2001年1〜12月
199 Re: 半研の電飾 コメント数:  0件
  佐藤   | satopy@lycos.jp 2001/12/24 (月) 20:46
>「ことば」と無関係で,

いえいえ、どうぞご自由にお書きになってください。さっき、TVで定禅寺通りの模様が中継されてました。親しみやすい(かすかに猥雑な?)青葉通りも好きでしたが、ゆったりしたスペースの使い方でちょっとハイソな(言い過ぎ? でもちょっとさびしめ)定禅寺通りも好きでした。今はだいぶ変わったのでしょうね。冬の仙台にはいろいろ思い出があります。少し思い出しました。

198 半研の電飾 コメント数:  1件
  POP3 2001/12/24 (月) 11:39
半導体研究所の電飾にはぼんやりとした記憶があります.
付置研究所(大学の施設)でないからできることでしょうね.
友人が,半研で「純粋な赤」の発光に取り組んでいたことを思い出します.
川内キャンパスから青葉山キャンパスへの道が渋滞するなんて,
片平から卒業した私には想像もできないことです.
「ことば」と無関係で,東北大関係者限定のような話になって失礼しました.

197 Re^4: 句読点の歴史 コメント数:  0件
  POP3 2001/12/20 (木) 16:38
再度のご教示有難うございました.

> 宇野義方「句読法の歴史」(『講座日本語学6現代表記との史的対照』明治書院1982)

昨日借出して目を通してみました.じっくりと読みなおしてみようと思っております.


Yeemar様> メール有難うございました.そちらでご教示の文献も借り出すことが出来ました.


素人なりに勉強してみて,発見(?)があればまたご報告いたします.

196 Re^3: 句読点の歴史 コメント数:  1件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/18 (火) 20:59
宇野義方「句読法の歴史」(『講座日本語学6現代表記との史的対照』明治書院1982)も。参考文献も挙げられており、いくつか図版もあります。

195 Re^4: 空耳「第9」 コメント数:  0件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/15 (土) 18:10
> > プライベイト・サイトに切り貼りさせていただけますか?
> どうぞどうぞ、このようなばかなものでよろしければ……。

笑ってくださった方(現役アマオケの方。しかも今日「第九」の本番ですと)がいらっしゃいました。お時間のあるときにでも、某サイト(笑)にて御覧いただければ幸いです。

その方の初書き込みの呼び水にもなりましたヨ! ありがとうございました。

194 Re^2: 句読点の歴史 コメント数:  2件
  POP3 2001/12/13 (木) 21:24
ご教示,有難うございました.

> 国語学会編『国語学大辞典』(東京堂)

は参照は出来そうなので当たってみます.

元々,左横書きの句読点は「 .」と「 ,」が普通の世界に暮らしてきたのですが,さる人から指摘をいただいてもう一度考え直してみようかと思った次第です.
学術的な探究心からでないので恐縮ですが.

PS. log でお分かりかと思いますが,以前 OG3 と名乗ってお邪魔していたものです.お披露目興行をしてくださる席亭さんもおいでにならないので(当り前),先の書き込みの際に改名のご挨拶から始めるべきところを失礼いたしました.
今後もよろしくお願いいたします.

193 Re: 句読点の歴史 コメント数:  3件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/13 (木) 18:14
> 日本語の句読点(。や 、)の歴史について素人向けに解説した文献

不勉強で、ぱっとよいものが思いつきません。国語学会編『国語学大辞典』(東京堂)の「句読点」がとりあえず。思い出し次第、書き込みます。心当たりのある方は、ご自由にお書き込みください。

192 句読点の歴史 コメント数:  4件
  POP3 2001/12/12 (水) 17:48
日本語の句読点(。や 、)の歴史について素人向けに解説した文献があれば教えていただけないでしょうか.
 以前の「気になる言葉」も参考にさせていただいたのですが,もう少し詳しい事を知りたいと思いますので,よろしくお願いします.

191 Re: ことばをめぐるひとりごと コメント数:  0件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/11 (火) 23:09
puraさん、こんばんは。風邪でダウンしておりました(涙)。そちらも寒いでしょうね(なんてたって元住人でしたからワカル)

> 今回は「とんと落とせば」と「えー加減にしなさーい!」を軽くさらっと。
> あのー、私思うんですけど、時代が変わっても人の気持ちって
> 変わることがないと思うんですよね。

そうですね。変わらない部分というのは確かにあるはずですね。ただ、これも面白いことだと思うのですが、確実に変わっている部分もありますね。私の常識のなかには「茶髪・ピアス」は入っていませんが(自分がするという意味でですが)、平気な人(世代?)もいる。こういう、どこが変わらないで、どこが変わるのかも、面白いようにも思っています。

> 時間とお金があったら、いつかじっくり勉強してみたいもののひとつです。

そういうの、あるある。よく冗談まじりに「停年(定年?)になったらやろうと思っていること」というのが、ね。そういうのを沢山持ってると、豊かな老後になるような気もします。(いやいや、まだまだ早い!)

190 ことばをめぐるひとりごと コメント数:  1件
  pura   | platanus@galaxy.ocn.ne.jp 2001/12/06 (木) 23:45
 http://homepage2.nifty.com/pinecone40/republic.html
こんばんわ。
今日は「ことばをめぐるひとりごと」を読ませていただきました。

おもしろいですねー。
今回は「とんと落とせば」と「えー加減にしなさーい!」を軽くさらっと。
あのー、私思うんですけど、時代が変わっても人の気持ちって
変わることがないと思うんですよね。

喜怒哀楽はもちろんですが、
ジョークをかましたり、見栄張ったり、とぼけてみたり……。
時代が違うからといって、別世界のことのように思う必要は
あまりないと思うんです。
あんなに古い源氏物語だって、「うー、これってわかるー(^^;」的エピソードも
たくさんあるわけじゃないですか?

私、あんまり古典とか(嫌いではなかったが)詳しくないんですけど、
そんな意味で本来はもっともっと面白くて身近なものなんじゃないか?と
感じているんですよ。
時間とお金があったら、いつかじっくり勉強してみたいもののひとつです。

189 Re^4: 空耳「第9」 コメント数:  0件
  岡島 昭浩   | aki@o.email.ne.jp 2001/12/04 (火) 12:44
 私は年中、一日に一度は第九の一節を口ずさみます。それは風呂掃除の時です。大抵は「お風呂ーおいで」で終わるのですが、興が乗ると「風呂出湯洗面」ぐらいまで行きます。

 しかし、Yeemarさんのようにそこまで徹底するとは……。すごいですね。

 ところで、フロイデとフロインデは、洒落なのでしょうか。フロインデはシラーにはなく、山下洋輔は「ベートーベンの文学コンプレックス」と書いていたかと思いますが。ああ、無粋なコメントで御免なさい。

188 Re^3: 空耳「第9」 コメント数:  2件
  Yeemar   |  2001/12/04 (火) 06:57
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
笑っていただいてありがとうございます。

> プライベイト・サイトに切り貼りさせていただけますか?

