一宮市立市民病院

一宮市立市民病院救命救急センターは平成22年5月に認可された新しい救命救急センターです。
当救命救急センターは人口約40万人の尾張西部医療圏の救急医療の最後の砦として三次はもちろん一次、二次の患者も受け入れています。
救急外来に来院する患者は年間約27000人で約7000台救急車が患者を搬送してきます。また、災害拠点病院としてDMATを有し災害派遣も行っています。
救急外来は平日日中は救急医学会指導医を中心に後期臨床研修医(3年目)、前期臨床研修医(1年目、2年目)が、休日夜間は外科、内科、小児科当直医を中心に前期臨床研修医が診療にあたっています。
研修医教育としては毎朝夕症例カンファレンスを行い救急外来で診察した症例について振り返り上級医が診療のツボなどの指導を行っています。
また、ローテーションした初期臨床研修医1年目は毎日症例、疾患についてレポートを提出し、2年目は論文抄読会を行い各自の救急医療に関する研鑽を行っています。
さらに、病院全体で毎月救急症例検討会を行い、各専門分野の医師が疾患に対するピットフォールなどをレクチャーしています。
目が回る忙しさはありませんが、その分一つ一つの症例を大事にして一次から三次まで、内因性・外因性を問わず多くの疾患を経験できる施設です。

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