったので。こうしたことを思えば、図書館でも、事情が許す限り、原則原状(?)保存にしてほしいものですね。カバーだけはカラー写真が使える場合もあり、それが随分と内容の理解を支える例もあるので。

278 ムシワライ コメント数:  3件
  水野 亜美 2002/10/26 (土) 23:25
実家の母(1938年生)が使っているのを聞いたことがあります。
祖父が他界する少し前、病院に入院して
延命装置をつけたまま、昏睡状態が約ひと月続いている時でした。
「じいちゃん、時々、赤ちゃんのムシワライみたいな顔するんだよね。
もう、意識はないんだろうけど」と言っていました。

277 日本語発掘 コメント数:  1件
  岡島 2002/10/25 (金) 22:21
 充電日記へのコメントです。

 『古代日本語発掘』ですが、帯の文句もすごかったと記憶します。「経文の間に秘められた古代日本語の謎を探る」とか書いてあったように思います。「隠された」だったかな。「埋もれた」?

276 「琉球語」をひらがな書きしない自分を発見 コメント数:  0件
  ふぁびあん   | fabian@sb.starcat.ne.jp 2002/10/23 (水) 16:18
 皆さんはご自分のお国言葉(本当は「母語」と書きたいのですが)の単語を
文章に書き入れる場合、カタカナで書かれますか?ひらがなで書かれますか?
 ぼくは、どうも平仮名派です。
 それから、自分自身の田舎の単語や表現はもちろんですが、
一般に旅先などで各地の「方言」単語を聞き集めて楽しんでみたりする場合にも、
やっぱり「ひらがな」でメモしている自分です。
 ところが、ついさっき気付いたのですが、
ぼくはどうも琉球語についてだけ?は、「カタカナ」で書きますねえ。
(なぜだかは十分分かりません)
  たとえばですね、
ぼくは、「きりたんぽ」は「キリタンポ」とは書かないくせに、
「ゴーヤーチャンプルー」は「ごうやあちゃんぷるう」と書きませんし、
「みみがあ」も「あんたあぎい」も「えいさあ」もカタカナで書くようなのです。

・皆さんはどういう表記傾向をお持ちなのか?
・わたしの心理をどういう心理だと思われるか?
・特に沖縄出身の皆さんは、(個人として)どういう表記を好まれて
いらっしゃるのか?‥‥‥知りたくなりました。いかがでしょうねえ???

275 Re^4: 現在購入できる「節用集」について コメント数:  0件
  skid   | veb02147@nifty.ne.jp 2002/10/05 (土) 23:24
ただで使えるものはどんどん活用しないと……大学図書館を簡単に使えない私にとっては羨ましいことなのです。

274 Re^3: 現在購入できる「節用集」について コメント数:  1件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/10/04 (金) 12:06
> ちょっと余計な口出しかもしれません。

まぁまぁ、まったり行きましょう。(^_^)

273 Re^2: 現在購入できる「節用集」について コメント数:  2件
  skid   | veb02147@nifty.ne.jp 2002/10/02 (水) 16:16
ちょっと余計な口出しかもしれません。
素朴な疑問だと思ってください。

> そこで、お尋ねしたいのは、現在手に入る節用集の写真版などは、どのようなものがあるのでしょうか。

図書館にはめったに行ったことがないのですが、資料についてはまず最初に大学生なら大学図書館、そうでなくても大きな図書館の司書に相談するとよいのではないでしょうか。
それにしても、現在手に入るものをすべて入手するのはたいへんなことに思えます。
また、手に入るものだけの調査では足りないかもしれませんね。
佐藤先生にアドバイスをいただくなら、そのあたりの方法論についてお願いしたほうが……なんてのは他の学校の先生に甘えすぎになるかな。

272 ありがとうございました。 コメント数:  0件
  にしむら ひろこ   | hiro@shinonome.ac.jp 2002/10/02 (水) 09:41
佐藤先生

早速のお教え、ありがとうございました。これからさっそく調べてみます。
今後とも、よろしくお願いします。(@^^@)

271 Re: 現在購入できる「節用集」について コメント数:  3件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/10/01 (火) 00:18
にしむらさん、ようこそ!

> そこで、お尋ねしたいのは、現在手に入る節用集の写真版などは、どのようなものがあるのでしょうか。

一冊ずつ書くのもなんですので、国会図書館の検索を利用してはいかがでしょうか。http://webopac2.ndl.go.jp/ まず「節用集」で検索をかけ、一覧表示されたら「表示条件」から「刊行年順」で再表示させます。新しいものほど購入しやすいのではないかと思ってのことです。
『節用集大系』(大空社)が(お近くの)図書館にあるとよいですね。マイクロフィルムだと雄松堂のが国会図書館亀田次郎文庫のを複写しています。いくつかの群ごとでも買えます。
いま自宅からですので、詳しいこと、新たに思いついたこと、研究室にいって気づいたことなどありましたら、また書き込みますね。

270 Re^7: 富良野のアクセント コメント数:  0件
  水野亜美 2002/10/01 (火) 00:06
岡島先生>「北野」は、姓は頭高だが、地名は平板かな。
これって、関西だけでしょうか? 札幌にも「北野」という地名がありますが、「○●○」です。人名の方は頭高と中高と混在しています。やはり、一筋縄ではいかないみたいですね。

skidさん>平板が頭高になったり頭高が平板になったりするのは、同じになることを避けるような何かの法則が働くのでしょうか。
学問的なことはともかく、実感としてはわかりますね。例えば助詞の「の」がついた状態とアクセントが一緒だと、状況によっては不便かも知れません。高校時代、生物の先生がたまたま妙なアクセントで「水の〜」と言って、指名されたと勘違いして目が醒めたことがあります。

269 現在購入できる「節用集」について コメント数:  4件
  にしむら ひろこ   | hiro@shinonome.ac.jp 2002/09/30 (月) 22:22
こんばんは。佐藤先生に、ぜひともお尋ねしたき義があり、お便りします。実は、ベトナム人で、日本の節用集について、勉強したいという人がいます。そのひとは、節用集にでてくる日本の国字について、調べたいということなのです。
 そこで、お尋ねしたいのは、現在手に入る節用集の写真版などは、どのようなものがあるのでしょうか。例えば、「文明本節用集」とかはすぐにわかるのですが、その他のものではどのようなものがあるのでしょうか。また、、国字を調べるのに適した節用集で、もし、ご存知のものがありましたら、お教えいただければ幸いです。自分でなかなか調べきれなくて、おすがりする次第です。ヒントだけでもいいので、どうかどうか、よろしくお願い致します。

268 Re^6: 富良野のアクセント コメント数:  1件
  佐藤 2002/09/30 (月) 11:43
> 素人考えですが、「北」「中」「浦」「村」等は、単独のときのアクセントと「野」が付いた場合では、ことごとく変化しているような気がします。
> 平板が頭高になったり頭高が平板になったりするのは、同じになることを避けるような何かの法則が働くのでしょうか。