どうぞどうぞ、このようなばかなものでよろしければ……。

ソロの部分は、CDにあわせてお聞きになると違いが目立ってよろしくないかもしれません。全員の合唱でわんわんやっていますと、発音が聞き取りにくいため、多少は空耳の余地が広がると思います。

「この素晴らしい峠に来て……」は、おそらくカルテットの Wollust ward dem...に続く部分にあたるものと思います。この後全員合唱になり「トイレの清掃したか? したか? まだ、まだ!」と叫びます。

「それは耳がおかしい」とのご意見はあろうかと思いますが、私の持っているのは、イッセルシュテット指揮のウィーン・フィルの演奏で、間違いなくそう聞こえるのであります。

この演奏はレコードのA・B面の長さを同じにするためか、第3楽章の途中でインターミッションがあります。こういう演奏もアリなのでしょうか。

187 Re^2: 空耳「第9」 コメント数:  3件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/04 (火) 01:58
> 5楽章の頭からなので
CDに[5]とあったのをそのまま書いてしまいました。第4楽章の合唱が入るところからです。第4楽章の出だしと酷似した音形(表情記号presto)がもう一度出てくるところ。カラヤン(1983)だと6分7秒から。ここで、番号を「5」としているCDも少なくないのでは?(先の投稿で「5楽章」と書いたのはマーラーの聞き過ぎか)。

カラヤン(1983)のほかに、フルベン=バイロイトがあったはずだが、CDは買い直していないみたい。あ、思い出した。最初に買ったのは疑似ステレオ版。サークルの先輩宅で聞いたときの感動の「か」の字もなかった。何年かしてから、モノラル版を買い直しましたね。

186 Re: 空耳「第9」 コメント数:  4件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/03 (月) 21:28
あっははははは。
思わずラックから「第9」のCDとりだして合わせてしまいました。5楽章の頭からなのですぐ分かります。皆さんもどうぞ!

> (Bariton-Solo, Chor)
> 風呂屋で青年売ってる石鹸、〜

ここからが真骨頂ですね。(^o^) 九州から東北(?)まで方言ゆたか。これも一種の超訳でしょうか。

> 繃帯巻いてるフリーアルバイト。

この最後が原語の発音で来るところが憎い! 思わず微笑んでしまうゾ。

>「この素晴らしい峠に来て盲腸切って死ぬぞ」

只今探索中です。このたびは、季節にあったナイスな投稿、ありがとうございました。とこで、ここだけでは勿体ないので、プライベイト・サイトに切り貼りさせていただけますか?

久しぶりに生演奏の第9を聞きに行こうかと思いました(空耳訳、思い出しそうでコワイ……?)

185 空耳「第9」 コメント数:  5件
  Yeemar   |  2001/12/03 (月) 19:54
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
師走の街を歩きながら、ベートーヴェンの「第9」の翻訳?をこころみてみました。今さら新鮮味はないかもしれませんが、お目を汚します。

先行するこころみとしては、「朝日新聞」1986.2.20 に載った向島の料亭に勤める上智大学2年生・吉井実奈子さんのものがあります。吉井さんのものは「とホテル 会う末 理事生む」というように逐語的音訳ですが、私の場合は、音訳ですらなく、「空耳訳」です。

(Bariton-Solo)
お風呂で、二匹ゆでてね!
そんでから おらんとこさ ああ 皆祈れ ああもう死んでる
おんどりゃあ ああ 入れん トイレ!

(Bariton-Solo, Chor)
風呂へ!(おいで!)
風呂へ!(おいで!)

(Bariton-Solo, Chor)
風呂屋で青年売ってる石鹸、
買うてるなんてみじめ、
汚れ取れておいらはつるんつるん、
芋姉ちゃんだよ入る人!
※来年神戸でビール瓶飲んでる、
ばっちいもんで捨てれんたい;
あれ、姉ちゃんバーテン無理で、
繃帯巻いてるフリーアルバイト。
※くりかえし

このあとも延々あるのですが、どうも空耳度が増大してくるようなのでここまでにしておきます。「この素晴らしい峠に来て盲腸切って死ぬぞ」などと聞こえるフレーズなどもあります。

184 Re^3: お教えください コメント数:  0件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/02 (日) 02:46
> たとえば、http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search.cgi?MT=%A4%D6%A4%C4%A4%EA%A4%E5%A4%A6&;sw=2 などはいかがですか。

……sw=2 までコピーしてください。

183 Re^2: お教えください コメント数:  1件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/12/02 (日) 02:43
> 特に物流は中国語では何と言うでしょうか

ん〜、「日本語の意味は分かるが、中国語への訳し方が分からない」ということでしょうか。中国語は習っていないので、私にも分かりません。あるいは、国語辞典をお引きになると、何か手がかりがあるかもしれませんね。たとえば、http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search.cgi?MT=%A4%D6%A4%C4%A4%EA%A4%E5%A4%A6&;sw=2 などはいかがですか。

182 ありがとうございました。 コメント数:  0件
  笹ちゃん   | sasa_chan_@hotmail.com 2001/11/30 (金) 00:00
 http://www5.ocn.ne.jp/~kumisasa/index1018.html
初めての訪問だったのに、こんなに何度もお話いただいて
ありがとうございました。
とても楽しかったです。

このページは、私の興味にFIT!するので、
なぜか、こちらに来てしまいます(^^;。。
機会がありましたなら、私のところもたまに除きに来てみてください。

くだらないものですが、少しづつマイペースで更新していくつもりです。
では(^-^)v♪

181 Re^7: 追伸: 通りすがり コメント数:  1件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/11/29 (木) 21:57
> さっそく読ませていただきました。
ありがとうございました!

> それがですねー、satopyさん聞いてくださいよ、
> うちの職場は職種の関係上、その道の達人が周囲に多くて、
そういうことってありますね。ありがたいような、場合によって息苦しいような‥‥‥(失敬)

> やっぱりウェブ上では、匿名の
> 一個人でいたいときもあります。なので教えていないんです。
なるほど、分かりました。昨日、少しのぞいたのですが、充実しているではないですか! お子さんと御仕事をお持ちなのに、すばらしいことですね。がんばって更新しましょう!

