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人獣共通感染症学研究室の研究内容

狂犬病ウイルスの研究

狂犬病ウイルスの病原性発現機序の解明

Nishi 4d.jpg狂犬病ウイルス感染マウス脳における感染細胞の分布(茶色) 写真:伊藤由紀私達は、狂犬病ウイルスがどのような機序で致死的な脳炎を起こすかを分子レベルで解明することを目指しています。解明された機序を阻害する方法が見つかれば、本病を治療することができるようになると考えられます。

安全、安価かつ効果的な狂犬病ワクチンの開発

Nishi6 N cor,hip5.jpg狂犬病ウイルス感染マウス脳における感染細胞の分布(拡大)狂犬病が大きな問題となっている発展途上国では、経済的な理由からワクチン接種が十分に普及していません。私達は、狂犬病ウイルスの遺伝子操作を用いて、安全、安価かつ効果的な狂犬病ワクチンの開発を目指しています。従来よりも安価なワクチンが開発されれば、世界的な狂犬病の撲滅への大きな推進力となると考えられます。

アジア諸国における狂犬病ウイルスの生態に関する研究(分子疫学)

rapid dog1.jpg狂犬病を発症した犬(タイ)、 写真提供:源宣之先生私達は、タイやインドネシアなどで流行している狂犬病ウイルスを遺伝子レベルで解析し、目に見えないウイルスの自然界における動きを把握することを目指しています。このような情報の蓄積は、狂犬病の防疫対策を実施する上で非常に重要となります。

我が国の犬における狂犬病ウイルスに対する抗体調査

HR_Overlay_20070820195402_CH2.jpg狂犬病ウイルス感染マウス脳における感染細胞の分布(赤色) 写真:伊藤由紀日本では、「狂犬病予防法」によって年1回の犬の狂犬病予防接種が義務づけられています。しかし、実際の犬の免疫状況を調べるような制度はこれまで確立されていません。私達は、狂犬病ウイルスに対する抗体調査によって、定期的に我が国の犬の免疫状況を報告することを目指しています。