そういうことも有りそうだな、と学生のころ思った記憶があります。『明解日本語アクセント辞典』の巻末に何か書いてありそうですね。いま、古いのしか手元にないのですが。

267 Re^5: 富良野のアクセント コメント数:  2件
  skid   | veb02147@nifty.ne.jp 2002/09/29 (日) 01:02
> 「北野」は、姓は頭高だが、地名は平板かな。「中野」は姓も地名も平板。

素人考えですが、「北」「中」「浦」「村」等は、単独のときのアクセントと「野」が付いた場合では、ことごとく変化しているような気がします。
平板が頭高になったり頭高が平板になったりするのは、同じになることを避けるような何かの法則が働くのでしょうか。

266 Re^4: 富良野のアクセント コメント数:  3件
  岡島 2002/09/26 (木) 14:50
「北野」は、姓は頭高だが、地名は平板かな。「中野」は姓も地名も平板。

「野」を取り去っても地名らしきものと感じられる場合(嵯峨野とか)に、平板になるのか、とも思いましたが、どうにも一筋縄ではゆきませんね。

265 Re: こんばんは コメント数:  0件
  くぼやま   | kuboyama_seiji@geocities.com 2002/09/25 (水) 18:59
 http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/
>  佐藤先生、くぼやま先生、お返事ありがとうございます。

どういたしまして。
ところで、ワタクシ、先生ではなく、(岐阜じゃない、よその)学生です。
# 兼業&遅いstart なので、学生にしては随分 おにいさんですが :-p

264 Re^3: 富良野のアクセント コメント数:  4件
  水野亜美 2002/09/24 (火) 18:27
skidさん、はじめまして。情報ありがとうございます。
関東圏の人たちの皆が皆、「○●●」というわけではないのですね。
3音でも、京都の「嵯峨野」はどうなのでしょう。私は「○●●」と読んでいるのですが、 関東圏の人たちは...? また、地元京都ではどうなのでしょう。
あのドラマの主人公は、吉岡秀隆さん(田中邦衛さんの息子役)だと思っていました(勘違いかも)。埼玉県のご出身で、番組スタート時は小学生。「北海道に馴染めない、東京から来た男の子」という設定だったので、「○●●」でも違和感がなかったのですが(違う土地から来た人にはよくあることですから)、成長して台詞に北海道方言が交じるようになっても平板のままでしたね。個人的には、「アクセントはちょっと変だけど、ドラマがおもしろいからいいっしょ〜」と思っていますが。

263 Re: こんばんは コメント数:  0件
  佐藤 2002/09/24 (火) 17:31
>「埼玉弁」という言葉はあまりきかないような気がするのですが、

そうですね。特に若い人のあいだでは特色ある現象は少ないかもしれません。ただ、埼玉県といっても広いですから、土地土地に応じた変種はあります。それは別としても川口市出身なら、こういう言い方はしませんでしたか?
 ・エビガニ(=(アメリカ)ザリガニ)
 ・ズルコミ(=割り込み)
 ・アイケン(=じゃんけん。私の世代だけ?)
もちろん、周辺・隣接都市でも言っているでしょうし、さらに広い範囲で使ってるものもあるでしょう。なお、ズルコミは若年語とでもいうべき存在で、全国的にはヨコハイリが普通でしょう。

262 こんばんは コメント数:  2件
  片野英一 2002/09/24 (火) 01:50
 http://homepage3.nifty.com/sanjikyo/

 佐藤先生、くぼやま先生、お返事ありがとうございます。

 佐藤先生はボクと「同郷人」(たしか、そうですよね)であり、
 話し言葉のアクセントなども近いと思われますが、
 埼玉県東南部の人々が話す言葉というのは、
 「ほぼ共通語」と考えていいのか常々疑問に思っております。

 「埼玉弁」という言葉はあまりきかないような気がするのですが、
 時々、自分が発した言葉に「あ、なまってるかも……」と思うこともあります。
 ちなみにボクの先祖は200年前くらいに群馬県の館林というところから
 川越に移り、150年前くらいに川口に来たらしいのですが、
 群馬の方言も少しあるような気もしています。
 
 またつまらない質問をしてしまいました  ヾ(;´▽`A``アセアセ


 

261 Re^2: 富良野のアクセント コメント数:  5件
  skid   | veb02147@nifty.ne.jp 2002/09/22 (日) 19:23
あの番組を一度も見たことがない千葉県出身の私も「●○○」です。

> 本州の人は、「富良野」という表記をみると、「武蔵野」とか「安曇野」などのアクセントで類推してしまうものでしょうか?

この場合、同じ音数の「平野」「村野」「浦野」「高野」等と一緒になるようです。
本州といっても、西と東ではまったく違いますよね。
田中邦衛さんは岐阜県出身だそうですが、むしろ演出家とか周りの方の影響があったのではないでしょうか。

260 Re^3: こんばんは コメント数:  0件
  佐藤 2002/09/20 (金) 23:20
> 現象だけ見ると、
>  とんでもない → とんでもありません → とんでもございません
> と同じ仕組みですよね。

そうそう。典型的な例ですね。初めて誤りの表現だと聞いたのは…… はは、27・8年も前か。小学……

259 Re^3: 富良野のアクセント コメント数:  0件
  佐藤   |  2002/09/18 (水) 12:35
>> 身近とは言えないもののアクセントは頭高になりがちですが、その線かな。
> ということは、何度か富良野にいらっしゃると、「○●●」派になったりして。

そうねぇ、他人(ひと)に講釈できるくらいになったら「○●●」になるかもしれない。俳優さんたちもその辺を(無意識に?)感じているのかも。
あと、フラノと書くと生地素材ですね。それと区別しようとしてアクセントを変えてる人もいるかもしれませんね。もちろん、逆にもあって服飾関係の人なら生地を「○●●」と言いそうですね。
そにれしても、アクセントの統一性(というのか。みんな同じアクセントで発音すること)は、少なくなって来たのかな。

258 Re^2: 富良野のアクセント コメント数:  1件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/09/17 (火) 23:42
そうか、こういうのを「平板アクセント」っていうんでしたっけ。
二十数年も昔の遠い記憶なもので、すいません。
あの頃既に、「平板化が進んでいる」と授業で聞いたような...。
平板化+「〜野」表記となると、なかなか強力かも知れませんね。
近ごろは、富良野ロケのある、あのドラマ以外のテレビ番組でも
平板型にいう芸能人が増えてきたように思います。

> でも、私は「●○○」だなぁ。かえって不思議? 身近とは言えないもののアクセントは頭高になりがちですが、その線かな。

ということは、何度か富良野にいらっしゃると、「○●●」派になったりして。

257 Re^2: こんばんは コメント数:  1件
  くぼやま   | kuboyama_seiji@geocities.com 2002/09/17 (火) 18:59
 http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/
> >「そんなこと仰るなんて、もったいございません」

現象だけ見ると、
 とんでもない → とんでもありません → とんでもございません
と同じ仕組みですよね。

同類の「みっともありません/みっともございません」なら聞いたことがある……気がします。

256 Re: こんばんは コメント数:  2件
  佐藤   |  2002/09/17 (火) 15:18
片野さん、いらっしゃいませ。岐阜はどうやらこうやら秋らしくなってきましたが、東京方面は涼しすぎるみたいですね。うらやましいような、申し訳ないような気がします。