180 Re^6: 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  2件
  笹ちゃん   | sasa_chan_@hotmail.com 2001/11/29 (木) 15:48
さっそく読ませていただきました。
ことばの変遷というのは、おもしろいものですね。
今の感覚だと「ませんかった」という言い方を、
公のものに載せるには、全然なじまずおかしい感じがしますが、
当時は、「ませんでした」そのものが、NEWな言い回しで、
「あたしはそっちは使わないわよ」的新語?でも違和感の無い余地が
あったように感じました。

> んん? 抜け忍? アイドル?(「追っ掛け」)
それがですねー、satopyさん聞いてくださいよ、
うちの職場は職種の関係上、その道の達人が周囲に多くて、
「ホームページ作った」などと言おうものなら、
あっというまに見つかって、「は〜い、み〜っけ♪」などと
書いていく同僚なんかいたりします。(仲良しなんですが。。)

私はド素人状態で、今の仕事についたせいか、今でも未熟の域。
周囲の人たちに比べたら、やっぱり恥ずかしいので、
(それに自分の本音を誰の目も気にせず語りたい欲求?)
本館のことはだーれにも内緒なんです。。。。。
詳しい人になると、「あそこがおかしい、こうしたら?」と
アドバイスもありますが、やっぱりウェブ上では、匿名の
一個人でいたいときもあります。なので教えていないんです。

179 Re^2: おじゃまします コメント数:  0件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2001/11/29 (木) 00:30
> そうですね。『平家物語』自体もそうですが、さらに『平家』に取材した人形浄瑠璃や歌舞伎なども見逃せませんね。

なるほど。現代でも、教科書よりも大河ドラマの方が印象に残りますものね。

> 今後とも、どうぞよろしく。ここにも軽い気持ちでお書き込みくださいね。

ありがとうございます。また、寄らせていただきます。

178 Re: お教えください コメント数:  2件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/11/28 (水) 12:01
> 物
> 流 特に物流は中国語では何と言うでしょうか

どなたかどうぞ。

177 Re^5: 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  3件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/11/28 (水) 12:00
> > 「ませんかった」が狭いと書いたつもりでした。
> 方言等の影響はないのでしょうかね。。?

とりあえず、こちらなどどうぞ! http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/ronmasen.htm

> 以降はpuraで行きますので、よろしく♪
> puraの公衆サイトにもどうぞ。(今は少し活性度が落ちていますが。。。)

ん? では早速。

> 追ってをはばむため(爆)です。

んん? 抜け忍? アイドル?(「追っ掛け」)

176 Re^4: 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  4件
  pura   | platanus@galaxy.ocn.ne.jp 2001/11/27 (火) 23:42
 http://homepage2.nifty.com/pinecone40/republic.html
> 「ませんかった」が狭いと書いたつもりでした。
方言等の影響はないのでしょうかね。。?

ところで、ここから私は返信して別人になります。
へん〜しん〜!

以降はpuraで行きますので、よろしく♪
puraの公衆サイトにもどうぞ。(今は少し活性度が落ちていますが。。。)
くれぐれも私は笹ちゃんではありませんので、よろしく!
(ここでこんなコメントするの、すごく場違いですが、
追ってをはばむため(爆)です。ここはリンクがありませんので(^^;。。)

175 お教えください コメント数:  3件
  王鴻寿   | WANGHONGSHOU@YAHOO.CO.JP 2001/11/27 (火) 21:17
取そ
りの
扱他
いの
商物
品流 特に物流は中国語では何と言うでしょうか



174 Re^3: 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  5件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/11/27 (火) 16:04
>「ませんでした」の普及は、狭い範囲でのことだったようですね。

これは間違えました。『小公子』で使っている「ませんかった」が狭いと書いたつもりでした。逆に『小公子』は例外的な作品、ということになります(若松訳に刺激されてマセンカッタを使う作家・作品も出てきた、とする人もいます)。

173 Re^2: 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  6件
  笹ちゃん   | sasa_chan_@hotmail.com 2001/11/27 (火) 00:07
 http://www5.ocn.ne.jp/~kumisasa/index1018.html
早速のご返信ありがとうございます!

> どうでしょうね。かなりの部分、当時の日本語だと思いますが、
粋な江戸っ子おねーさん口調でおかしかったです。
(という要旨のページではないとは思いますが(^^;。。。)

> どうぞ、ちょくちょくお寄りくださいね(^_^)。
ありがとうございます。そのうちまた来ます。
今日は「節用集」のところを、ふむふむと読ませていただきました。
「書くための辞書」という発想が、「そういえば英語にはなさそうだな?」と
新鮮でした。


172 Re: おじゃまします コメント数:  1件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/11/27 (火) 00:01
水野さん、ようこそ!

> 「気になることば」の11/1「えー加減にしなさーい!」を読んで、声を上げて笑ってしまいました。

ですよね〜。初めて読んだとき、我が目を疑いましたヨ。

> 当時の方々って、歴史の知識ってどのくらいあったのでしょうか、ね。それとも、『平家物語』で有名だったのでしょうか(瀬戸内の方ですし)。

そうですね。『平家物語』自体もそうですが、さらに『平家』に取材した人形浄瑠璃や歌舞伎なども見逃せませんね。
今後とも、どうぞよろしく。ここにも軽い気持ちでお書き込みくださいね。

171 おじゃまします コメント数:  2件
  水野亜美   | CQX02417@nifty.ne.jp 2001/11/26 (月) 23:50
初めまして。時々拝見しておりますが、書き込みするのは初めてです。
話題が専門的すぎて...。
やっと参加できそうな話題があったので、のこのこ出てきました。
「気になることば」の11/1「えー加減にしなさーい!」を読んで、
声を上げて笑ってしまいました。
当時の方々って、歴史の知識ってどのくらいあったのでしょうか、ね。
それとも、『平家物語』で有名だったのでしょうか(瀬戸内の方ですし)。
『耳なし芳一』の原話で、なんてことも考えられますかしら。

170 Re: 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  7件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/11/26 (月) 19:05
笹ちゃんさん、ようこそ!

>『小公子』の部屋 を少し読ませていただきました。
>当時の生きた日本語なんでしょうか?

どうでしょうね。かなりの部分、当時の日本語だと思いますが、訳者の若松賤子さんの頭のなかでの想像もあるでしょう。「ませんでした」の普及は、狭い範囲でのことだったようですね。

> ゆっくり読む時間がなくて残念です。

どうぞ、ちょくちょくお寄りくださいね(^_^)。

169 追伸: 通りすがりのものです。。。 コメント数:  8件
  笹ちゃん   | sasa_chan_@hotmail.com 2001/11/26 (月) 09:08
 http://www5.ocn.ne.jp/~kumisasa/index1018.html
追伸です。

初書きこみの後、もう一度やってきて、『小公子』の部屋 を少し読ませていただきました。なんか、ずいぶん雰囲気ちがいますねー、ここで話されている言葉が、当時の生きた日本語なんでしょうか?

私の小学生の頃、学校の図書館には「少年少女名作文庫」(?)みたいな子供用のシリーズあり(本屋さんに行くと、各社で出していましたよね?)よほど興味のないもの以外は、ひとつづつ読んでいった記憶があります。(若松しずこさんとお読みするのですね?)

