since Dec. 21. 2004

研        究

概    要

研究紹介スライド


研究の概要と今後の展開                                     → 戻る

不飽和土壌水の運動をテーマとして研究し、これまでに不飽和透水係数の推定法に関する研究、保水性(土壌水分特性曲線)と透水性(不飽和透水係数)の簡易測定法に関する研究などを行ってきた。また、農業集落排水処理施設の最適な運転方法の確立のために、間欠曝気型浮遊法への転換の効果に関する研究を行った。

現在は、土壌中の物質移動機構の解明に関する基礎的研究を積み上げながら、土壌浄化や環境修復を含めた環境管理技術などの応用的研究への展開を図っている。


近年の研究の概略                                         → 戻る

近年の研究活動                                          → 戻る

1.学術的意義: 定常法による不飽和透水係数の簡易測定法と厳密解析法を提案した。また非平衡法による水分特性曲線の迅速測定法と非定常法による不飽和透水係数の簡易推定法を提案した。接触曝気方式とOD方式の処理施設を、間欠曝気型の浮遊法に転換して運転する技術を確立した。

2.実用化への見通し: 間欠曝気型浮遊法への転換に関しては、滋賀県の実際の施設に適用され、充分な処理効果を挙げている。

3.地域社会への貢献: 全国土地改良事業団体連合会の建設副産物活用検討委員会の計画・技術部会に所属し、委員として建設副産物の利活用に関する留意点の提言等を行った。

4.国際社会への貢献 近年は天谷孝夫教授と共に中国内蒙古自治区の河套潅区への土壌調査を行い、また現地の研究者との交流と共同研究を推進している。

土壌の保水性と透水性の簡易測定(研究紹介用のスライドより)              → 戻る


保水性から透水性を推定するモデルの提案(研究紹介用のスライドより)        → 戻る

 

農業集落排水処理施設の機能強化に関する研究(研究紹介用のスライドより)     → 戻る