career handbook 2027
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自己分析業界・職種・企業研究自己分析業界・職種・企業研究A.A.A.A.COLUMNQ.1Q.3Q.2Q.4 これまで、ただ漠然と日々を過ごしてきた訳ではないはずです。学生生活を通じて、一生懸命になったこと、何かを得ることができた経験などはありませんか?華やかなものである必要はありません。学業や趣味にも目を向けて、自分らしいエピソードを探してみましょう。そして、なぜそれに力を注いだのか、どう取り組んだのか、それから何を得られたのかを明らかにできれば、立派な自分らしいエピソードになります。 一概には言えませんが、業績の低迷が一時的な現象なのか、継続的な状況なのかによって大きく異なります。現在は業績が悪いとしても、数年後に大きく飛躍する企業もあるでしょう。 企業の業績は、景気の動向によってもかなり左右されるので、できるだけキャリア・学生支援センターに相談して意見を聞いてみましょう。また、説明会への参加や会社訪問を行い、自分の目と耳で企業を確かめることも大切です。114就活の疑問や不安を解消!「就活Q&A(1)」自己分析から内定まで、就職活動のさまざまな疑問に回答するQ&A集(1)です。就職活動のヒントにしてください。自己分析は、いつまで続ければ良いのでしょうか?自分が志望する業界や職種は、残業が多いと言われており不安です。2華々しいエピソードは必要ありません。「自分らしさ」が伝わるエピソードを見つけましょう。業績は景気の動向にも左右されますので、キャリア・学生支援センターなどに相談しましょう。本当に納得できる会社に入社が決まったときが、自己分析を終えるときです。 自己分析をスタートさせて、すぐに完璧な答えが出ることはありません。「志望動機が書けない」「エントリーシートが通らない」など壁にぶつかったときや、さまざまな企業・人と出会うことで自分の進む方向性を見直したくなったときなど、自己分析は状況に応じて「何度も繰り返し行う」ことが重要です。そうすることで徐々に考えがまとまり、自分の強み、さらには自分に合った企業・仕事が見えてきます。内定を獲得し、本当に納得できる会社に入社を決めたときが、自己分析を終えるときと言えるでしょう。残業はどんな業界、職種でもあるものです。夢や将来を見据えて考えましょう。 残業が多い業界や職種もありますが、多かれ少なかれどんな企業でも残業はあると思った方が良いでしょう。どうしても気になる場合は、OB・OG訪問などで質問をすると良いでしょう。ただし仕事への意欲を疑われるような言い回しは避け、「日常的な勤務のスケジュールを教えてください」などという聞き方にしましょう。 残業があっても、やりがいのある仕事は多くあります。「残業」という言葉にとらわれず、自分の夢や将来を見据えて考えてみてください。自信を持ってアピールできるエピソードが思い当たりません。業績が低迷している企業を志望しても良いのでしょうか?

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