それと国語学研究室も少し……。
大変おもしろそうな分野のガクモンですね!
ゆっくり読む時間がなくて残念です。



168 通りすがりのものです。。。 コメント数:  9件
  笹ちゃん   | sasa_chan_@hotmail.com 2001/11/25 (日) 20:46
 http://www5.ocn.ne.jp/~kumisasa/index1018.html
ごめんください。通りすがりのものです。

知り合いの知り合いの掲示板に書きこみをしているときに、
「晩翠通りって、昔何横丁っていたっけ???」と度忘れをして
Google検索の「細横丁」で飛んできた仙台の笹ちゃんです。

さらーっと中を拝見させていただき、
プロフィールの生年月日が私と13日しか違わない事に感激し、
「通りすがり」はやめにして(^^;、
足跡を残していこうと思った子年生まれの○○歳です(笑)。

こちらは言葉関連のページなんですね。
多分、これから訪問する事もないかもしれませんが、
町名の歴史?みたいなものにはとても興味があります。
あと、苗字かな?

先月作ったばかりの私のページにも(くっだらないです(^^ゞ。。。)
一度遊びに来てください。では♪

167 Re: 訓蒙図彙についてもぜひ コメント数:  0件
  佐藤 2001/11/14 (水) 14:14
松本さん、ようこそ!

> 「辞書の世界 江戸時代編」の充実ぶりに大変感心し、非常に興味深く拝見させていただきました。

御訪問、ありがとうございました。過分におほめいただき、恐縮しています。

> ただ、(広い意味で)江戸時代の辞書といえば、欠かせないのが「訓蒙図彙」系の書籍だと思いますが、これについては特にコンテンツが見あたらないようでした。
> ぜひいずれこれらについてもまとめてみてはいかがでしょうか。

なるほど。絵が中心ですが、それは18世紀以降の節用集にも影響を与えたかもしれませんしね。なんとか検討してみます。アドバイス、ありがとうございました!

166 訓蒙図彙についてもぜひ コメント数:  1件
  松本秀人   | matsu@nichigai.co.jp 2001/11/14 (水) 09:41
「辞書の世界 江戸時代編」の充実ぶりに大変感心し、非常に興味深く拝見させていただきました。

ただ、(広い意味で)江戸時代の辞書といえば、欠かせないのが「訓蒙図彙」系の書籍だと思いますが、これについては特にコンテンツが見あたらないようでした。
ぜひいずれこれらについてもまとめてみてはいかがでしょうか。


165 Re^2: ウォーフの文章 コメント数:  0件
  佐藤   | satopyy@lycos.ne.jp 2001/10/03 (水) 16:05
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
Yeemarさん、こんにちは。遅くなり、失礼しました(メールにお返事して安心しておりました)。お説、承りました。私の引用が不十分だった点もあるかもしれませんね。

>ウォーフは、そこはかとない誤解(「日本は山は多い」で「山が高い」ことが含意されるという)も交えつつ、

なるほど、誤解ですか。ウォーフは、日本語のことを説明していながら、英語の mountainous の語義・ニュアンスをひきずってしまっている、ということですね。「日本語としての(あるはずもない)mountainous」…… ありがとうございました。

164 Re: ウォーフの文章 コメント数:  1件
  Yeemar   |  2001/09/29 (土) 17:55
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
(承前)これを踏まえて原文を訳し直すと、

たとえば「Japan is mountainous」の言い方である。「日本は山が多い」のようにも、「日本は山は多い」のようにも言う。

日本語話者のすなおな感覚として、「日本は山が多い」といった場合、日本の国に「山がち」という属性があるように受け取られます。すなわち「必ずしも高くない(かもしれない)山がたくさんある」という感じを受けます。これは、ウォーフ=池上氏の述べるmountainousの2つの意味記述のうち、前者に一致します。

また、「日本は山は多い」と聞くと、「(しかし平地もなかなかに多い)」という含意を感じます。まさに「(山は多いが)全地域からするとそれほど多くない(かもしれない)」という語感で、ウォーフ=池上氏の述べるmountainousの後者の意味に相当します。ただし「山が高い」かどうかまでは分からないはず。ここだけはウォーフの勘違いではないでしょうか。

つまり、ウォーフは、そこはかとない誤解(「日本は山は多い」で「山が高い」ことが含意されるという)も交えつつ、「〜は〜が」構文と「〜は〜は」構文の違いを説明しているのではないでしょうか。

163 ウォーフの文章 コメント数:  2件
  Yeemar   |  2001/09/29 (土) 17:54
 http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/
「言語と精神と現実」につきまして、まず、Webでウォーフの原文を検討してみました。

An example would be the way of saying "Japan is mountainous": "Japan1, mountain2 (are) many"; or: "Japan, in regard to its mountains are many."
(Webの文章をやや改ざん)

のうち、「Japan1, mountain2 (are) many」は「日本は山多い」のことを言っているのでしょう。ウォーフは記号「1」を助詞「wa」に、記号「2」を助詞「ga」に当てているようですから。

また、「Japan, in regard to its mountains are many」は、「日本は山多い」のことを言っているのでしょう。「in regard to」は、とりたて詞としての「は」の意訳でしょうから。(続く)

162 Re^3: 横書きの,。 コメント数:  0件
  佐藤 2001/09/21 (金) 17:33
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
> 中国の「,。」は胡適の文学改良芻議(1917)以来なのでそんなに古いわけではないと思いますが...

ほっ。見ないですめばありがたいのですが(^^;。ただ、なにか規則を作るときには、それ以前に実例があることが多いような気もするのですね(心配性でしょうか)。なお、「気になることば」で書いたのは、19世紀の香港などでの出版を念頭に置いてのことでした。ありますかねぇ。

161 Re^4: 横書きの「,。」。失礼! コメント数:  0件
  佐藤 2001/09/21 (金) 17:29
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
> 蛇足のようですが,高木貞治「近世数学史談」(1933年初版)は「,。」,
> 同じ著者の「数学雑談」(1935年初版)は「,.」を使用しています.

いえいえ、ありがとうございました。たくさん資料があるに越したことはありませんからね。

160 Re^2: 横書きの,。 コメント数:  1件
  益山 健   | ez3k-msym@asahi-net.or.jp 2001/09/21 (金) 11:49
中国の「,。」は胡適の文学改良芻議(1917)以来なのでそんなに古いわけではないと思いますが...

159 Re^3: 横書きの「,。」。失礼! コメント数:  1件
  OG3 2001/09/21 (金) 10:06
蛇足のようですが,高木貞治「近世数学史談」(1933年初版)は「,。」,
同じ著者の「数学雑談」(1935年初版)は「,.」を使用しています.
数式の記述の多少とも関係しているのかと思います.