>「そんなこと仰るなんて、もったいございません」

普通なら、「勿体のうございます」でしょうか。共通語には「ゴザイマスが下接するときにかぎって、形容詞連用形はウ音便化する」という、まことに面倒なルールがあります。それを(無意識に?)回避した言い方なのでしょうね。たしかに、単純にはなっていると思います。また、料理記者歴ン十年の方の「おいしゅうございます」が、他の人が面白半分に使うことがありますが、面倒なルールの表現が使われなくなりつつある、という背景があるように思われます。

255 こんばんは コメント数:  3件
  片野 2002/09/16 (月) 00:49
 http://homepage3.nifty.com/sanjikyo/

 ずっと前に一度書き込みさせて頂いた川口の片野です。
 実は昨日、初めて会った人が会話の中で、
 「そんなこと仰るなんて、もったいございません」
 といっていたのですが、この「もったいございません」
 という言葉は日本語の文法として成り立ち得るものなのでしょうか?
 そういう言葉、あるようなないような……
 聞きつけない言葉なもので……くだらない質問ですみません……

254 Re: 富良野のアクセント コメント数:  8件
  佐藤   |  2002/09/15 (日) 18:18
水野さん、こんにちは。

> 本州の人は、「富良野」という表記をみると、「武蔵野」とか「安曇野」などのアクセントで類推してしまうものでしょうか?

それは考えられますね。全体として平板化が進行中なのですが、「富良野」だと、おっしゃるような「〜野」に類推できる(?)ので、平板型で正しいのだ、と思う人も多いのかもしれません。
でも、私は「●○○」だなぁ。かえって不思議? 身近とは言えないもののアクセントは頭高になりがちですが、その線かな。

253 富良野のアクセント コメント数:  9件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/09/14 (土) 08:56
お久しぶりです。こちらのHPの内容とはあまり関係ないのですが、
佐藤先生は、北海道の「富良野」という所をご存じでしょうか?
テレビドラマで有名になり、このドラマは北海道でも人気があるのですが、
ドラマの主人公がいう「フラノ」のアクセントは不評です。
主人公は21年間、1音目を低くいい続けましたが、
地元では、「フラノ」を単独でいう時は、1音目が高いのが一般的です。
本州には「○○野」という地名がいろいろあるようですね。
本州の人は、「富良野」という表記をみると、
「武蔵野」とか「安曇野」などのアクセントで類推してしまうものでしょうか?
「富良野」は、アイヌ語地名の当て字なのですが...。

252 Re: 縦書き横書き コメント数:  0件
  佐藤   |  2002/08/06 (火) 17:39
skidさん、こんにちは。

> 実は辞書の内容見本も集めたりしているのですが、知る限りにおいて戦前の英和辞典の内容見本で横書きのものは見あたりません。

面白いですね。横書きというは、やはり特別な場合のものとされていたんですね。横書きの辞典の巻末広告すら縦書きですから、むべなるかな?
http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/kini083.htm#5

251 縦書き横書き コメント数:  1件
  skid   | veb02147@nifty.ne.jp 2002/08/04 (日) 02:07
久しぶりに覗いてみて、ちょっと意外でした。
芳名帳の書き込みがあまり増えていないのは、どうしたことでしょう。
それはともかく『図書』連載の「縦書き横書きの日本語史」は私も面白く感じております。
以前から、近代の英和辞典などに見られる和文の組み方に興味を持っておりました。
実は辞書の内容見本も集めたりしているのですが、知る限りにおいて戦前の英和辞典の内容見本で横書きのものは見あたりません。
それほど横書きには抵抗感があったのだと思います。
『国語学』も横組になってしまいましたが、横書きが多くなればなるほど、やっぱり日本語は縦でなくちゃ、と感じます。
天の邪鬼なのかもしれません。


250 Re: なんとか。 コメント数:  0件
  佐藤   |  2002/07/31 (水) 14:56
暑いですね〜。今年は、研究室の冷房がビシバシ切られて、毎日、茫洋と過ごしています。

> 多分、きっと、自分では頑張ったぞ。と思ってはいるのですが・・・・うーん。
> 皆、何をそんなに書いたの?!とビックリするくらいに書き込んでいたので、ちょっとドキドキしています。

やっと明日からは冷房がキチンと入りそうな気配なので、採点でフル回転です!

> 大学生になって何故か突然、あがり性になり、試験では一瞬頭の中が真っ白になります。落ち着けー落ち着くんだ。まったく、自分との戦いです。

私も似たようなものだったなぁ。好きな音楽聞きながら試験勉強するので、試験時間中はメロディばかり頭をぐるぐると。

249 なんとか。 コメント数:  1件
  ぷちゃこ 2002/07/25 (木) 05:51
 http://www19.u-page.so-net.ne.jp/ta3/rascal/public_html/index.html
無事、テストを終えてホッとしています。ふぃー。
多分、きっと、自分では頑張ったぞ。と思ってはいるのですが・・・・うーん。
皆、何をそんなに書いたの?!とビックリするくらいに書き込んでいたので、ちょっとドキドキしています。
大学生になって何故か突然、あがり性になり、試験では一瞬頭の中が真っ白になります。落ち着けー落ち着くんだ。まったく、自分との戦いです。
後一週間、レポートやなんかかんかで忙しいです。そのくせ、いつもよりバイトの回数は多いです。試験期間になると、どこも突然人手不足。断りきることが出来ません。夏休み目前ですから、お金も欲しい。難しいところなのです。

248 Re: 驚きました。 コメント数:  0件
  佐藤 2002/07/23 (火) 20:34
ぷちゃこさん、ようこそ!

> 明日のテスト、あの、お手柔らかにお願いします。頑張ってテスト勉強していますが・・・かなり心配です。

う〜ん、こればかりは…… まぁ、でも、問題の出し方は素直だから、ちゃんと復習しておけば大丈夫ですよ。ただ、問題で「説明しなさい」とある場合、図しか書いてなかったりするとポイント低し!?

247 驚きました。 コメント数:  1件
  ぷちゃこ 2002/07/23 (火) 02:41
 http://www19.u-page.so-net.ne.jp/ta3/rascal/public_html/index.html
はじめまして。突然失礼します。
私は学生です。明日(もう日付が変わったので、今日ですか。)、国語の試験があります。上代特殊仮名遣いの乙類がよく分からず、検索していたところ、このHPにぶつかりました。学校の先生もどうやって理解させたらいいのか困ってらっしゃるのかぁ。と思って見ていたら、すぐ下の記事「母音の無声化」に「岐阜に来てバスに乗って(略)」・・・ん?
明日のテスト、あの、お手柔らかにお願いします。頑張ってテスト勉強していますが・・・かなり心配です。

246 Re^2: 右側の横書き〜お祭り コメント数:  0件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/06/19 (水) 20:40
> か、数えたんですか…… 素晴らしい! これは露店正面の(看板というか)でしょうか? 