158 Re^2: 横書きの「,。」。失礼! コメント数:  2件
  佐藤 2001/09/20 (木) 18:48
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
ご指摘の伊沢修二の例は、下記ですね。

http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/menicuita/9610.htm

失礼しました。

157 Re: 横書きの,。 コメント数:  5件
  佐藤 2001/09/20 (木) 06:39
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
>  「気になることば」の、横書きの「,。」ですが、明治時代の伊沢修二の例がありました。

あらら。あっさり更新されてしまいましたね。情報、ありがとうございます。

>しかし、いったい何時までさかのぼるものか、淵源は何か。どうなんでしょうね。

19世紀の中国版活字本(というのか)あたりも視野に入れないといけませんかね。

156 横書きの,。 コメント数:  6件
  岡島昭浩   | aki@o.email.ne.jp 2001/09/19 (水) 23:46
 http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/menicuita/9610.htm
 「気になることば」の、横書きの「,。」ですが、明治時代の伊沢修二の例がありました。しかし、いったい何時までさかのぼるものか、淵源は何か。どうなんでしょうね。

155 Re: MOUNTAINOUS コメント数:  0件
  佐藤 2001/09/04 (火) 18:52
> 「この辺りは山が {多い/険しい/深い/…}」などのいろいろな表現が日本語では自由にできるということを、ウォーフは言いたかったのではないでしょうか。

文脈からすると構文上の特徴を言っているので、その方面からの解決をのぞみたいところですね。

>日本語のガ格は「動作主」や「経験者」といった狭い意味のものではなく、いわば「描かれる事柄の中心、主役」ですから、それが複数あっても構わないわけです。

ですね。「○○ハ」についても北原保雄氏のものだったかと思うのですが、いくらあってもよい、といった趣旨の発言があることですし。なお、「……ハ〜〜ガ〈述部〉」を重視したのは、ウォーフの記述を尊重してのことです。現代よりは、日本語研究の情報が少なかったでしょうし(あるいは、暗号解読の関係で、一部では、恐ろしく日本語研究が進んでいたかもしれませんね)。

154 Re: HP引っ越し通知 コメント数:  0件
  佐藤 2001/09/04 (火) 18:46
> この先もリンクしてくださる方場合は、リンクの張り直しをお願いいたします。
> ・新ページは9月1日から。旧ページの「引っ越しました」表示は年内いっぱいまでです。
> http://homepage1.nifty.com/iii/geta/

お知らせ、ありがとうございました。近日中に対応しますね。

153 Re: mountainous コメント数:  0件
  佐藤 2001/09/04 (火) 18:45
> 原文を見ると(http://sloan.stanford.edu/mousesite/Secondary/ThoughtReality.htm

おお。すでに電子テキストになっているとは。御教示感謝。

> というわけで、1) は「山がち」、2)は「山岳地帯」「山地(サンチ)」ではどうでしょうか?

やはり、文脈からすると、構文的な解決法がよいのではないかと思うのですが……

152 MOUNTAINOUS コメント数:  1件
  福田@神戸市外大   | fukuda@nihongo.co.jp 2001/09/04 (火) 04:47
 http://www.kobe-cufs.ac.jp
おひさしぶりです。
「この辺りは山が {多い/険しい/深い/…}」などのいろいろな表現が日本語では自由にできるということを、ウォーフは言いたかったのではないでしょうか。日本語のガ格は「動作主」や「経験者」といった狭い意味のものではなく、いわば「描かれる事柄の中心、主役」ですから、それが複数あっても構わないわけです。「新御堂筋が下り線が車が渋滞している」のように、トリプル「ガ」すらありえます。

151 HP引っ越し通知 コメント数:  1件
  石川   | email@mc.0038.net 2001/09/01 (土) 21:02
 http://homepage1.nifty.com/iii/
「イラチな石川のインターネット」の「IRACHI」(石川博也)です。
平素はリングしていただきありがとうございます。
この度、当ページは引っ越しすることとなりました。

・この2箇所でリンクしていただいているものです。
/kini017.htm
/play.html

この先もリンクしてくださる方場合は、リンクの張り直しをお願いいたします。
・新ページは9月1日から。旧ページの「引っ越しました」表示は年内いっぱいまでです。

=============================
●「下駄かくしの部屋」に対してリンクしていただいている方へ
 (現状http://www.sakuranet.or.jp/~iii/getaopen.htmにリンクいただいている方へ)
 移転先はここです。
http://homepage1.nifty.com/iii/geta/

お手数ですがよろしくお願いします。

150 mountainous コメント数:  1件
  くぼやま   | kuboyama_seiji@geocities.com 2001/08/15 (水) 23:17
 http://www.geocities.com/CollegePark/Lab/5888/
原文を見ると(http://sloan.stanford.edu/mousesite/Secondary/ThoughtReality.htm
)
1) mountains not always high are abundant
2) mountains not abundant relative to the whole area are high
とあり、1)「山が多いこと」、2)「(その地域の)山々が高いこと」を表現できれば良さそうです。

というわけで、1) は「山がち」、2)は「山岳地帯」「山地(サンチ)」ではどうでしょうか?

149 Re^2: 椥辻 コメント数:  0件
  佐藤 2001/07/02 (月) 17:15
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
> > いつぞや、京都で学会があったときにS原H之氏から「国字2文字の地名」であることをご教示いただき、写真を撮ってきたことがあります。

この写真、御サイト「文字のスナップ」025のものだったのですね。さきほど、気づきました。申し訳ありません。http://www.asahi-net.or.jp/~QM4H-IIM/ktb_s02.htm

148 Re: 読書まわり便利グッズ コメント数:  0件
  佐藤 2001/05/11 (金) 23:38
>無くしてしまってから、文房具屋や本屋で探しているのですが、見当たりません。

あ、なんか見覚えあるような…… いいものって、すぐ店頭から消える気がしますね。学会などで重宝しそうなのが、学部生のころはやった厚手ビニールの袋。B4かA3くらいの大きさで、B5・A4のものを入れると二つに折れて、手軽に持てました。いまはなかなか探し当てられないですね。

>  パソコン入力用などというもの(本に対応したものが少なくペラペラ紙用が多いのも気に入りませんが)

そうそう! これまた不思議です。書見台をちょっといじればできそうなのにない。支持するのがきついということでしょうか。あ、設置スペースがあれば、譜面台という手も!

147 読書まわり便利グッズ コメント数:  1件
  岡島昭浩   | aki@o.email.ne.jp 2001/05/11 (金) 17:55
 大学生協で売っていたもので思い出しますのが、手で押えなくても本が開いたままになってくれているというものです。
 アクリル製だと思うのですが、横から見るとかすがいのようになっていて(後ろの真ん中は空いている)、それを右側は前の方のページに挟みこみ、左側は後ろのページに挟みこむ、というものでした。
 使わない時は、しおりのようにして本に挟んでおけるものでもあったと思います。そのように小さいからこそ、どこに行ったのかわからなくなってしまったのですが。
 無くしてしまってから、文房具屋や本屋で探しているのですが、見当たりません。

 パソコン入力用などというもの(本に対応したものが少なくペラペラ紙用が多いのも気に入りませんが)をいろいろ試してみたのですが、どうも合いません。

146 Re: 椥辻 コメント数:  1件
  佐藤@岐阜 2001/04/27 (金) 23:32
 http://member.nifty.ne.jp/~satopy/index.html
Yeemarさん、こんにちは。

> いつぞや、京都で学会があったときにS原H之氏から「国字2文字の地名」であることをご教示いただき、写真を撮ってきたことがあります。

ありがとうございます。早速、拝見しました。さすがに、駅までいく元気は私にもありませんでしたねぇ。「国字2文字の地名」という展開の仕方がありましたね。御教示、感謝。

>翌日、なぜか杁中駅周辺でカメラを構えている私の姿がありました。

(^o^)。読みが確認できる点、四方に向いている(=自己主張ではなく社会性かな?を感じさせる)点、力作ですね!

145 椥辻 コメント数:  2件
  Yeemar   |  2001/04/27 (金) 16:09
 http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/kotoba0.htm
ご無沙汰しております。

「気になることば」20010421の「椥辻」拝見しました。

いつぞや、京都で学会があったときにS原H之氏から「国字2文字の地名」であることをご教示いただき、写真を撮ってきたことがあります。私の「文字のスナップ」に掲載しましたので、よろしければご覧ください。
 http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/x_nagi.jpg

この画像を見た同氏は「これは(現地で撮影した文字ではなく)京都駅の表示板ですね」と物足りない顔をされ(たように見え)ました。

その後、名古屋で学会があったとき、同氏はまたも「近くに『杁中』という面白い地名がありますよ。一見の価値があります」とご教示くださいました。翌日、なぜか杁中駅周辺でカメラを構えている私の姿がありました。
 http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/x_irnk.jpg

144 Re^3: 頭塚 コメント数:  0件
  水鳥川真樹 2001/04/23 (月) 05:10
> 平家物語には「頭塚」ではなく、「頭墓」として出ていました。訂正します。

気になったので久し振りに『平家物語』を読んでみました。
巻第七「還亡」に次のように出ていました。

同天平十九年六月十八日、髑髏に玄ムと云ふ銘を書て、興福寺の庭に落し、虚空に人ならば千人許が聲にて、どと笑ふ事在けり。興福寺は法相宗の寺たるに依て也。彼僧正の弟子共是を取て、塚を築き、其首を納て、頭墓と名づけて、今に有り。是即廣嗣が靈の致す所也。是によて彼亡靈を崇られて、今松浦の鏡宮と號す。

『今昔物語』巻十一第六、『扶桑略記』天平十八年六月条、『南都七大寺巡礼記』なども参考になると思います。

143 Re^2: 頭塚 コメント数:  1件
  獺祭 2001/04/19 (木) 14:54
平家物語には「頭塚」ではなく、「頭墓」として出ていました。訂正します。
また、蘇我入鹿にしろ、平将門にしろ、生首が飛んだことになっていて、そこに築かれた塚が「首塚」と呼ばれているわけですが、玄ムの場合はしゃれこうべ(玄ムという名前が書かれていたとあることから、完全に白骨化した頭蓋骨で、名前を書かなければ誰のモノかわからない状態だったと推測できます)が落ちてきたことになっていて、そのことも「頭墓」の由来に関係しているかもしれません。

>える必要がありそうですね。柳田征司・宮地敦子両氏の論文など読んでみますね。
内容を紹介してもらえるとありがたいです。


142 Re: 捕者帳(2) コメント数:  0件
  佐藤 2001/04/16 (月) 16:47
水鳥川さん、補足・展開、ありがとうございました。

改めて山本氏のを読み返してみました。岡っ引き・下っ引きは、捕縛(現代の「逮捕」?)すらできなかったそうですね。許しがないと。やむにやまれぬ場合(緊急時)は例外だったようですけれど。

時代劇だと、やはり、上役にお伺いを立てるような場面が挿入されているのかな。

141 捕者帳(2) コメント数:  1件
  水鳥川真樹 2001/04/16 (月) 05:56
稲垣史生編『三田村鳶魚 江戸武家事典』(青蛙房 昭和33年)には

 捕物帳というのは、奉行所から捕物のために出動した記録であります。近頃は何の某捕物帳というわけで、同心や目明しどもまで、何か記録していることがあったように思われているらしい。まあ今日の巡査が持っている手帳のような工合に、考えている人もあるようですが、そんなものがあったわけではない。昔の捕物帳というのは、そういうものではないのです。(出典が明記されていませんが『捕物の話』からの引用だと思います)

と出ていますが、岡引が腰に捕物帳をぶらさげるようになったのは、映画の影響ではないかと思います。

なお、正保四年の捕者帳の写真が花咲一男監修『大江戸ものしり図鑑』(主婦と生活社 平成六年)の100ページ、天和二年のものが稲垣史生『歴史考証事典 第二集』(新人物往来社 昭和52年)の70〜71ページに載っています。

140 捕者帳(1) コメント数:  0件
  水鳥川真樹 2001/04/16 (月) 05:55
20010413
> [捕物帳は]どうやら、本来、「捕者帳」と表記すべきものだったらしいんです。

「捕者帳」を「捕物帳」と表記したのは岡本綺堂『半七捕物帳』が嚆矢のようです。「石燈籠」の中では次のように書いています。

 捕物帳というのは与力や同心が岡っ引等の報告を聞いて、更らにこれを町奉行所に報告すると、御用部屋に当座帳のようなものがあって、書役が取りあえずこれに書き留めて置くんです。その帳面を捕物帳と云っていました。

綺堂は捕者帳(捕物帳)の何であるかは承知していたようですが、後になると岡引が持つ手帳のように考える人が多くなったようです。『半七捕物帳』の本文に捕物帳が出てくるのはこの「石燈籠」だけで、「半七は自分の控え帳を繰ってみた」(「妖狐伝」)のように「控え帳」という言葉を使っています。


139 Re: 頭塚 コメント数:  2件
  佐藤 2001/04/13 (金) 20:27
獺祭さん、ようこそ!

> ふと日本ライブラリーで平家物語を読んでいたところ、「頭塚」という言葉が出てきて、そこにはやはり奈良朝の僧玄ムの墓と見えています。私も、首塚ではなく、頭塚という表現が気にかかったのですが、平家物語が成立した頃には(玄ムの墓との)伝承がすでにあったことになります。

お知らせ、ありがとうございます。漢字「首」「頭」と、語形(音形?)カシラ・クビ・カウベ(コーベ)と、語義の三者の関係が、どのような変遷をたどったかを考える必要がありそうですね。柳田征司・宮地敦子両氏の論文など読んでみますね。
どうぞ、お気軽に投稿なさってくださいね。