説明不足で申し訳ありません。数字にすると情報が一人歩きしてしまうので困るのですが、あくまでもざっと数えただけですので。新聞によると500店余が出店していたそうで、私が数えたのは、そのうち、3方向(正面と両サイド)に暖簾のある露店だけです。露店の右側面の横書きがどうなっているかだけを見てきました。

> う〜む、最近見直されて(?)人気が出てきたので(?)、新出店が多いのでしょうか。そうなると、暖簾の使い込み具合などと関連が出てくるか?

数えているうちに、お店の人に直接事情を聞いてみたくなったのですが、その勇気がありませんでした。こういう時、「大学」の権威があれば、強いのでしょうね(?)

245 Re: 右側の横書き〜お祭り コメント数:  1件
  佐藤   |  2002/06/19 (水) 12:01
水野さん、こんにちは。

>北海道神宮祭に行ってきました。ざぁーっと数えたところ、「左から」が126軒「右から」が159軒でした。露店の暖簾って、まだ「右から」が多いのですね。

か、数えたんですか…… 素晴らしい! これは露店正面の(看板というか)でしょうか? 
 
>かなり急な右上がりでも左かきだったりします。右上がりと、左かき右かきはあまり関係がないものと思われます。

これは側面のことですね。

>「金魚すくい」などは、店舗数は多いのに暖簾が数種類しかなくて、右かきは2軒のみ、圧倒的に左かきのものを使用していました。

う〜む、最近見直されて(?)人気が出てきたので(?)、新出店が多いのでしょうか。そうなると、暖簾の使い込み具合などと関連が出てくるか?

244 右側の横書き〜お祭り コメント数:  2件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/06/14 (金) 23:23
お久しぶりです。北海道神宮祭に行ってきました。ざぁーっと数えたところ、「左から」が126軒「右から」が159軒でした。露店の暖簾って、まだ「右から」が多いのですね。暖簾は、ほとんど全部がお店の正面に向かって、右上がりになっていました。かなり急な右上がりでも左かきだったりします。右上がりと、左かき右かきはあまり関係がないものと思われます。
また、全く同じ暖簾を使用している露店も多く、「金魚すくい」などは、店舗数は多いのに暖簾が数種類しかなくて、右かきは2軒のみ、圧倒的に左かきのものを使用していました。
>Yeemar さま:『言語生活』の正確な情報をありがとうございます。周囲に図書館のない生活をすると、学生時代、いかに環境に恵まれていたのかを実感できます。若い時はその有り難みがわからなかったんですよね。

243 公開用メールアドレス コメント数:  0件
  佐藤   |  2002/06/11 (火) 13:17
変えました。
ライコスのメールサービスを使っていたのですが、昨年末から切り換えてきたシステムの調子が出ないようなので。新着メールを知らせてくれるのは便利だったのですが……


242 Re: お久し振りです コメント数:  0件
  佐藤   |  2002/06/11 (火) 13:12
前略亭さま、こんにちは。

> 長年使ってきたURLが変更になりました。
> 新しいURLは、
> http://homepage3.nifty.com/soso/
> です。

お知らせ、ありがとうございました。

241 お久し振りです コメント数:  1件
  前略亭草々   | sosoz@anet.ne.jp 2002/06/10 (月) 17:28
 http://homepage3.nifty.com/soso/
ご無沙汰しております。お元気でしょうか。

私事で恐縮ですが、この度、プロバイダを変えました。
いわゆるブロードバンド化っていうやつです(^^)
そこで長年使ってきたURLが変更になりました。
新しいURLは、
http://homepage3.nifty.com/soso/
です。

ご多忙の折誠に恐縮ですが、リンク先の変更をお願い申し上げます。
尚、メールアドレスも上記の通り変わっております。

それでは、失礼します。

大江戸八百八頁 座元
前略亭草々

240 Re^9: おに コメント数:  0件
  Yeemar   |  2002/05/29 (水) 18:49
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/k990517.htm
すみません、やや見当違いを申しました。福田さんは勿論、程度副詞の話をされていました。

私は、服部四郎による自由形式(=単語、文節等)と附属形式(=接辞)を見分ける原則に寄りかかり、情態副詞の話をしたのです。

なお服部原則では
 原則I 職能や語形変化の異なるいろいろの自立形式につくものは自由形式である.
 例)「子どもの、読むの、白いの、静かなの」などにつく「の」は自由形式。
 原則II 二つの形式の間に別の単語が自由に現れる場合には,その各々は自由形式である.
 例)「the man, the tall man, the old man」の「the, man」は自由形式。
 原則III 結びついた二つの形式が互に位置を取りかえて現れ得る場合には,両者ともに自由形式である.
 例)「He has..., Has he...」の「he, has」は自由形式。
   「私にだけ、私だけに」「人をばかり、人ばかりを」などもその例。

ただ、服部は「逆もまた真なり」、つまりI〜IIIに当てはまらなければ附属形式とは言っていません。私は「逆もまた真なり」のつもりでお話しした部分があります。

原則IIIは日本語に当てはめにくいのではと、以前、上掲のウェブページに書きました。

239 Re^8: おに コメント数:  1件
  K@M 2002/05/27 (月) 19:25
どうもありがとうございます。

すると、「そう思う」も一語と考えた方がいいということでしょうか。それとも別の問題なんでしょうか。

間に別の語句が挟めるかどうかでちょっと考えてみました。

「私は《仕方がないので》そう思うことにした。」
「私はそう《仕方がないので》思うことにした。」

「彼は、《うなづきながら》そう言った。」
「彼は、そう《うなづきながら》言った。」

後者の方が許容度は若干低い気がしますが、非文まで行くかというとやや微妙です。

「弁当を《こんな風に》がーっ食べてたんだ。
  ごはんに納豆を《こうやって》ぐーっ混ぜてね。」
「弁当をがーっ《こんな風に》食べてたんだ。
  ごはんに納豆をぐーっ《こうやって》混ぜてね。」

Yeemarさんが挙げてくださった例だと後者はかなり不自然です。
「そう」の方は「がーっ」「ぐーっ」よりは独立していると考えていいんでしょうか。

238 Re^7: おに コメント数:  2件
  Yeemar   |  2002/05/26 (日) 22:41
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
> あ、よく読み返してみたら「程度副詞」の話でした。
> 副詞全体に当てはまるとは書いてなかったですね。
>
> どうも失礼しました。

程度副詞でなくても、情態副詞でもひっくりかえすとおかしいな、
というものもありまして、それは
  弁当をがーっ食べてたんだ。
  ごはんに納豆をぐーっ混ぜてね。
とかいう言い方です。

もともと、関西方言なのでしょうが、東京の若者も使うようにな
りました。「がーっ」「ぐーっ」は情態副詞だと思いますが、
  弁当を食べてたんだ、がーっ。
というのはどうも変ですし、言わないでしょう。同じく「と」の
つかない情態副詞でも、「がたがた」「ぞろぞろ」などは、
  表を大勢歩いていますよ、ぞろぞろ。
 ?表を大勢歩いているのである、ぞろぞろ。
のように、ひっくり返せる場合とひっくり返せない場合がありま
すが(会話体でないと言いにくい)、まだしも自由度が高そうで
す。