138 頭塚 コメント数:  3件
  獺祭 2001/04/12 (木) 01:06
はじめまして。
ちょっと気になる語があったのでインターネットで検索したところ、こちらのページが引っかかりました(海外在住なもので文献等が手元になく)。

ふと日本ライブラリーで平家物語を読んでいたところ、「頭塚」という言葉が出てきて、そこにはやはり奈良朝の僧玄ムの墓と見えています。私も、首塚ではなく、頭塚という表現が気にかかったのですが、平家物語が成立した頃には(玄ムの墓との)伝承がすでにあったことになります。
1998年の記事なのですでに考察済みかもしれませんが、ご参考までに。

137 Re: 江戸時代の「乾杯」は コメント数:  0件
  佐藤 2001/03/22 (木) 12:11
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
小林さん、ようこそ!

>江戸時代やそれ以前では、武士階級の酒席や町人の寄り合いなどで会を始めるときには発声の言葉はあったのでしうか。

むずかしいですね。まだちらっとしか参考書のたぐいは見てませんが、分かりません。苦肉の策で、時代劇などの場面を思い浮かべてみるのですが、声が出て来ない‥‥‥ 一斉に飲みはじめるので、何か、掛け声があった方が好都合だとおもうのですが。江戸文学などで結婚式とかの場面をさがせば、何かあるでしょうか。

136 江戸時代の「乾杯」は コメント数:  1件
  小林雅一   | DQN00472@nifty.ne.jp 2001/03/20 (火) 03:33
はじめまして。私、江戸文化を研究しているのですが、どうしても判らないことがあります。現在は酒席の場では「乾杯」と言ってから飲み始めますが、江戸時代やそれ以前では、武士階級の酒席や町人の寄り合いなどで会を始めるときには発声の言葉はあったのでしうか。武士が差し向いの時は「一献」などと聞きますが、大人数での発声はなんと言ったのでしょうか。よろしくお願いします。

135 Re: 江戸城の見取り図 コメント数:  0件
  佐藤 2001/03/18 (日) 02:52
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
水鳥川さん、ありがとうございます。詳しく教えていただき、助かりました。

Web上もさがしたのですが、ありそうでないものですね。

134 江戸城の見取り図 コメント数:  1件
  水鳥川真樹   | masakim@kun.ne.jp 2001/03/17 (土) 05:43
>どこかに、江戸城本丸(御殿?)の見取り図はないものでしょうか。

江戸城の見取り図が載っている本はいくつか持っていますが、古書店で購入したものが多いので入手困難かもしれません。
比較的最近出版された

深井雅海『図解 江戸城を読む』(原書房 1997年)

の32〜33ページには"「御本丸表向御座敷絵図」(『徳川礼典録附図』)により作成"とキャプションのついた図が載っています。

なお、稲垣史生『図説 大江戸おもしろ事典』(三笠書房 1993年)には見取り図はありませんが、79ページに"将軍・大名の「官職・位階」表"があり、「詰所」が明記されています。それによると寺社奉行は「芙蓉の間」に詰めていたようです。

133 Re: 日本橋(気になる言葉3/13) コメント数:  0件
  佐藤 2001/03/14 (水) 17:29
> 地名ニホンバシと橋ニホ’ンバシの使い分けはいつごろからあるのでしょうかね。何かわかる資料があるとよいのですが。

そうなんですね。厳密にはここをはっきりさせたい。中央区の橋の「日本橋」が○●●○○(ないし○●○○○)であることを。でも、その手の資料は手元にない‥‥‥ そこで、カンボジアの橋だけに注目するようにしました。「(しかも、東京都中央区のではなく、カンボジアの)」という注記は、その辺のためのぎりぎりの免罪符でした。

>「アメリカ橋」は平板型を反映したようなメロディーでした。

情報、ありがとうございました。やっぱり、私が古い?
アメリカ橋→http://www.mapion.co.jp/cgi/m?no=1091989000195950035

132 日本橋(気になる言葉3/13) コメント数:  1件
  岡島   | aki@o.email.ne.jp 2001/03/14 (水) 11:28
 プロジェクトX、私も見ました。平板型のニホンバシが優勢でしたが、ニホ’ンバシと言っていた人も居たように思いました。番組の宣伝の時だけだったかなあ。

地名ニホンバシと橋ニホ’ンバシの使い分けはいつごろからあるのでしょうかね。何かわかる資料があるとよいのですが。
橋から地名が独立して平板化した、ということなのでしょうが、橋も平板化しかかったけれど、他の「−橋」類との仲間意識で残ったのかもしれませんね。

 狩人が歌っていた「アメリカ橋」という歌は(その前に作詞者奥村光伸が歌っていたと記憶しますが)、なんとなくアクセントを反映しているメロディーのように思います。で、「アメリカ橋」は平板型を反映したようなメロディーでした。

131 Re: 暗号 コメント数:  0件
  佐藤 2001/03/11 (日) 13:09
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
水鳥川さん、ようこそ!

> この「暗号」は江戸城内での殿中席(詰めの間・控えの間とも)を指しているのではないでしょうか。例えば、安永二年の『大名武鑑』では松平大炊頭の項には「帝鑑間」とあります。
> この考えで「暗号」を解くと次のようになります。

早々の御教示、ありがとうございます。ばっちり解けますね。知行地(?)や幕臣役名役料を書き込んだ延長にあるものだったのですね。この線で考えるべきですね。

130 暗号 コメント数:  1件
  水鳥川真樹   | masakim@kun.ne.jp 2001/03/11 (日) 06:09
■書き込まれた暗号(20010309)
右端の松平右京亮の左には「カン」とあります。隣の板倉伊予守のは略字の「同」のようです。松平と同じように「カン」だということでしょう。どんどん左に目をうつせば、「キク・ヤナキ・テイ」などが出て来ます。この四語が比較的よく見られるのですが、ほかに「大ヒ」というのが25ほどあり、ほとんどが松平姓です。また、数は少ないですが、「大口」「タマリ」とするものもあります。
------------

この「暗号」は江戸城内での殿中席(詰めの間・控えの間とも)を指しているのではないでしょうか。例えば、安永二年の『大名武鑑』では松平大炊頭の項には「帝鑑間」とあります。
この考えで「暗号」を解くと次のようになります。

カン:雁間
キク:菊間
ヤナキ:柳間
テイ:帝鑑間
大ヒ:大広間(二之間・三之間の別あり)
大ロ(漢字の「口」ではなく、片仮名の「ロ」):大廊下(上之部屋・下之部屋の別あり)
タマリ:溜間