万葉集にある「かか鳴く鷲」(カカと鳴く鷲)とか、「いなく」
(ヒンと鳴く=いななく)、「そほふる」(ショボショボ降る)
などは、情態副詞+動詞が一語化したものですが、「がーっ食べ
る」は一語になりかけでしょうか。

237 Re^6: おに コメント数:  3件
  K@M 2002/05/25 (土) 04:45
あ、よく読み返してみたら「程度副詞」の話でした。
副詞全体に当てはまるとは書いてなかったですね。

どうも失礼しました。

236 Re^5: おに コメント数:  4件
  K@M 2002/05/25 (土) 04:40
はじめまして。(時々このサイト自体は覗かせていただいています。)
この語順の入れ替えの話を読んでいて、ちょっと疑問に思ったことがあったので、初めて書き込んでみました。

副詞は基本的に入れ替え可能ということですが、

「私はそのとき《そう》思った。」

の《そう》は副詞とされていると思うんですが、これは「思った。そう。」というのは不自然な気がします。2拍(1音節?)と短いせいかな、とも思ったんですが、

「私はそのとき思った。そ(こ)のように。」
「私はそのとき思った。そ(こ)んな風に。」

と置き換えてもやっぱりしっくり来ない気がします。(けど詩情たっぷりに読めばいいのかな、という気もして判断は揺れています。)

こういった類も「オニ」とか「超」同様に接頭辞の仲間として考えればいいんでしょうか。けど「そんな風に思った」を一語扱いってのは違和感もあって…

と考え始めたら混乱してきてしまいました。

235 Re^5: おに コメント数:  0件
  福田@神戸市外大 2002/05/04 (土) 08:15
 http://www.kobe-cufs.ac.jp
> >これらは結局「うまい」「面白い」などの用言を「素材表示部分+関係構成部分」((c)渡辺実)に分けたうちの素材表示部分だけを修飾しているものかな、と思っています。
>
> なるほど。ひっくり返せないというより、前にしか来れない理由がありそうだ、というわけですね。

日本語の「倒置」は、実は省略に含めることができるとする考え方もあります。「おいしいよ、すっごく」は、「おいしいよ、すっごくおいしいよ」の 2 回目の「おいしいよ」が省略された表現だというわけです。
私はこの説を基本的に支持します。日本語は英語や中国語と異なり、語順の変更によって句の意味が変わるということがほとんどないからです。

234 Re^4: おに コメント数:  6件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2002/05/01 (水) 23:19
>これらは結局「うまい」「面白い」などの用言を「素材表示部分+関係構成部分」((c)渡辺実)に分けたうちの素材表示部分だけを修飾しているものかな、と思っています。

なるほど。ひっくり返せないというより、前にしか来れない理由がありそうだ、というわけですね。

> 「すごいうまい」の類例をみると、どれもひっくり返した言い方は難しそうです

もと形容詞(連体詞も?)のものが多いですね。そうした出自も関係しての出現位置制約があるのか。また、もともとが面白そうな現象ですね。活用形でいえば連用形でないものが連用する例たちですが、でも副詞として一語化しようとするあまり(??)、一語でありやすい終止形(と同じ形)を取ったのか。あちこちバランスの悪い、だからこそ、新しい傾向なのか…… 興味尽きなさ過ぎます。

233 訂正 コメント数:  0件
  福田@神戸市外大 2002/05/01 (水) 08:15
 http://www.kobe-cufs.ac.jp
森山卓郎さんのご所属は京都教育大学でした。訂正いたします。

232 Re^3: おに コメント数:  7件
  Yeemar   |  2002/04/30 (火) 23:35
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
「すごいうまい」という言い方が時々問題になりますが、そういえばこれらも

 「うまいね、すごい」

となるか微妙ですね。

私は目下、これらは結局「うまい」「面白い」などの用言を「素材表示部分+関係構成部分」((c)渡辺実)に分けたうちの素材表示部分だけを修飾しているものかな、と思っています。

あたかも「やや右」「あれほど役者だとは…」の「やや」「あれほど」が、素材表示をになう「右」や「役者」にかかるのでなく、関係構成をになう「右(だ)」「役者だ」の「だ」にかかるのと好対照かと。

「すごいうまい」の類例をみると、どれもひっくり返した言い方は難しそうです:

「とんだおもしろかつた」浮世風呂、「キツイ嫌い」浮雲、「可恐(おそろし)い光る」金色夜叉。

方言:「大したきれいだ」宮城、「おっかねーあちー」横浜、「えれーしょっぱい」富山、「どえれぁーうめぁー」名古屋、「えっしゃくないうまい」三重、「やにこいえー」和歌山、「ぼっけー苦しい」岡山、「ごっつい(電話を)かけた」徳島、「えらい安か」佐賀、「わっぜーか太か」鹿児島

231 Re^2: おに コメント数:  8件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2002/04/29 (月) 13:00
福田さん、ありがとうございます。
ひっくりかえせるかどうかのテストは、服部四郎『言語学の方法』が文法的単位の認定で挙げた方法の1つだったと思います(もちろん、「超−」「オニ−」は出てこない)。私は日本語の副助詞を念頭に置いているのかな、と思ったきりですが、森山氏のはその応用にあたりましょうか。するどい。

230 Re: おに コメント数:  10件
  福田@神戸市外大 2002/04/29 (月) 00:02
 http://www.kobe-cufs.ac.jp
> 「オニムカツク」という言葉がありますが、この場合、「オニ」は「ムカツク」を
> 修飾して「非常に」の意味になりますので、副詞ということになりますが

はじめまして。まだ見てくれてるでしょうか。
神戸市外国語大学の福田 嘉一郎といいます。佐藤さんの (変な意味でなく) 友達です。
さて、オニムカツクのオニは本当に副詞なのでしょうか。程度副詞は次のような述語省略や倒置を許します。

このお店、おいしい?
――うん、すっごく (おいしいよ)。/うん、おいしいよ、とっても。

オニも同じような振る舞いをしますか?