129 Re: 山田先生 コメント数:  0件
  佐藤 2001/02/21 (水) 19:47
 http://www.gifu-u.ac.jp/~satopy/
金川先生、ようこそ!

>先生のホームページから私のところに来ていたとのことでした。

ちょっとはお役に立てたみたいで、嬉しいです。

>※最近、文章に自信がなくなって、ホームページは閉鎖しています。

ええっ! それは、大変。ご事情は分かりませんが、さびしいかぎりです。言語学の書き物が読める随一のサイトでしたのに…… 一日も早い復活をお祈りいたします。

128 山田先生 コメント数:  1件
  金川 欣二   | kanagawa@toyama-cmt.ac.jp 2001/02/21 (水) 17:00
 http://www.toyama-cmt.ac.jp/~kanagawa/
 こんにちは。
 富山国際大の山田先生が、今日、私の部屋に来てくださいまして、富山方言の資料をくださいました。
 先生のホームページから私のところに来ていたとのことでした。
 
 富山から去られるとのことで、富山文化を守る人がみんないなくなります。
 そのせいか、今日も暗いです(雨天のせいかもしれません)。
 話したのは初めてだったのですが、面白い先生だったので、もっと前から話をしておけばよかったと思いました。
 
 ということで、とりあえず、挨拶代わりの書き込みでした。

※最近、文章に自信がなくなって、ホームページは閉鎖しています。
 リンクはよかったらそのままにしておいてください。
 考えなおすこともあるかもしれません。(^_^;)

127 Re: 車偏に山 コメント数:  0件
  ジテン・フェチ   | n-oohara@mue.biglobe.ne.jp 2001/01/27 (土) 01:13
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~jiten/
>  書き忘れたことがあるので追加しておきます。
 『現代漢語例解辞典』に「車偏に辰」の字があります。
他の漢和辞典では見たことがありません。
 「檀じり」の「じり」にこの字が使われています。

126 Re: 「違和感を感じる」と「違和感がある」 コメント数:  0件
  ジテン・フェチ   | n-oohara@mue.biglobe.ne.jp 2001/01/27 (土) 00:56
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~jiten/
> はじめまして 台湾からです。ネットサーフィン中こちらにまぎれ込みました。タイトルの「違和感を感じる」ですが、オフイス97のツール[T]で校正すると「違和感がある」と修整候補として出てきます。間違いでしょうか。
 
 「違和感を感じる」・「馬から落馬する」・「電車に乗車する」の部類の言葉を
重言といいますが、私のサイトの一つ『雑学の鉄人』のなかに「危険が危ないの辞
典(重言の辞典)」というコンテンツを作っています。
 よろしかったら覗いてもらえませんか。

125 車偏に山 コメント数:  1件
  ジテン・フェチ   | n-oohara@mue.biglobe.ne.jp 2001/01/27 (土) 00:44
 http://www.hello.co.jp/~waseikanji/
 タイトルの内容の書き込みに対する回答を『ジテン・フェチの漢字辞典』の
掲示版にしておきましたので、覗いてください。
 ちなみに『中華字海』からの引用です。

124 Re: 「違和感を感じる」と「違和感がある」 コメント数:  0件
  大畑 良作。   | harima33@ms51.url.tw 2001/01/24 (水) 10:42
> はじめまして 台湾からです。ネットサーフィン中こちらにまぎれ込みました。タイトルの「違和感を感じる」ですが、オフイス97のツール[T]で校正すると「違和感がある」と修整候補として出てきます。間違いでしょうか。
最近、この手の表現よくありますね。重ね言葉「馬から落馬する」って類いと言えそうです。もちろん、自己弁護のはやり言葉「市民権を得ているようだ」って言えばそれまでですが、「・・感を覚える」「・・感はない」が本筋でしょう。
因みに、私も台湾に住んでいます。

123 「違和感を感じる」と「違和感がある」 コメント数:  2件
  荘 豊利   | toyotoshi40@yahoo.co.jp 2001/01/23 (火) 23:30
はじめまして 台湾からです。ネットサーフィン中こちらにまぎれ込みました。タイトルの「違和感を感じる」ですが、オフイス97のツール[T]で校正すると「違和感がある」と修整候補として出てきます。間違いでしょうか。

122 お願いがあります コメント数:  0件
  さつき   | whitetulip@par.odn.ne.jp 2001/01/22 (月) 00:24
はじめまして、現在教育学部3年生社会科教育の者ですが、せんせいにおねがいがあります。
私のインドネシア人の友人が日本の文学などを研究しているのですが、彼が研究を進めるにあたって、日本の言語学を研究している先生を紹介してほしいと頼んできました。
佐藤先生のご専門とは少々違うかもしれませんが、先生の研究室の方学生さんから、先生が一番近い分野を研究なさっていると聞いたのでせひお願いしたいと思った次第です。
すみませんが一度私のEメールの方にお返事をいただけませんか?このHPから先生のアドレスが発見できなかったのです。
私のきちんとした自己紹介と彼が送ってきた文章をお送りしたいと思います。
お会いしたこともないのにこんなことをお願いして、本当に申し訳ないと思いますが、同じ学生として少しでも友人の研究の手助けができたらと思っています。
よろしくお願い致します。

121 Re: はじめまして コメント数:  0件
  佐藤@岐阜 2001/01/15 (月) 23:43
飯田朝子さん、ようこそお出でくださいました。

>今日は三省堂のウェブサイトにリンクをしていただいたというご連絡を受けて、同じリストに貴サイトが載っていましたので遊びにきました。

あはっ。実は私も、さきほど、飯田さんのところにうかがったところでした。行ってみて思ったのですが、以前、拝見した記憶がありました。

>意味論を中心として研究しています。

私も意味論に関心だけはあるのですが、なかなか論文までは手がまわりませんね。いろいろ、勉強させていただきます。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

120 はじめまして コメント数:  1件
  飯田朝子   | iida@gengo.l.u-tokyo.ac.jp 2001/01/15 (月) 17:10
 http://www.gengo.l.u-tokyo.acjp/~iida/
こんにちは、飯田朝子と申します。今日は三省堂のウェブサイトにリンクをしていただいたというご連絡を受けて、同じリストに貴サイトが載っていましたので遊びにきました。私は一昨年に日本語の助数詞についての博士論文を書き、意味論を中心として研究しています。サイトでは「ことばの素朴な疑問」というページを開設して、多くの皆さんからのご質問がご教示を参考にさせて頂いています。
先生の書かれた論文をオンラインで見れるというのはとてもいいですね。是非参考にさせていただきます。これからも宜しくお願いいたします。

119 謹賀新年 コメント数:  0件
  佐藤 2001/01/01 (月) 23:08
明けまして、おめでとうございます。

 日頃は、「ことばへの窓」へ御訪問くださり、ありがとうございました。21世紀を前にして延べ4万件のアクセスを記録しましたのも、みなさまのおかげと存じ、改めて御礼申し上げます。
 今後、佐藤、多忙のため、更新が思うようにはかどらないかと思いますが、ここ「芳名帳」を中心に、細々とでも続けていければと思っております。

 少々消極的なことを書いてしまいましたが、やる気だけは満々ですので、本年もよろしくお願いします。

           2001年 元旦
             佐藤@岐阜