あいつ、むかつく?
――うん、おに (むかつくよ)。/うん、むかつくよ、おに。

こんな言い方ができるなら副詞ですが、できないならオニヤンマやオニグモのオニと同じく、単語未満の形態素で、接頭辞ということになり、オニムカツクは全体で 1 語の動詞と考えられます。

このたいへんおもしろいテストは、京都府立大学助教授の森山卓郎さんから聞いたものです。彼は「チョーおいしい」などのチョーが、まだ副詞ではなく接頭辞であることを言うために使いました。

このお店、おいしい?――*うん、チョー (おいしいよ)。/*うん、おいしいよ、チョー。

229 Re: レイコフの文章 コメント数:  0件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/04/18 (木) 20:42
> 日本語の分類詞「本」は,最も一般的な用法では,長くて細いもの〔略〕を類別する。〔略〕したがって,「本」が死んだヘビと干し魚を類別するのに用いられうるというのも驚くには当たらないわけである。
>私ならば、死んだヘビは1匹、干し魚は1匹か1尾であります。

むむぅ。レイコフの、日本語のソースは何なのでしょうね。訳者が例を変えるなら、もう少し穏当なものにするでしょうし。おっしゃるように「類別」の原語も気になります。「別」に重心を置いているのか、「類」(=似)に重心があるのか。

228 レイコフの文章 コメント数:  1件
  Yeemar   |  2002/04/16 (火) 11:30
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
ずっと前の話題(ウォーフによる日本語の「は・が」解釈)の関連ですが、

> >ウォーフは、そこはかとない誤解(「日本は山は多い」で「山が高い」ことが含意されるという)も交えつつ、
>
> なるほど、誤解ですか。ウォーフは、日本語のことを説明していながら、英語の mountainous の語義・ニュアンスをひきずってしまっている、ということですね。「日本語としての(あるはずもない)mountainous」…… ありがとうございました。

偉い言語学者が、外国語としての日本語を誤解している例は存外多いのではないかという気がしています。たとえば、レイコフ・池上嘉彦他訳『認知意味論』p.125に。

> 日本語の分類詞「本」は,最も一般的な用法では,長くて細いもの〔略〕を類別する。〔略〕したがって,「本」が死んだヘビと干し魚を類別するのに用いられうるというのも驚くには当たらないわけである。

「類別」の原語がよく分かりませんが、ヘビも1本、干し魚も1本と数えるということでしょう。「あっ、ヘビが1本死んでらあ」「干し魚1本くださいな」という人は、未熟な日本語話者というべきでしょう。私ならば、死んだヘビは1匹、干し魚は1匹か1尾であります。


227 Re: 右側の横書き コメント数:  0件
  Yeemar   |  2002/04/15 (月) 23:41
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
〈車体の社名の書き方を調べたレポートが掲載されていた〉のは、「言語生活」361(1982.01)ですね。あいざわせいこ「自動車の右側面の左よこがきと右よこがき」(p.82)が載っています。

この資料では、〈左よこがき:右よこがき〉の比が、だいたい〈1:2〉になっているとのことです。「一般に「○○商店」「○○酒店」のような小企業のものは右がきが多い」「出版・広告・デザインなど、マスコミまたは美術がかかわってくる業種では、左よこがきのほうが多いのがめだちます」さらに「大都市のある県のほうが左よこがきの傾向がつよいといえるでしょう」「漢字ばかりだと右の傾向がつよく、カタカナのことばは左の傾向がつよく、ローマ字は、ほとんど゛か左がき」ともあります。もっとも、中には「EKATIMOT」(トミタケ)というのもあったとか。

縁日で「やめるか」というやる気のない露店を見たという話を、岡島昭浩氏の「ことば会議室」に書き込んだことがあります。
http://www5.tkcity.net/~okazima/bbs/bbs.cgi?r=room_1&;BBS_MSG_000405011145.html#020119021743

226 Re: おに コメント数:  0件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/04/15 (月) 17:30
Shibataさん、ようこそ!

>「オニヤンマ」「オニグモ」となったときの「オニ」の品詞は何でしょうか?「オニヤンマ」で一つの名詞だということなのでしょうか?よろしくお願いします。

 まずは「「オニヤンマ」で一つの名詞」でいいでしょう。ただ明らかにオニ+ヤンマと分解できるので、それぞれの意味を考えることはできます。ただし、単位は品詞ではなく、もうひとつ下の「形態素」という単位になります。もちろん、オニ・ヤンマそれぞれに対応する独立した名詞はあることになりますが。
 ところで、ン年前卒業のゼミ生の柴田さんかな。元気にしてますか? たまには遊びにいらっしゃい。相変わらず乱雑でタバコ臭い研究室ですが……

225 おに コメント数:  12件
  卒業生Shibata 2002/04/15 (月) 15:53
先生こんにちは。この前、「若者言葉」について調べていて気になったことがありました。「オニムカツク」という言葉がありますが、この場合、「オニ」は「ムカツク」を修飾して「非常に」の意味になりますので、副詞ということになりますが、「オニ」にはもともと「大きい」等の意味があり、「オニヤンマ」「オニグモ」というものがありますね。「オニ」はもちろんもともとは名詞ですが、「オニヤンマ」「オニグモ」となったときの「オニ」の品詞は何でしょうか?「オニヤンマ」で一つの名詞だということなのでしょうか?よろしくお願いします。

224 Re: 右側の横書き コメント数:  0件
  くぼやま   | kuboyama_seiji@geocities.com 2002/04/15 (月) 12:54
 http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/
福岡県久留米市内で、運転手側の表示が

ikubotoK

とあるタクシーを見たことがあります。
# 記憶違いでなければ、西鉄宮の陣駅前の会社なので、こんど写真を。

223 Re^3: 右側の横書き コメント数:  0件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2002/04/14 (日) 01:22
>大手の会社は制作会社(デザイナーさん)を通して発注するので、若い感性で左から右に書くものが多くなり、直接塗装業者(職人さん)に注文すると古い習慣が強く残っているのかな、と勝手に思っていました。印象だけの話ですが。

印象もよい取っかかりになるので、大事ですね。デザイナーといえば、デザイン化されたロゴなどだと、方向は決まってしまう気もしますね。

>  既出でしたか。過去の関連内容はチェックしたつもりだったのですが、見落としました。失礼致しました。

こちらこそ失礼しました。もうすこしこまめに分類目次をアップすればよいのですが、不精を決め込んでいます……

>露店業者って全国のお祭りを回っているので地域差はないと思っていましたが...。>暖簾には何と書いてあるのか、今年は久しぶりに観察してみます(北海道神宮祭は6/15です)。

広島だと右側面の書きはじめは、左右ともありました。
http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/juud0010.htm#1028
あと、右側面の幕が、右上がりになっているか、水平かでも違うかもしれませんね。右上がりだと左からは書きにくかったりしそうですし。私も、機会あるごとに例を収集してみます。

222 Re^2: 右側の横書き コメント数:  1件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/04/13 (土) 21:47
>  どうして個人タクシーだとそうなるか、面白いですね。「個人タクシー組合」とかでマニュアルでもあるのか、塗装業者の癖なのか……
 あの頃、雑誌の記事を読んでから気になってしばらく見ていたのですが、私も、小さな工務店や個人商店の車などにも右から書いてある車が多いように感じていました。大手の会社は制作会社(デザイナーさん)を通して発注するので、若い感性で左から右に書くものが多くなり、直接塗装業者(職人さん)に注文すると古い習慣が強く残っているのかな、と勝手に思っていました。印象だけの話ですが。

>  たとえば、こちらのようなものですね。
 既出でしたか。過去の関連内容はチェックしたつもりだったのですが、見落としました。失礼致しました。露店業者って全国のお祭りを回っているので地域差はないと思っていましたが...。札幌でも一般的には「チョコバナナ」って言います。暖簾には何と書いてあるのか、今年は久しぶりに観察してみます(北海道神宮祭は6/15です)。

221 Re: 右側の横書き コメント数:  2件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2002/04/13 (土) 01:17
水野さん、いらっしゃいませ!

>個人タクシーの場合、右から書いてある車の比率が高かったと記憶しています。
 どうして個人タクシーだとそうなるか、面白いですね。「個人タクシー組合」とかでマニュアルでもあるのか、塗装業者の癖なのか……

>露店の暖簾でも、お店の屋根を三方向囲っている場合(正面と左右)、右側部分だけが右から書いてあるものを見たことがあります。
 たとえば、こちらのようなものですね。
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/kini072.htm#2
 地域差があったりすると面白いなと思ってますが、どうかな。

220 右側の横書き コメント数:  5件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2002/04/13 (土) 00:32
お久しぶりです。
「気になることば」拝見して、1980年代に、雑誌『言語生活』に車体の社名の書き方を調べたレポートが掲載されていたのを思い出しました(とっても古い話ですが)。どこかの短大のゼミで調査したもので、個人タクシーの場合、右から書いてある車の比率が高かったと記憶しています。今はずいぶん減りましたが、そういう表記が残っているのはやはり、「先頭」を意識するからなんでしょうね。お祭りの露店の暖簾でも、お店の屋根を三方向囲っている場合(正面と左右)、右側部分だけが右から書いてあるものを見たことがあります。

219 Re^2: へんな丁付け コメント数:  0件
  くぼやま   | kuboyama@jb3.so-net.ne.jp 2002/03/26 (火) 18:52
 http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/
> 「3−2」とか「4−12」とかなってました。

ええ、これならいくらでも事例があるので「せめて、こうしろ」と。

社内資料にはもっと面倒なことに「章−節−page」と3階建てになっているモノもあります。

218 Re: へんな丁付け コメント数:  1件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/03/25 (月) 13:29
>  旧バージョンの説明書  1 - 282ページ
>  追加した機能の説明書  1 - 46ページ
>  ユーティリティの説明書 1 - 112ページ
> というページ番号をつけたものを、たばねて1冊として印刷にまわしました.

う〜ん、アダプテックのSCSIアダプタの(昔の?)マニュアルを思い出します。章ごとにページが更改する…… ただ、ページの前には章も表示してあるので、「3−2」とか「4−12」とかなってました。それでも面倒だなぁと思ったので……

217 へんな丁付け コメント数:  2件
  くぼやま   | kuboyama@jb3.so-net.ne.jp 2002/03/25 (月) 13:11
 http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/
あるソフトの説明書で、昨年 似たようなことをやりました.

本体のバージョンアップ+付属ユーティリティの新規リリース で、説明書に充分な時間がかけられなくなり、やむを得ず、
 旧バージョンの説明書  1 - 282ページ
 追加した機能の説明書  1 - 46ページ
 ユーティリティの説明書 1 - 112ページ
というページ番号をつけたものを、たばねて1冊として印刷にまわしました.

当然、いろんなところ(説明書管理部門、SE部門、お客さま…)から怒られましたが… ^^;;;

216 Re: アリバイ コメント数:  0件
  佐藤 2002/03/17 (日) 12:32
midorikawaさん、こんにちは。

> 「alibi=口実、言い訳」は米俗語では十九世紀末からつかわれています。特にリング・ラードナーの短編「アリバイ・アイク」(1915)以降定着したようです。(1935年には映画化もされています)
> 英和辞典には「Alibi Ike 弁解ばかりするやつ、言いわけ屋」と出ています。

おお! 御教示、ありがとうございます。これで「誤用ではないのだぞよ」と胸を張れます。それにしても英和辞典くらい引かなければいけませんね。

215 アリバイ コメント数:  1件
  midorikawa 2002/03/17 (日) 05:41
 が、私が使ったのは転義ですね。明らかに。「権利などを主張するための根拠となる最低限の行為」くらいの意味で使っています。アリバイは「現場不在証明」ですが、それは自分が犯罪を行なっていないことの証明であり、無実を主張する根拠(の一つ)です。そこから転じた用法なわけです。
-----------
「alibi=口実、言い訳」は米俗語では十九世紀末からつかわれています。特にリング・ラードナーの短編「アリバイ・アイク」(1915)以降定着したようです。(1935年には映画化もされています)
「アリバイ・アイク」の主人公の野球選手は何にでも言い訳をする人物で"This baby can't even go to bed without apologizing, and I bet he excuses himself to the razor when he gets ready to shave"と書かれています。英和辞典には「Alibi Ike 弁解ばかりするやつ、言いわけ屋」と出ています。

214 Re3: 疑る コメント数:  0件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/03/07 (木) 12:36
>古い言葉なのかと思い、柳多留を調べてみると七十一篇に「うたぐつた斗でなかぬ時鳥」とありました。
 そうなんです。意外と古い。室町末期の「天正狂言本」や、慶長年間の「梅津政景日記」にも出てくるそうです。こう並べると、ご指摘の例も含め、東日本を地盤とする言葉かなとの印象を持ちます。が、それはさておき。
 400年以前の語なのに、なぜいまだに一般に広がらないのか。おそらく元となった「うたがう」「かんぐる」の勢力が強いからでしょう。が、だとしたら「うたがる」が生まれる必然性があったのかが問われそうですし、再転して、ほそぼそ(?)と現代まで持ちこたえたのはなぜかというのも気になる。いろいろ興味が尽きませんね。

213 Re2: 疑る コメント数:  1件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/03/07 (木) 12:33
midorikawa さん、こんにちは。

> 私も「疑る」という言葉は使いませんが「疑られる」という表現は無意識に使用しているかもしれません。
おお! 同志ですね!

> 新明解第五版には「疑る(他五)〔口頭〕…何か普通でない事情が有るのではないかと想像する」と出ている
「うたがう」の俗語ではなく、別の意味分野を担当する別語として認知するのですね。面白い。

>「疑る(他四)うたがう」と出ていましたが、活用が(他五)ではなく(他四)となっています。
古語(というより旧仮名遣い?)だと語尾は4種類の音で済むからでしょう。でも、「うたがう」と「ふ」でないところが過渡期らしい(昭和18年初版(複製)では「うたがふ」)。

212 Re: 疑る コメント数:  0件
  midorikawa 2002/03/06 (水) 05:55
> 安永八年の『廻覧奇談深淵情』にも「これでもまだうたぐつておいでなすかへ」
> と出ています。

「おいでなすかへ」は「おいでな”ん”すかへ」の誤りです。

211 疑る コメント数:  3件
  midorikawa 2002/03/06 (水) 05:48
「うたぐる」が漢字表記された実例をはじめて見たように思ったからです。「疑う」と「勘繰る」の混淆という知識があるためか、漢字表記はないだろうと決めてかかっていたのかもしれません
----------
私も「疑る」という言葉は使いませんが「疑られる」という表現は無意識に使用しているかもしれません。
新明解第五版には「疑る(他五)〔口頭〕…何か普通でない事情が有るのではないかと想像する」と出ているので、初版にも載っているかと調べたところ「疑る(他五)『うたがう』の俗語的表現」と出ていました。
こうなると明解国語辞典にも載っているのではないかと改訂版(昭和27年)を調べると「疑る(他四)うたがう」と出ていましたが、活用が(他五)ではなく(他四)となっています。
『学研国語大辞典』には夏目漱石『坊っちゃん』から「こっちがこんな心配をすればする程清の心を疑る様なもので、清の美しい心にけちを付けると同じ事になる」と引用されているので古い言葉なのかと思い、柳多留を調べてみると七十一篇に「うたぐつた斗でなかぬ時鳥」とありました。安永八年の『廻覧奇談深淵情』にも「これでもまだうたぐつておいでなすかへ」と出ています。

210 Thanks コメント数:  0件
  Wang Hongshou   | wanghongshou@yahoo.co.jp 2002/02/18 (月) 09:55
私は175でご質問させていただいた、183でご答えいただいた王鴻寿と言うものです。速やかにご返事できなくて本当に申し訳ございません。ご親切にお教えいただき誠にありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。また、お邪魔いたします。失礼させていただきます。

209 Re: はじめまして コメント数:  0件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/02/03 (日) 23:39
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
片野さん、ようこそ!
  
>  「川口市出身」にびっくりして書き込みました。
>  ボクは川口生まれ川口育ち現住所川口の某大学院の学生です。

おお、これは奇縁ですね。1年に何度か帰ってるので、ひょっとしたら、国会図書館とか神田とかだけでなく、JRの駅でも擦れ違ってるかもしれませんね。

>  ボクも簡単なHPを開いているので是非一度お越し下さい。

ざっとで恐縮ですが、拝見しました。『三字教』を中心とした、パースペクティブの広いご研究ですね(教育史、でしょうか?)。チュノムの『三字教』もあるのですか。う〜ん、広い。こちら(節用集)だと、安南(ベトナム)に漂着した日本人が節用集を持参していたために、珍しがられるという話があります。いろいろな形でアジアがつながっていたのかな、などと思うことがあります。
どうぞお気軽にお越しくださいませ。
208 はじめまして コメント数:  1件
  片野英一   | eiichi1127@aol.com 2002/02/02 (土) 02:53
 http://homepage2.nifty.com/katano-eiichi/

 はじめまして。
 ネットサーフィン中、たまたま貴サイトに辿り着き、
 「川口市出身」にびっくりして書き込みました。
 ボクは川口生まれ川口育ち現住所川口の某大学院の学生です。
 ボクも簡単なHPを開いているので是非一度お越し下さい。
 
 

207 Re: みふなでのやさん、高円寺の首尾は? コメント数:  0件
  みふなでのや   | 3415671501@jcom.home.ne.jp 2002/01/17 (木) 22:55
 http://kisyinju.hoops.ne.jp
こんばんわ。
高円寺では「古今和歌集打聴」「古事記伝」の端本が出ていて、不足分を購入いたしました。とはいえ、この二点ともまだ遠い道のりです。点数は多かったのですが、ほしいものは高かったりするし、やはり漢籍がかなり多かったりでした。今日25.26日の愛書会の目録が届きました。月末から二月にかけてはいろいろ盛り上がります。

206 みふなでのやさん、高円寺の首尾は? コメント数:  1件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2002/01/16 (水) 20:14
いかがでしたか? 目録によるとけっこう和本が出ていたようですけれど。私の方は、ハガキで注文したものが当たっていて、今日、とどきました。ちょっと珍しいものかも知れません。参考:http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/http://blog.goo.ne.jp/satopyyy/

205 Re: ことばの泉 コメント数:  0件
  佐藤 2002/01/15 (火) 15:58
境田さま、ようこそ!

>『ことばの泉』は分冊の1冊目が明治31年7月、5冊目の首巻が32年5月に出ています。『広辞苑』は、第3版で「1冊」「一八九八年(明治三一年)刊」とあったのを第4版の校正中に指摘して、直していただいたものです。

そういう事情があったのですか。御教示、ありがとうございました。

> 近代辞書の話題が増えることを一方的に熱望しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

なかなか至りませんが、よろしくお願いします。

204 ことばの泉 コメント数:  1件
  境田稔信   | veb02147@nifty.ne.jp 2002/01/14 (月) 08:04
はじめまして。
たいへん古い話題なので、すでにご存じのことと思いますが、『ことばの泉』は分冊の1冊目が明治31年7月、5冊目の首巻が32年5月に出ています。
『広辞苑』は、第3版で「1冊」「一八九八年(明治三一年)刊」とあったのを第4版の校正中に指摘して、直していただいたものです。
分冊本は和装と洋装がありますが、洋装1冊本の発行は明治32年6月5日でした。
『ことばの泉』が3000円とは、分冊を製本したものとはいえ、たいへんお買い得だったと思います。
近代辞書の話題が増えることを一方的に熱望しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

203 Re^3: はじめまして コメント数:  0件
  佐藤 2002/01/13 (日) 18:29
>「ぐろりあ」は思ったより和本が出ていましたが漢籍が多かったのでちょっとがっかり。

漢籍って多いですねー。当時、いかに利用されていたかが何となく分かり、ただただため息をつきます。教科書(の一種)なのだから、当然でしょうか。

>その後日本書房に行きました。明けて土曜の朝は高円寺に並びます。では。

おお、精力的ですね。少しは見習って毎月上京しようかなぁ。

202 Re^2: はじめまして コメント数:  1件
  みふなでのや   | 3415671501@jcom.home.ne.jp 2002/01/12 (土) 01:19
 http://kisyinju.hoops.ne.jp
こんばんわ。今後ともよろしくお願いします。「ぐろりあ」は思ったより和本が出ていましたが漢籍が多かったのでちょっとがっかり。冠辞考4500円は魅力でしたが、あと1.3で揃うということを考えるとさすがに手をだせず。その後日本書房に行きました。明けて土曜の朝は高円寺に並びます。では。

201 Re: はじめまして コメント数:  2件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2002/01/10 (木) 02:11
みふなでのや さん、ようこそ! 2002年、最初の書き込み、ありがとうございました。
  
> 僕も国学について興味があり、本居宣長を中心に少しずつ読み進めつつ、和本を集め始めたら大変なことになっています。

集めるのって、なかなか「これでおしまいっ」っていう見切りが付けにくいですよね。あと、収容場所。本が立てて置けないことが、なんと不便なことか。
20代くらいの方かと拝察しますが、神田とかですれ違ってるかもしれませんね。HPの似顔絵を少しだけふくらませた顔を見かけたら、声をかけてやってください。

200 はじめまして コメント数:  3件
  みふなでのや   | 3415671501@jcom.home.ne.jp 2002/01/10 (木) 01:39
 http://kisyinju.hoops.ne.jp
「和本」で検索をしていたら流れ着きました。はじめまして。
僕も国学について興味があり、本居宣長を中心に少しずつ読み進めつつ、和本を集め始めたら大変なことになっています。
最近は和歌に興味がうつってきていますが、一方では文法も面白いと思っています。時々覗かせていただきます。今後ともよろしくお願いします。